2014年7月18日


今年も全日制進学率は90%に届かず全国最低に  公立高校枠の拡大と私学学費補助の大幅増額で
    全国並92%台の進学率の早期実現を
              負担の重い分割選抜はすぐに廃止を



公立全日制進学率は0.3%増の62.2%  全日制進学率は89%台か(昨年88.8%)

 2014年度の入試は、中学卒業生が前年比で1522人増えたのに伴い、公立全日制の募集定員は1200人増の43760人。二次募集も含めての合格者数は43885人で、公立中学卒業生に占める割合は62.2%となり、前年より0.3%増えました。私立や県外進学も含めた全日制進学率はまだ発表されていませんが、89%程度と見込まれ、全国最低水準はまだまだ変わりません。
 
 二次募集も含めた不合格者数は13年度の7284人(公立中学卒業者比10.6%)から8047人(公立中学卒業者比11.4%)へと微増しており、公立全日制枠が不足していることは明らかです。

定通分割選抜で3月27日まで入試

 定通分割入試が導入されてから、高校現場の負担が増えています。夜間定時制と通信制は2月の共通入試、3月上旬の分割入試、3月下旬の二次募集と、2月から3月末(14年度は3月27日二次募集の合格発表)まで3回の入試作業に追われるため、新入生を迎える準備作業と時間割など新年度の体制作りをわずか数日で行わなければなりません。受検生も1回目の共通選抜の募集枠が80%に抑えられているので、応募数がこれを少しでも超えて不合格になれば分割選抜を受けなければなりません。

 分割選抜で応募人員を上回ったところは夜間定時制22校中7校しかなく、その数もごくわずかです。今年の夜間定時制の二次募集では応募者数は募集枠の4.8%、通信制は3.5%で応募者のほとんどが合格しています。夜間定時制と通信制で、わざわざ分割選抜を行う理由はどこにもありません。「1回の入試」と「二次募集」という全日制と同じパターンにして、受検生と在校生、高校現場の負担を軽減することが必要です。


年度 全日制
進学率
公立中学
卒業生数
募集
定員
前期選抜/共通選抜 後期選抜/分割選抜 次募集 合格者計 公立中学
卒業生に
占める割合
合格−定員
募集 応募 合格 募集 応募 合格 募集 応募 合格


2011 88.0% 66,521 40,369 18,940 40,686 19,125 21,431 30,524 21,651 17 116 17 40,793 61.3% 424
2012 88.3% 67,856 41,410 19,412 40,306 19,555 22,019 31,099 22,233 0 0 0 41,788 61.6% 376
2013 88.8% 68,969 42,560 42,560 49,971 42,513 180 348 174 42,687 61.9% 127
2014 70,500 43,760 43,760 51,932 43,849 35 116 36 43,885 62.2% 125


2011年度 66,521 3,105 1,530 2,352 1,500 1,643 1,914 1,540 111 95 88 3,128 4.7% 23
2012年度 67,856 3,105 1520 2,350 1,410 1,725 1,961 1,506 229 106 105 3,021 4.5% -84
2013年度 68,969 3,105 2,657 2,502 2,174 940 653 541 6 46 6 2,748 4.0% -357
416 67 27
2014年度 70,500 3,315 2,909 2,591 2,199 1,039 638 569 83 176 82 2,873 4.1% -442
477 23 23


2011年度 66,521 1,520 760 582 546 980 649 618 369 161 139 1,303 2.0% -217
2012年度 67,856 1,520 760 433 425 1,096 509 507 589 131 122 1,054 1.6% -466
2013年度 68,969 1,520 1,216 574 574 946 280 257 690 31 29 860 1.2% -660
2014年度 70,500 1,520 1,216 448 447 1,075 255 246 829 29 27 720 1.0% -800
  
 定時制二次募集:上段は、昼間定時制・多部制定時制・フレキシブル定時制における共通選抜での二次募集
            下段は、夜間定時制における分割選抜後の二次募集
                                                

(神奈川県教育委員会資料より作成)

トップ(ホーム)ページへもどる