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フォトグラフ

HORIZONのイメージ画by shoさん

 

笛子 DIZIの 王 明君さん(WANG MING JUN)

HORIZONをプレイ前に聞いて頂いて「中国の大きな大陸を感じます。素敵です」といわれてすごく嬉しかったです。

HORIZONは曲順を決めるのにもみんなが「1曲目」というほど、アルバムのイメージを固めたようです。それも王さんのおかげです^^

今昔物語で尺八を演奏して下さった土井啓輔さん

アメリカ仕込みの尺八プレーヤーです

最初はフュージョンぽく演奏して下さったのですが(アジアでもろ演奏とは思わないですものね^^;)

「典型的な日本でお願いいたします^^」

とお願いしまして 見事!でした

 

 

「舞」「ほーねん節でパーカッションを担当していただいた梯郁夫さん(カケハ シイクオ)

最初「ほーねん節」はエスニックLOOP DRUMで行こうと思っていたのですが、やはり生楽器を入れたくなり、「何時間かかるかしら・・」とすべての楽器のダビングの後にお願いして延々と組み立てていって頂きました。
それはそれはもう いろんな楽器で^^


上 「舞」での笙の西村祐二さん
笙のピッチは本来441ではないのですが(日本の音叉はほとんど440ですが、日本のポップスのチューニングは441 西洋クラッシックは442と聞いております)

チューニングも音域も全くわからない私に丁寧に教えて下さって、素敵に仕上がりました

 

 

「初恋」で使用していただいた中国BASS
演奏は渡辺さん

コーラスばかりの曲の中に 歌とピアノ中国BASS そして、間奏からはstrings とLIVE で実現できたら素晴らしいだろうなあと思います

「この曲 くちこきゅうでしてみたいの」といったら「口じゃなくてどこで呼吸するの?」といわれたギャグつきの曲^^

「口胡弓」です〜〜〜

日本というよりもアジアと言った方がいい曲調でしょうか・・

甘く切ない初恋のイメージを描いてみました
伝わったでしょうか?

 

 

「ほーねん節」で見事な歌を披露してくれたANNA SUGAR さん
今回の出会いは本当に偶然なのですが、彼女の声を聞いたとたん「是非!」と思いました。
最初にスタジオに遊びに来てくれた時に その場で歌ってもらった曲が「ほーねん節」で彼女が歌っている間に私の中でこのメロディーを彼女の多重コーラスにしよう・・ 島唄の原型も残しつつ私の口BASSやコーラスで 合いの手のごとくまた包むごとくやってみよう!」とすっかりと組み立てが出来ていました。

ソロをやっている彼女にとっても1人多重というのは初めての体験でしたが、実に努力をしてくれて、
一度我が家でプリプロをしたあと 本番スタジオでしたが、素晴らしい出来栄えでした。

またスタッフも「あの曲がこうなるとは思わなかった」とびっくりしてもらって、満足な1曲です^^
ぜひ「ほーねん節」の島唄バージョンも聞いてみて下さい。(いろんな方がいろんな歌詞で歌っております。なにせ島唄は 譜面 の世界ではなく、親から子へ 祖父母から孫へ伝承されていくものなので、家庭の味のように1曲で様々なバージョンが今も伝えられております)

 

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今回のアルバムmixをしてくれた 上條直之さん

コーラスのチャンネルがあまりに多くマルチスレーブ(通常48chデジタルテープにとるのですが、足りなくなるともう1台テープを同期させて回すことがあります)をプロトゥールスにしたのですが、 TDはすべてプロトゥールスに(パソコンの中での処理)

これがまた大変な作業でして、大量のコーラスのバランスをとるだけでも一苦労 なにせ通 常のミキサーは目の前にありますが(左写真の右側のミキサーのように)コンピューターだと画面 に入りきりません。

音質も電源ユニットを変えるだけで、全く違う音になってしまったり・・パソコンがフリーズしたまま作業が止まってしまったり・・とそれはもう大変な作業でした。
(私は横から「このコーラスはもっと奥深く」とか言っているだけで(・・;))

おつかれさまでした!!

今回の録音をしてくれた、佐藤智宏さん
ボーカルが全て終了した時に「わあ最初に録音はじめたの8月ですよ〜」と二人で感動しておりました。

コーラス録音の時は彼と2人っきりで、ブースを隔てての孤独な地道な作業です。
そして、ポンダシを頼むとなると私が帰ってからも作業をしなければなりません。

それをいつも明るく、楽しく仕事をしてくれて感謝しております

本当にお疲れ様でした