キナバル山 登山旅行(1997.8.4−10)/マレーシア/サバ州
友人夫妻3組6人で4000m登山に挑戦しました。これは、その時の日記と、写真です。

初日、それでは出発致します。
8月4日(月)
新川崎から成田空港行きに乗車。行き今回は大きなスーツケースを抱えているので動きにくい。小屋泊まりとはいえ,二人分の山の道具(靴が場所をとる)が入っているからである。成田空港第2ターミナルへ。マレーシア航空のチェックイン・カウンターはすいていた。ほどなく友人夫妻が相次いで到着。今回は6人の旅である。出国に時間がかかることを覚悟していたが,混み始める時刻よりも少し早めだったらしい。ほとんど待つことなく,出国手続きはあっさり通過してしまった。ゲートからはバスに乗る。飛行機までは結構時間がかかったように感じた。なんだか小さな飛行機だなと思っていると,やはりというべきか,車内で「エアバスかよ」という声が聞こえた。離陸は30分ほど遅れて,10時30分過ぎだった。機内食は悪くない。ただし,赤ワインは少々難ありだった。
コタキナバル空港に着陸したのは午後2時30分。離陸の遅れを取り戻し,定刻だった。日本との時差はマイナス1時間。つまり,わずか5時間でボルネオまで来ることができるのだ。降りた瞬間,暑さを感じる。この空港は小さい。ホテルの車が迎えに来ているはずだったが,実際には,登山パッケージ(ホテルから登山口までの足,山小屋や山岳ガイドの手配など)を頼んだパン・ボルネオ・ツアーズが来ていた。同じホテルにチェックインした若い日本人男性は,これから1週間の間,島で海に潜るのだという。
チェックイン後,食事のために街に出た。さんざん歩いたあげく,ファースト・フード店でマレーシア料理を頼む結果になった。しかし,街の雰囲気はだいたいわかった。ホテルの正面にはヤオハンがあった。ここで明日の朝食を買い込む。ヤオハンに行くには道路を渡るのだが,コタキナバルの道路にはそもそも(人間が横断するための)信号がない。少なくとも今回は,そんな信号を見なかった。車の様子をうかがいながら,タイミング良く渡るしかない。ここの人たちは皆,そうしている。

コタキナバル市内マーケット

遠くにかすむキナバル山

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