反射関係は、操作のつど実証的に確かめる必要があります。反響の様子を手で、音で感じ取る必要がありますが、患者さんの実感をよく聞きましょう。そして、その後の変化、翌日の様子もいっしょに判断しましょう。こんなふうに、とうとう大腰筋の解放にめどを得ました。
写真はビデオの入口です
そして次の日07.11.22です
おとといは、左の写真、大腰筋などです。
今日は、右の図、緑の表示の部分、触るととても痛いのです。実は、背中も、腕もみんないたいのです。そういうときは、ブラシ、軽く触れて、横振動です。
07.11.21下のビデオの翌日です。
すごい状態です。全身にいろんな動きが出ています。ビデオには映ってませんが、当然何度も頭をほぐしています。
股関節をねじる操作です。内部および大腿の筋群をほぐします。今日は反応が十分あります。ただし、あまりやりすぎるとまた苦しくなります。
これを可能にしたものは何でしょうか。いままで、腰回りについて、この方の操作をいろんなケースで紹介しています。最新のは、下のビデオです。すなはち、頭と足の甲、すなはち脊柱の上に開いたところと下に開いたところです。
治療期間はどうでしょうか。じつは、99年からです。9年ですか。回数は、なんと、かぞえきれません。3年前から毎日なのです。日に二回というのも、2年ほど前によくありました。表層はとっくに終わっています。ですから、このごろはもっぱら深層が問題、屈折点の内部が問題です。その追及が今日です。
今の技術のポイントはなんでしょうか。ミニハンマーでゴリゴリあいたた、と少しくだいて、それから拍手パチグーです。ぐーの押し込みは私の頭頚反射こみですが、ややゆっくりした全身のちから、意識が関与しています。そして、その反応の音を聞きながらの操作です。
そうした各ステップの技術をマスターして下さい。
07.11.20
腰の奥、おなかがわでミシミシしました。
大腰筋の起始は腰椎そして腸骨の内側の上の方です。いつも何とかしたいと考えているところです。これまでもいくつか操作法を書いていますが、いまひとつ中心に迫れませんでした。
重大技術だったのです。
07.11.20
甲の中央がうずくとき、私の右足ですが。やっぱり、Sさんもここ。それが頭です。ビデ オでは足首に上がっていった段階から移しています。
技術レポート〜大腰筋の発見