My favorite ThinkPad

 

ThinkPad390X HDD 6.4G P3-500MHz 2626-JNJ

ThinkPad390Xは、同一モデルにMobile Celeron、Mobile Pen2、Pen3という3つのCPUが使われています。 同一モデルでBIOSも同じですから600Eや770ZのようにPen3を載せるとBIOS初期画面で蹴られることも ないと思われます。 Mobile Pen2の最高速は400MHzで600E、770X、Zを所有するものとしてはきわめて魅力的なCPUです。 

現在私は、ThinkPad600Eを普段着?にしています。Pen2 300MHz MMC-2というCPUタイプを366に換装して います400があれば是非交換したいと思っていました。ネットで格安の390XのJNJを入手した時からこの中の MMC-2 Pen2-400に垂涎状態でした。

以前600EにPen3 500MHzを搭載してみました。何とか稼動するのですが 残念ながらL2キャッシュをマシンが認識しない、BIOSのイニシャライズをするとBIOSで蹴られるようになります。 L2キャッシュが認識しない状態ではAPレベルではPen2 300MHzにも劣る結果となってしまいました。 ThinkPad600のキーボードが大好きで600Eの強化作戦を敢行したのですがPen3では情けない結果となってしまいました。 600Xも所有しているのですが普段着感覚で使い倒すにはちょっともったいない気がして600Eを何とか したいと考えていたわけです。(注)

390XならこのPen3 500がOKな可能性は高いし400は貴重品だし。 390Xの保守マニュアルを見るとCPU取り外しの用の特殊工具があることがわかりました。しかしこれは、デポ 専用で一般に販売はしてもらえないもののようです。 まあ何とか成るだろうと思いチャレンジしましたが、このマシンはCPUを自分で交換しなさいと言わんばかりの? 構造です。今まで私が経験した中で一番簡単でした。キーボードをはずし大き目のヒートシンクを取り外すだけ。 裏蓋に手をつける必要もないのです。240のメモリー交換(キーボードの下にはめる)と大差ありませんでした。 気をつける点は、保守マニュアルではわかりにくいF11の上部付近のキーボード止めのラッチを後方へ押し込む部分 くらいです。MMC-2のCPUカードも工具なしであっさり取り外せました。Pen3 500Mhzに交換したのですがまったく 問題なく動いてくれます。念のためBIOSのバージョンは最新にしてから実施しました。

スペックは、下記IBMのサイトでご参照になれます。

http://www-6.ibm.com/jp/pc/thinkpad/tp39001/tp39001a.html
(注)2001年9月現在我ThinkPad 600Eは、satoluceさんの
ご指摘によりL2 Cacheをソフト的にONにする方法でPen3 
450MHzで稼動しています。
 


15インチを超える液晶は迫力あります。



フロッピーとCD-ROMを重ねてます。
うまくまとめてあります。

 



IBMのロゴの下あたりにキーボードを止めているラッチがあります。
キーボードを取り外すときはこれをドライバーなどで奥へ押し込みます。


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