770のCPU換装


1AJのCPU、MMX233をPen2 366MHZ MMC-1へ換装します。事故責任です。(^^)
770の保守マニュアルをIBMサイトからダウンロードするのを忘れないで下さいね。
70のCPU換装はThinkPadの中でもそのプロセスの多さで群を抜きます。
でもでかい事は良いことです。
面倒なだけで丈夫だし細かい神経を使わなくて良いので扱いやすいです。

HDD、バッテリー、CDをまず取り外します。

DVD用のヴィデオ拡張カードも取り外します。

まず背面のスクリューから抜いてゆきます。

スクリューは、元に戻すときに間違えたり止め忘れたりしないよう外した順番にケースに入れてゆきましょう。

 

キーボードベーゼルの4つのネジを外します左から
2番目のネジだけ長さが少し短い。

手前を少しずつ持ち上げてはずします。ベーゼル、キーボードごと持ち上がりますので一番手前のフラットケーブル保護用のベルトから外します。

ラッチ外しは、ドライバーなどの金属よりは木製かプラスティックの方が良いでしょう。

スタバのスプーンで作ったラッチ外し工具 (^^)

キーボードベーゼルの足を折らないように気をつけましょう。折ったら1万円以上。(^^)

フラットケーブルはキーボード用が3本、バッテリー残表示やディバイスアクセス表示の液晶パネル用が1本あります。

キーボードを取り去ったら手前のスピーカを外し右横におきましょう。

ウルトラベイのランプなのですがピンセットなどで抜き取ります。これ気をつけましょう。

イジェクトレバーの芯棒?です。バネにもなってます。これを抜き取ります。

液晶の下の板を抜き取ります。

LCDカバーのヒンジカバーを外します強めにつまんで引き出します。

ラッチはずしの工具で背面の2個の止め穴を突付くと簡単に外れます。

液晶のケーブルをビデオボードから外します。2つあります。

液晶は背面の4個のスクリューを外し真っ直ぐ上に引き上げます。

バックアップ電池の裏のスクリューを外すためシャーシを外す前に取り外しておきます。
もし取り外しにくければピンセットなどで線のついている反対方向に押し込むとシャーシを止めているスクリューが取り外せます。

その他シャーシを止めているスクリューをすべて外します。

CPUファンの上のプラスティックの止めを外します。

この写真の下の方に写っている黒い板です。

USBコネクタ脇の2つのスクリューと外付けFDDコネクタの2つのスクリューを外し上方向に持ち上げます。このときマイクを横に外すのを忘れないで下さい。

CPUファンのスクリューを外し電源コードを抜き取り去ります。

オーディオ、電源系のドータボードを外します。
シリアルポートの脇の六角ネジはペンチなどで無理して回さず、専用のドライバーを用意しましょう。210円程度ですから。(^^)

写真とるのはすれましたがビデオボードを次に取り外すとCPUが出てきます。

CPUを取り出したところ。
MMC-1はMMC-2に比べピンの数が少ないこととコネクタ形状が抜き差しに強いので取り外しに神経を使わなくてすむのですがそれでもコネクタと反対側の隅を少しずつ上下させて緩めてゆきます。本当はコネクタの左右を持って揺らすように引き上げるのがよいのですがそうするだけのスペースはありません。

こちらが今となっては結構貴重な366MHzのCPUです。(^^)

これをはめ込んだら先ほどのまったく逆の手順で組み立てます。

 


電源を入れてみたところメモリー表示の下に
「192」のエラー (T_T)

しかも手ブレ 

 

この画面が出たら小鳥?をTESTのところに持ってゆきましょう。


Intel PentiumII 369MHzと表示されました。
 

システムボードのエラーが出ますがめげてはいけません。通常はERROR画面が出た後にESCキーを押します。すると再度192の表示が出ますのでF1キーを押しつづけます。するとOSのBOOTが始まり稼動します。

 

戻ります