技術レポート〜反射技法編
スリーブ感受性反射法の重要な要素は通常の押圧に加え振動、音、動作を用いる事、
さらに術者のからだとの反射を用いる事です。
超音波プローブを用いた基礎技法08.02.28
写真はビデオの入り口です
08.02.28
SSP技法1
上腕二頭筋には特別役割があるように感じます。ここに超音波プローブを押し当て、反射点、反射スリーブを刺激すると、両方がほぐれるとともに、張力通過点、すなわち腹部や腰部もほぐれていきます。また、全身的な筋膜の収縮という最も困難な場合の対処の入り口としてこの方法が使えるようなのです。反射スリーブとしては、反対側のふくらはぎが一番普通ですが、ちょっとした動作などを交えて観察しますと、スネあるいは足の甲、足の親指の甲側が出てきます。反対とは限りません。少しやっていると反対側の足が動きだしたりします。ここで問題なのは、それがわかるのは術者(わたし)の感受性によっているということなのです。ですから、その感受性が発達していないと動きがつかめません。また、若い人のめまいのようにむつかしいものはいりぐちがむつかしい、成果のみきわめがむつかしいのです。
むつかしさの半分は、超高周波成分の問題だからです。そしてそれへの対処は超音波あるいは拍手パチのような高い音が必要です。術者の頭頚反射も感受性の発動のために必要です。
Fingers and upper arm is the points in his case. I feel stiff strings on them.
After doing this, I felt much more soft muscles. His muscles and fascia are very special. Very hard they are. In such case, supersonic probe and a hammer are necessary.
08.02.28 
SSP技法2
足底筋膜の解放はアキレスとセットが基本です。ご覧のとおりカカトは位置、角度もみます。指根も部位として区別します。ここも超音波が必要です。直接痛みを訴えることはあまりない部位ですが、全身に影響しています。特に全身筋膜問題の人はマストです。
How to relax soles, it is very difficult. It's importance is not understood, I would like tosay. The point is, high frequency part needs supersonics. Very simple it is.
基礎1
甲パチ法
パチののち、ほんの少し甲を伸ばす方向に曲げながら引きます。このとき、ボッと解放音が聞こえます。本人には通常聞こえません。拍手は・少し長めにする場合があります。響きが変化してきます。打ち方もけんきゅうしてください。07.06.27
基礎2
パチ顔法
顔はたたいてはいけません。
ですから拍手です。次のステップのグー圧は少し時間をかけます。神経の応答は時間×強さ、に比例します。張力を強める方向にずらします。

07.06.27
基礎3
足甲足指
頭皮の解放、腰の解放、首などに用います(左)。足先にはすべての成分が集まっています。ですから、右のように胸筋にもです。さらにはくわしくは、爪の観察、筋膜の観察が必要です。07.06.27
基礎4
頭SH押し
後頭部はとてもかたく、指で押すぐらいではほぐれません。しかし、からだのひずみの集中するところですから、いろんな方法で開放します。 ソニックハンマーを頭皮に押しつけます。この技法の前にアキレス、ふくらをSHで押しましたら、上部胸椎が動いてきました。私の体が知らせるのです。
07.06.29
みみかけ、と呼んでいるところと乳様突起にかけては、脚、ひざのセットです。ダブルハンマーを用います。07.28
基礎5
どこでもパチグー
07.11.08
前肩、すなはち上腕骨の前側ですが、こんなとこもパチグー法が最適な場合が有ります。 音に反応する高周波成分をほぐす必要がある場合です。これで、テストアクション、広が りました。動作テストで確認してください。このとき、術者が体感できるとベストです。
胸部筋膜を用いて腹部をほぐします 絵をクリックするとビデオが見られます。
2007.04.14
足甲ハンマー法で頭をほぐす 頭をもみマッサージしながら。そして拍手パチグー。
2007.01.22
負荷ハンマー法 前腕、手首、掌筋膜そして頭をほぐす。これも姿勢反射です。
ダンベルは3キロ、二つで6キロです。力の強い人はもう少し重いのを使ってください。
両手にダンベルを持って、足先ハンマーで動作をする方法も効果的です。
2007.01.22
脊柱をねじりながらハンマーを打ち、さらにパチグーです。打つところは足底、アキレス などです。ねじり角を大きく取ると効果は大きくなりますが、下痢などの影響が出ますの で、全体を見て控え目にします。側彎の治療にもマストです。
胸郭まで動かすやり方も次第に使っていきます。

2007.07.27
前腕の音
2006.12.10ビデオの前半は脚を刺激しておいてさらに前腕をたたいてパチパチという音を入れたものです。ハンマーの振動を用いていますが、大腿の骨膜、股関節の筋膜をも反射に用いるにはこのやり方が必要です。後半は甲をたたいてますが、素肌であれば前腕でよいのです。
足爪の重要性
爪引きマッサージ法
膝、特にその内側が痛くて長引いているのです。腸骨周の筋膜、大腿の上部などを解放しても、脊柱を解放しても続いています。やっと見つけました。足指、入爪縁を反射点として用いるのではなく、そこを痛くしておいて膝の内側をマッサージするのです。やってみますと、大腿も、アキレスも、なんと、ひたいも肩甲周もこれでした。膝の痛さの抜けていく様子は報告してもらえます。しびれが出たり、つったり、が生じますが、そこを同じようにマッサージすれば治ります。つぎつぎこんなことになりました。2007.01.1
解説
小指とは限りません。親指のほうがよい場合もあります。指をひねったほうがよい場合もあります。類似の技法に、”入爪縁列ハンマー首回し”があります。イスで、足指をハンマーで打ち続け、本人に首をゆっくり左右に何度もひねってもらうのです。次第に背中もひねってもらいます。驚くほど効きます。もうひとつ、ふくらハンマー背中マッサージ法もあります。伏臥で、ふくらを刺激し続けながら起立筋などをマッサージするのです。実はこれ、すべて、姿勢反射への介入方法のヴァリエイションなのです。自操の場合、たとえば、イスにすっわて親指の爪を持ち、底屈するように引き伸ばし(伸筋腱膜と腱)、そして大腿直筋をしっかりマッサージします。これで直筋は解放されます。このとき、頭でもかすかにチリチリと音がしています。頭皮が解放されているのです。足の小指を引っ張っといて上腕三頭筋をマッサージ、というのも同じです。ひじも同じです。
2007.05.16最新の情報 絵をクリックしてください
大腿ハンマーと首(頚部筋膜)
仰臥において、乳様突起からあごの下にかけてタッチしておき、
ハンマーで大腿を広く打つ。
すぐ拍手し(大きな音で)、またすぐ両手で大腿と頚部を押す。
頭が45度ぐらい回転することになる。術者は脊柱と指先に力を入れること。脊柱反射と、最も神経密度の高い指先を共鳴反射させるためである。いろいろ試して解放音の大きなやり方を身につけてください。
2006.12.31

手を首の真後ろに置いて持ち上げる技法、C1窩二指先を置いておいて押し上げる方法、などバリエーションがあります。 上部僧帽筋をつかんでおいて引く技法もあります。外方に引くだけでなく、肩峰近くをつかんでおいて、内側に引くこともあります。 すべてに共通するのは、拍手あるいは患者の素肌をたたいて音を出すこと、術者自身の体を使うこと、解放音でいつも反応を聞いてていることです。
音だけでよいのです2007.3.4
いろんな実験をやった結果、音だけでよい、足先も、そこをたたくより近くで拍手するほうが良い、とわかりました。
したがって、ハンマーは体に触れる必要がありません。これで胸部、腹部、首も楽に解放できるようになりました。
もう一つ言えることは、胸部腹部も脚、足指成分の除去が重要だということです。
「胸がスーっと抜けた」という感想でしたが、エキカが痛くなり、さらにやると今度は右後頭部が痛くなりました。(左利きの人ですが)後頭を経由してテンションが反対側へ流れているのです。実に明らかな結果です。
つぎは膝です
膝蓋のあたり、ひざのうら、などにハンマーを近づけ音で刺激し、拍手の後押し込みます。
するとごく深部の靭帯などもほぐれます。これを左右実施すると、ズキンズキンしていたひざは治り、かるくなりました。
効果ありすぎ
あまりに良く効いて、午後にめまいがでました。
結論としては、左足の親指、入爪縁、そのまわりにひどい痛みが出ていました。
ハンマーパチグー引きをなんどもやって解決です。
若い人のめまいも足の親指がポイントです。
次の日仙骨周囲成分です。2007.03.06
また次の日、広背筋から上腕に音を浴びせて、脊柱を解放しました。行きにくいほうへ首を回し、そこをタッチしながらハンマーを使います。ボーと素晴らしい音がします。