1.入学するための資格

 中学校、もしくは、中学校に準ずる学校または中等学校前期課程を卒業(または修了)した人か、または卒業見込みの人で、次のいずれかの条件を満たしている場合に志願できます。
@県内に住んでいるか、勤務地が県内にある。A2007年4月1日までに県内に転居するか、勤務地が県内に予定されている。
A神奈川県教育長から志願の承認を受けた人。
 ただし、横浜総合高校については県内に住所があるか横浜市内に勤務地がある人(有する予定の人)。


2.学 区
 
 県内全域が一つの学区です。普通科・専門学科を問わず、県内のどの定時制にも志願できます。ただし、横浜総合高校は、横浜市内に勤務地がなく、神奈川県内で横浜市外に住所がある人の入学を許可される人数は、募集定員の8%に前期選抜の募集率を乗じた数です。


3.定時制高校(夜間)を受検するためには

T 前期選抜
@募集人員  募集定員の20〜50%で各高校で定めます。
A志願  志願は1校で、志願変更はできません。願書と自己PR書を提出します。
B検査  面接が行われます。学校に応じて、作文、自己表現活動等が課される場合があります。
C選考  「選考基準」に基づき、調査書、面接などの結果をもとに合格者が選考されます。
D必要書類  入学願書(中学校か志願先の定時制に行き、願書を受け取り、必要事項を記入する)・自己PR書(中学校か志願先の高校で受け取り、記入する)・調査書(中学校で作成してもらいます。中学校から志願先の高校へ提出されます。
E受検手続き  願書と自己PR書をもって受検する高校へ行き、受検手続きをする。県立定時制と横浜市立定時制の受検料は、原則として納付書により県および市の指定する金融機関で納付し、収入済証明書を願書に貼付します。川崎市立定時制と横須賀市立定時制については、志願先の高校で受検手続きの際、納付して下さい(受験料は、県立定時制と川崎市立定時制と横須賀市立定時制は950円、横浜市立定時制は650円です)。

F募集期間および受付時間   2008年1月18日(金)〜22日(火)午後2時から7時まで。ただし土、日を除く。 22日は、午後4時まで
G面接等の日時と場所  1月28日(月)・29日(火)のうち、志願先高校の指定する日時で、志願先の高校で実施。
H合格発表  2月4日(月)午後3時〜6時まで、志願先の高校で発表。


U 後期選抜
@募集人員  募集定員から前期選抜の募集人員をひいた人数
A志願  志願は1校で、志願変更は1回だけできます(前期選抜合格者は志願できません)。

B検査  学力検査と面接(横浜市立横浜総合高校では面接は行われません)学力検査は、国語・数学・英語(横浜総合高校は国語・社会・数学・理科・英語の5科目です)。なお、2008年4月1日現在で20歳以上の人は、学力検査を作文に替えることができます。

C選考  「選考基準」に基づき、調査書、学力検査、面接などの結果をもとに合格者が選考されます。
D必要書類  入学願書(所定の用紙に記入し、志願先の高校に直接提出してください)・調査書(中学校で作成してもらいます。中学校から志願先の高校へ提出されます。

E受検手続き  願書をもって受検する高校へ行き、受検手続きをする。県立定時制と横浜市立定時制の受検料は、原則として納付書により県および市の指定する金融機関で納付し、収入済証明書を願書に貼付します。川崎市立定時制と横須賀市立定時制については、志願先の高校で受検手続きの際、納付して下さい(受験料は、県立定時制と川崎市立定時制と横須賀市立定時制は950円、横浜市立定時制は650円です)。

F募集期間および受付期間  3月4日(火)・5日(水)午後2時〜7時。ただし、5日は午後4時まで。また、横浜市立総合高校(三部制)は、全日制と同じ時期で、2月7日(木)・8日(金)午前9時から午後4時まで。ただし、8日は正午まで。

G志願変更  3月6日(木)・7日(金)午後2時〜7時。ただし7日は午後4時まで。横浜総合高校(三部制)は2月13日(水)・14日(木)。午前9時から午後4時まで。ただし、14日は正午まで。

H検査日  学力検査と必要に応じて実施する検査は、3月12日(水)午前8時50分より志願先の高校で実施されます。横浜総合高校(三部制)は、2月21日(木)です。

I合格発表  3月18日(火)午後3時〜6時まで、志願先の高校で発表されます。横浜総合高校(三部制)は、2月29日(金)です。


V 二次募集
 定員を満たさなかった学校は、二次募集を行います。
 募集期間   3月19日(水)・21日(木)
 志願変更   3月24日(月)
 面接      3月25日(火)
 合格発表   3月27日(木) 午後3時〜6時
        
神奈川県内定時制高校(夜間)一覧


4.入学手続
・合格者は、合格通知書を受け取り、入学料の収入証明書または入学料とともに、指定する日までに誓約書、保証書、学校が指定する書類を提出して、入学手続をして下さい(入学料は、県立と川崎市立および横須賀市立の定時制が2,100円、横浜市立定時制が1,200円です)。

5.授業料などの学費(07年度予定額)

・公立定時制高校の授業料は、県立と市立問わず年額37,200円です。
・この他に、一年間で諸会費(8000円ほど)、旅行積立金(20,000円ほど)、給食費(35,000円ほど)がかかります(授業料と合わせて、分割納入です)。
・授業料の全額、あるいは一部を免除する制度があります。
・また、各種の奨学金が用意されています。

6.定時制高校で学ぶことによる特典

@働きながら学んでいる人(求職活動中の人も含む)などには、教科書が無料で支給されます。

A夜間の定時制高校では、働きながら学んでいる人(求職活動中の人も含む)には、給食費が補助される制度があり、1食300円程度で温かい給食を食べることができます。

B税金について、勤労学生控除を受けることができます。


7.定時制高校(夜間)の学校生活と卒業の資格

@定時制高校(夜間)の授業は、午後5時30分頃に始まり、午後9時頃に終わります。1日、4時限ほどの授業が実施されています。放課後には、生徒会活動や部活動も行われています。

A学習する内容は、ほとんど全日制と変わらない科目が、4年間かけて行われています(なお、上の時間帯以外により多く授業を受けたり、学校で学ぶ以外に単位を取得した人に限り、3年間で卒業を認められる場合があります)。

B卒業後の資格は、全日制高校卒業とまったく変わりません(卒業証書も同じです)。

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