01/10/20

ThinkPad535X
220から流れる名モバイル機の最終モデル
2606-70J

このシリーズで私が一番長く使ったのはこのモデルのひとつ前の機種535Eでした。
ThinkPad 535Xは、このシリーズがなくなることを知って慌てて?購入しました。現在535Eは、手放してしまったため手元になくモバイルPCとしてあれだけ(ってどれだけ)使ったシリーズの割にこれ1台しか持っていません。
あくまで個人的な趣味ですがキーボードにこだわる性質(たち)で使用時期の重なる560シリーズの方にコレクション?が偏っています。Worldwideであることも560に傾く理由の一つです。

しかし、220から流れるYAMATO国産名機の集大成だと思っています。

発売は、98年3月18日 IBM Direct価格 299000円でした。


このマシンの良さはこのサイズ(B5)だと思います。このサイズにキーボードをスタンダード7段を凝縮した結果キーピンチは多少狭いですが慣れれば長時間使用に十分耐えるものでした。(過去形かよ)

私にとってちょっと残念だったのはHJKLあたりが多少ふかふかする感覚でした。




ハードディスクは、正規?に認識してくれるMaxである8.1Gに換装しています。
メモリーは、アドテックの128MB、今では6万円近い144Pin EDO DIMMを入れています。
最近バーテックスメモリーのVND-128Mというメモリーが半額程度でネット販売されています。
560Z,380Zでは、Easy ConfigでMemory Errorとなりますが535Xでは問題なく使用できます。

CPUは、MMX Pentium 200MHzを266MHzにクロックアップしています。


このマシンにはちょっとした欠陥があります。使用している間にハードディスクがスローダウンしいずれクラッシュするというものです。このためIBMではリコール対象となっており芝浦へ持ち込めば無償でHDDの交換とマザーボードへの手当て?をしてくれます。
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最近レガシーポートと呼ばれてますね。
USBも付いています。
チップセットは430LXです。


もうひとつ欠陥があります。これのおかげで友人2人に安い535Xを購入してあげました。(^^)

バッテリーが消耗すると液晶が点滅し始めます。中古屋さんではこれを液晶の不具合として安価で売られていることがあったからです。バッテリーを新品にするとぴたっと治まる症状です。

IBMとしてはこれを既知の障害としているようです。






詳細はこちらでご覧ください。

http://www-6.ibm.com/jp/pc/thinkpad/tp53582/tp53582a.html

マニュアル類、付属品は全部あるのですが元箱がなぜか見当たらない535Eを友人に譲ったときに箱を間違えたらしいです。A^^)

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