2000年7月1日
   

中陣不当配転に対し、
怒りの声、支援の声が広がる!


【保護者】
○まず「何故?!」というのが実感です。問題をおこした校長や教頭さんは役職付のままにしておいて、子供たちのために奔走した先生方が無理やり他の学校にやらされるなんて変です。県の教育委員会の態度は矛盾しているし、不信感でいっぱいです。

○ こんなに面倒を見てくれて、安心して預けられる先生で、子どもは幸せでした。娘に「そんなにいい先生なの」と聞きましたら、「そんなにいいの」と言いました。娘はいじめにあい弱っていて、定時制にいれるのはカケだったのです。平商は、いい先生がたくさんいるからと、知人の息子さんにも行くようにすすめました。今、よかったと喜んで定時制に通っています。

 でも先生がいなくなったんですよね。それにしても先生に対して、こんな失礼な話があっていいんですか。生徒が卒業したらすぐに飛ばすなんて、陰でやるようなキタナイやりかたです。

【卒業生】
  ○(修学旅行が)中止された時、先生が一生懸命になってくれたから、迷惑をかけるのではないかと心配したが、こんな形で他の学校へ飛ばされるなんて。「よくやるよ」と腹がたってしょうがない。それでも教育委員会ですか。

 ○えげつないことをするものですね。何を考えているんでしょうか。落ち着いた静かな学年だったのに、あんなこと(修学旅行直前中止事件)をされて迷惑だった。先生、体に気をつけてがんばって下さい。

【市民・県民】
○とんでもない校長・教頭が存在した。勇気を持って正義を実行した者に、おかしな処分が下りた。神奈川の教育の危機。直そう。

○ 何を焦ってるんだろう教育委員会は、先生方に同じく公正に適用されるはずの『人事異動要綱』を無視した超法規的な人事発令をするとは。子どもたちの教育に責任を持つべき教育委員会が、もっと冷静沈着であってほしい。特に青少年の事件がこれだけ深刻な時に、教育委員会が「ナンデモアリ」の超法規的な世の風潮に煽られるようなことをやってていいわけがありません。

【平塚商業定時制職員】        
○予想はしていたが、あまりにも子供じみた当局の対応。突然、異動要項を無視!強制異動させた県教委の狂気と理不尽さ。そして、裏に潜む大きな力。私はつぶさに現場を見た組合員として、強い憤りと不安を感じる。今、服務への攻撃の闘いとともに、まさに神高教の組織としての存在価値が問われている。   

○理由も明らかにできない強制異動は、生徒たちも含め我々が「いじめ」・「報復」ととらえても当然だろう。上層部による一方的な「強制」がいかに教育の場にそぐわないものか、あらゆる人々に訴えつつ早急に不当配転の撤回を目指そう!

【秦野曽屋高校職員】               
○中陣先生のお話を聞いて、本当にびっくりした。こんな教育委員会に、あきれて物がいえない。猛省をうながしたい。

○このような不当人事が容認されるのであれば、今後我々は良心を持って教育に携わることができません。生徒への責任はどうなるのでしょう。県教委が人権教育とは、悪い冗談というほかありません。


神奈川高教組平塚商業(定)分会・秦野曽屋高校分会から分会決議!

 平商(定)分会決議は、「人事が恣意的・一方的に県当局によって行われるようになれば」大変なことになる、中陣先生、早く戻ってほしいと訴えています。

 新しく赴任した秦野曽屋高校の分会も、このようなことを許すならば、「誰でも不当配転の標的にされる危険性があ」り、「誠実、温厚な人柄で多くの人達に信頼されている中陣先生」に対する転任命令を取り消してもらいたいと暖かい支援の声をあげています。
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