張力の重要性には注目してきましたが、ここでは、技法の基礎理論として記述します。
第一に、姿勢反射。
これを利用した解放反射は張力を媒介とする二点間の最適化反応だということです。そして、それは筋繊維あるいは皮膚、筋膜レベルで生じています。
第二に、
他の反応と同じく、時間と強さで反応は決定します。したがって、時間と強さを調節して最大の効果を引き出します。強さは、方向、対象領域(スリーブ)の広さで変わります。
第三に、
皮膚、筋膜は音に反応します。これを利用します。 音が聞こえれば簡単です。
2007.06.27
写真はビデオへの入り口です
07.11.28
握力マシンとソニックハンマー。いつもいってますが、姿勢反射への介入です。ですから 、力を入れて握ってもらったところに、ソニックハンマー、そして姿勢を変えていきます 。アンドパチグー。実際にも患者さんにためしてOKでした。かんじゃさんにも確かめてあります。別項にありますが、体のねじれは指のねじれ、指群のねじれ、にもなっています。そしてそれは、このような姿勢とアクションを組み合わせた技法でないとほぐせません。
07.11.05
ひざがしらと腹の解放、つまさきもです。
ひきつける力が腹筋、そして絞り込まれた内臓を刺激解放します。膝がしらの筋膜は実に 強力なのです。引き付けることによって張力が発生しています。どことどこでしょう。首もそうです、あちこちです。

これの前に、このポーズで腹ハンマーブラシでした。
肩関節内部も表面も   
引くと反射します
パチパチパチとたたいて、
それから引きます。腹部は上方へ押し上げます。
07.06.27
ハンマーブラシ法において ブラシへの反応は張力に比例します、
おおざっぱにいうと、ですが。
したがって、殿部あるいは腰部の場合、
負担をかけるような前屈姿勢がより有効です。
ベッドでの静止状態では得られない解放が
可能になります。より小さな領域においても同様です。、
全身の張力のパターン .............
2007.08.08
全身の張力のパターンは当然、姿勢を変えると変わります。パチという音の共鳴パターンも変わりますから、解放部位も変わります。

この、パチ姿勢動かし頭頚反射法は、長期に観察しますと、末梢部位を開放できる段階から、少しづつ全身レベルに拡大していきます。このビデオでは全身レベルの張力パターンの使い方を示します。右利きの人は左に向いて横になるのが苦手です。ですから、左に向くと張力は増加します。実感でその内部構造を観察しながら行います。
技術レポート〜顔の観察