語る2。





観月はじめを語ってみよう!2

完全に妄想危険地域です。
唄の力を借りるなど、ドリーミングな演出も含まれています。


椎名林檎(朱里エイコ)/白い小鳩

この町で生まれたのよ 悲しみだけうずまく町
どこか遠く逃げたいわ 私は白い小鳩

 観月の出身地はおそらく公開されて無いかと…おもうのですが、願わくば西日本でなく北関東とか(微妙だな)東北とか、上のほうであると信じたいです色白美人ですしね。道産子とまでいかないにしても(でも北海道出身だったらそれはそれで)

 聖ルドルフは御存知全国から強いと認められたある程度実力を買われている生徒達がここ1〜2年で集まっていると言うのが特徴の学校で、もちろん観月もその一人ですね。地元でもデータテニスなプレイを披露していたんじゃないかと思います。

 裏づけはありませんが、観月は地元をそんなに好きでなかったのではないかと、邪推してしまうのですが。

生毛さえ消えぬうちに 夜の酒場つとめ出して
流れ者にだまされた あわれなそうよ小鳩

え!?

いつかはきっと みじめな私も
この羽根広げて 遠く遠く旅立つわ
あの汽車に乗れる時を 夢に抱いて生きているの
いつかきっととび立つわ 私は白い小鳩

 中学2年の秋に上京、そして聖ルドルフへの転入学をしてくると言うことは、少なくとも13歳、中学1年のうちから東京に。という話は出ていたのではないかと考えると、観月はじめと言えど、おそらく並み大抵の気持ちでは実行不可能だったのではないかと、思うわけです。

 しかし、観月は躊躇なく転校を決めたのではないかと思うのですね。自分の信じているもの(=テニス)は強いのだと自分自身に言い聞かせるために。そのために聖ルドルフを利用してみようと言う気になったのではないか。と。

 なによりも、自分を必要としている場所がどこか遠くにあると、観月は考えたのかもしれないですよね。

泣きながら生きてきたわ 想い出せばいつも私
ここの町は泥沼よ 私はもがく小鳩
世の中に出ておゆきと 死んだママが言っていたわ

 語る1にも書きましたが聖ルドルフ学院は設備、環境ともにかなり良さそうです。

 しかしながら、裏を返せば学院側はそれだけ生徒に奉仕している分、絶対に勝ち進み、学校の名を広めてくれと言う暗黙の了解を生徒に求めている。学院の思惑を観月は誰よりも感じているから、あれだけ聖ルドルフの勝利に固執していたのではないかとも思うんです。ね。

 観月達が転入しておそらく半年かそこらですが、テニス部員(補強組も含め)もみんな観月を信頼して、今まで勝ち進んできた。それを観月は当然だ、と幾度となく言っています。そして勝ちぬいてきたから今まではよかったんです。

 が、青学に敗退し、5位決定戦でも敗れた聖ルドルフは、成績を都大会出場というところまでしか残せなかった。一番辛いのは司令塔になっていた観月で、ルドの部員たちはああいう人たちですから誰も観月を責めない。しかし、学院側はどう思うか。

『結果がすべて』

 それが観月と学院側で、唯一もし一致していた考えだとすると、結果が出せなかった観月達は極論を述べれば、いらない生徒になってしまうわけで。

 自分を必要としている場所がある。そこに利害が含まれても自分は平気だと、それこそ利用してやる、とそう信じて観月は上京を決める。そうして聖ルドルフに籍をおいた観月は、都大会でそれが絶対的なものではない。ここは安住の地ではないと言う事を今更のように痛烈に感じてしまったのではないかと思うんですが。どうでしょうか(聞くなよ)

 ルドのテニス部員は観月を信用しているようですが、観月はどのくらいそれを受け入れられていたのか。

 不敵に笑い、常に余裕を見せる表情は、裏返せば誰も自分の中に踏み込ませない拒絶を意味しているわけで、感情に流されない事を強さだと、自分に言い聞かせている。無意識のうちに自分がテニスや人間関係で傷つく事を誰よりも恐れている子のようにわたしからは…見える…のですが…(妄想注意報)

 人を信じるのは怖い。人の気持ちは絶対的は事ではないから。

 だけど、データは絶対である。嘘をつかない。そう思ってあえてデータテニスという戦術を切り札に、プレイをしてきた観月は青学乾貞治よりも遥かに切実な理由で(捏造注意報)こうしたテニスをしてきた。にもかかわらず、その青学という大きな壁にぶつかり、観月や乾も正しいデータを取れないという天才、不二周助に敗れ、唯一信じた『データ』それすらにも裏切られた。

 中学時代と言うのはとにかく思春期真っ盛りですから、頭のいい観月なんかは己のアイデンティティとか、それはもうネガティブに考えてしまっているのではないかと。試合に負けるというのは同時に自分への裏切りに繋がってしまう。気がつきたくない部分に触れてしまう。

 何を信じればよいのか。 何も自分にはないのではないか。

 とか、そんな感じで。(管理人の場合、高校時代これがポジティブに真っ盛りでしたが)(聞いてないし)

そうよけして負けないわ 私は負けはしない

 だから負けてはいけない。
 みじめではありたくない。

 試合や学院にでなく、何より自分に。

 そう思う事で強くなれると信じて彼がもっと成長してくれるのを、希望しているんですが……………。どうでしょうかね……………(だから聞くなよ)

いつかはきっと みじめな私も
この羽根広げて 遠く遠く旅立つわ
あの汽車に乗れる時を 夢に抱いて生きているの
いつかきっととび立つわ 私は白い小鳩

 観月達の都大会終わってしまいましたが、学院側もまあ別に鬼じゃないだろうし追い出したりはしないと思いますんで(苦笑)赤澤君達と仲良く高等部へ是非進学して欲しいものなのですが…………

ちきしょうもえるぜ聖ルドルフ観月はじめーわっしょーい(阿呆)

 ……どうでもいいけど暗いか。この語り(爆)観月がかわいそうな子とかそういう書き方はしてるつもりはかったのですが…いろいろ切ない子ではあるかと思いまして………ええっと……(汗)

 もっとちゃんと言いたい事ある気もするんですが、(というか語る1と大分言ってる事がちげーじゃねーかこの野郎って怒らないでください…爆死)如何せん管理人あったま悪いんで(イやマジで)言ってる事ちぐはぐの酷い文章かと思われますが、なんかちょっと観月スキーさん増えたら嬉しいなあ。

 増えてもらうにはこんな文章書くべきじゃなかったかなあ(大汗)

 うげ〜にしても背景もうちの観月がいっぱいで気持ち悪いですね…すいません…レイアウトなんかちゃんとやりたいんですが…や、やり方がわから…(最悪)

 勝手に引用したこの唄も歌詞とかよりも林檎のドスの効いたうたいっぷりが観月っぽいと感じたので(笑)一度聞いてみてはどうでしょか。

 なんつって。偉そうだホントスイマセン(平謝り)

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