2014年1月17日

新シリーズ 定時制生徒は、いま  (3)

四年間を振り返って


県立高校定時制4年生

 自分にとってこの学校の4年間は大きな宝物になりました。今までの学校生活ではたいした目標も見つけられず、勉強にも身が入らず、学校に行くのはただ幸いだけだと思っていました。でも、この学校に通ってからその考えは大きく変わりました。学校に行くのが楽しいと思うようになりました。

 そんなふうに自分を変えてくれたのは、なにより学校の仲間たちだと思います。どんなに勉強がわからなくても、部活の練習が辛くても、生徒会の仕事が大変でも、いつも仲間が支えてくれたからだと思います。つまらない授業の時間でも、楽しい仲間がいるから毎日顔を出したり、部活も幸い練習があっても仲間たちからの応援で、もっとがんばらなきやって気持ちになり、自分が持っている力以上のものが出たり、生徒会では放課後夜遅くまで残ることが多くても、皆で協力してより良い学校にしていこうと、話し合うのも本当に楽しかった。辛いことも多かったけど、その分嬉しいことが何倍にも感じられた。

 何をしても楽しくて学校に行くのも嬉しくて・・・・・・・・そんな学校生活がもう終わってしまうと思うと本当に寂しい。本当に思い出いっぱいの学校生活でした。

 こんな自分と一緒に学校生活を共にてくれた仲間たちへ、自分に陸上の楽しさと大会で勝ち上がる喜びを教えてくれた顧問の先生方へ、どんな時でもついて来てくれた生徒会の仲間たちへ、そして就職活動で沢山のアドバイスをくれた先生方、本当にありがとうございました。

 自分にとっての宝物は思い出ではなく、そ思い出をつくってくれた仲間たちです。卒業したって、いつまでも仲間で、いろいろと学ばせてもらった先生方はいつまでも恩師です。これからは顔を会わせることもとても少くなりますが、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 4年問お世話になりました。またいつかお会いできる日を楽しみにしています。

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