技術レポート
別項で縫合の音がする場合をいくつかとりあげていますが、ここでは大腿から下腿、足、足指までを積極的にほぐしていく方法を紹介します。
足指が反りあがっていて、背中の丸い人はこの領域の徹底解放が必要です。
これをやると、引っ張っていた脚が緩みますから、頭部は縮んでしまいます。したがって緩める必要が生じますが、ゆるみやすくなっています。
イスで、拍手パパ→頭はさみねじり、でボーとほぐれます。このアクションはビデオにあります。
写真はビデオの入り口です
07.09.20
頭を直接反射点にする方法
頭の上には微振動ブラシ、すなはち、火星人にブラシを輪ゴムでくくりつけたものです。右手は上腕三頭筋をつまんでいます。ブラシをギュギュギュと頭皮に押し付けるのです。頭が痛い時、上三を反射点としてほぐすことがありますが、ちょうど反対です。このように、微振動ブラシは頭を使うのにとても適しています。震動が弱いと思われるかもしれませんが、夜中に布団の中で試してください。
07.09.15
後頭、側頭の
ほぐしかた
後頭窩の重要性については、あちこちに書いています。ほぐし方についても。側頭、後頭、ひたいも同じです。さて、この部分の特徴をみますと、”筋膜比率の高いこと”です。同様の場所を探すと、ひざがしらがそうです。ひじ、甲、指もそうです。こうした部位においては火星人がとてもよいのです。頭ももみながらです。
仰臥位で3のつま先をしっかり持ち、ハンマーで1域または2域を2〜3秒打ちます。すぐ2域を手のひらでボンボンとやわらかく深く叩きます。そして、つま先をしっかり伸ばす方向にひきながら2域を手のひらで押します。タッチだけでもよいのですが、押す、あるいは引くことで反応の様相は変わります。
3域のかわりにふくらはぎ、あるいはアキレス腱というのもやります。
いろんな部位の組み合わせを用いることによって、徹底解放を目指します。
このあとで前屈テストをしますと、「からだがのびた」となりますが、胸郭が痛い、腰が痛いというのが出てきます。胸筋膜はスネの関係ですから、足指つかみ2域ハンマー、さっと手を移して胸部をタッチし、足指を力強く引きます。ボっと音がします。背部、腰〜仙骨域は後頭窩でほぐします。
上腕二頭筋、上腕三頭筋にも出ていますが、ここも後頭です。頭頂のほうが良い場合もあります。
最後にイスに移ります。
頭のはさみねじりですが、少し強めに頭をはさむと縫合まで反応します。音はキリキリというものです。
ただし、ある段階まで全身の解放が進んでいないと、縫合は動いてくれません。
前屈テストをすると、この操作でグンと楽になったのがわかります。
首ひねりで縫合の音を聞く
自操の場合の最新事例(2007.03.23)
きのう22日からソニックハンマーを使い始めました。手の指、その爪回り、甲など。そのあとではいろんな所がほぐれやすくなりました。
そして今日23日。手も少しやりましたが、特に右足親指の爪、その周りを長く。そして、背中を軽くハンマーで打ってから拍手、すぐ両手で頭を押さえて首に力を入れながらかがみこみ姿勢をとります。ねじりながら、反対にねじりながら何度もです。このときキリッキリッと後頭で音がします。こまかい記述はしませんが、脊柱のねじれの解消に並行した縫合の音です。胸郭の修正も伴っています。
ちなみに、頭の変形と胸郭の変形は反対になっています。胸郭は左が縮み、頭は右が縮んでいます。
ついでにいいますと、鼻梁の左央部、軟骨に変わるとこにソニックハンマーを当てると、縫合を経由して左眼球のうちがわまで激しい震動が生じました。
2007.06.25 鼻梁の縫合です

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