1999年9月10日

「かながわ定時制教育を考える会」代表に再任されて

中陣唯夫(平塚商業高校定時制教諭)

  前代表保坂強の後任を受けてはやくも1年、このたびの8月の総会で再任され、「続投」することになりました。  さて、この1年間どのような問題があったでしょうか。

  県立夜間定時制にとっては、三崎高校定時制の募集停止、夜間定時制にとって不可欠であるはずの給食制度を無視した給食予算の削減問題など、県の教育行政は「教育の機会均等」をどう考えているのか、理解に苦しむようなことの続いた1年間でした。

  しかし、このような定時制をめぐる状況はなおも続いており、たとえば8月に発表された「県立高校改革推進計画案」の内容は、実際的には夜間定時制の灯を消してしまうことにつながる「定時制つぶし」を含んでいます。導入予定のフレキシブルスクール、「単位制」、「3年修了制」などは、今見直されつつある夜間定時制の特長を損ね、定時制そのものの解体につながると危惧されるからです。

  このことは、単に定時制の問題にとどまらず「学校教育とは何か」という根源的な問題をはらんでいるように、私には思われてなりません。真に生徒の求めるものをどう教育の発展に結びつけるか。教職員はもとより、いっそう生徒、父母、各界の皆さんの意見を受けとめて、本会の活動をすすめていきたいと思います。

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