2004年8月28日
市教委事務局から中間報告公聴会にむけた「まとめ(案)」が提示される
7月30日の第7回定時制課程検討委員会で、6項目からなる「最終まとめ(案)」(広報では中間まとめ)のプロット(構想あるいは柱立て)が出されました。
この中で、川崎市教育委員会事務局は、財政面の見通しを明らかにしないまま、@1学年複数学級 A募集は1学年11学級程度(市内の市立定時制全体で) B一定の学級規模を維持し教職員配置を充実 C市内にバランスのとれた配置(県立定時制の配置も考慮) D市内を学区としたい、と表明しました。
また、諮問事項のなかで十分審議していない内容があるので、プロットに基づき今後審議する内容として、@設置学科(すべて普通科に改編)、A教育課程(ア、生徒の興味、関心、進路希望に対応できる選択科目の設置 イ、少人数の授業 ウ、学校設定科目として、教養科目・体験講座を開設)、B単位制の導入、3点も示しました。
プロット2の「今後の定時制課程が担うべき役割」については異論もあり、設置学科については工業科の必要が強く求められました。
次回の検討委員会は、9月1日に行われますが、事務局から示された上記のプロットに対して、過去の協議内容が反映されていないということで、保護者委員と組合代表などからそれぞれ独自のプロットが提示される予定です。本当に必要とされる定時制にするための「まとめづくり」に取り組むことが求められています。
第9回 定時制課程検討委員会
日時 9月1日(水) 午後1時30分〜3時30分
場所 教育文化会館 第4会議室(川崎駅東口徒歩15分)
議題 最終まとめ(案)について
諮問事項の検討について