2005年7月27日

 4月22日、県内教育関係5団体が神奈川県公私立高等学校協議会に対して、「協議会において保護者など関係者の公聴会をもって下さい」という内容の要請書を提出していました。
 以下に、その『要請書』を資料として紹介します。

2005年4月22日

神奈川県公私立高等学校協議会 様

要請書


新日本新婦人の会神奈川県本部

会長 柳下靖子

子どもと教育・くらしを守る神奈川県教職員連絡協議会

議長 福田 やよい

横浜市立定時制高校の灯を消さない会

代表 高坂 賢一

不登校の親の会(こだまの会)

代表 馬場 千鶴

神奈川県教育運動連絡センター

事務局長 加藤.誠


 貴職におかれましては、神奈川県の教育の充実と発展のために、日ごろからご努力されておることに敬意を表します。

 私たちは、希望する子どもたちが充実した高校教育を受けることができるように、その条件整備をめざして、高校の定員問題、再編問題、入試問題、私学助成問題などについて、県議会、県教育委員会、横浜市教育委員会に、機会あるごとに要請をしてまいりました。

 このたび、それらの問題が、県民に開かれた会議の場で審議されるように改善されたことに感謝申し上げます。「受験生のことを第一に考え、混乱を避けるルールを作らなければならない」との県知事の言葉や、「子どもの立場に立って考える」とする県教育委員会会議の確認に、関係者、県民は期待しつつ見守っております。05年度入試においても、受験生の立場、保護者の立場、中学校・高等学校教職員の立場、県民の立場、それぞれから再検討すべき多くの課題が寄せられています。
 
 つきましては、協議会での審議に関係者の意見が反映されますように、以下の通り要請いたします。

 

 



1.高校 入試をめぐる諸問題の改善策を「一人ひとりの子どもの立場を第一に考えて」審議して下さい。

2.そのためにも、当事者である受験生の保護者、直接かかわっている中学校・高等学校の教職員や県民から、具体的実態、問題点、意見などを聞いて審議するために、関係者の公聴会をもって下さい。


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