管理のあり方を要求事項として明確化。
- 方針を決める。
- 方針を実行するためのやり方を明確に定める。
- 定められた通りに実行する。
- 定めたとおりに実行し、効果を上げていることを確認する。
- 問題があれば改善する。
要求事項は、企業運営の殆どの項目にわたり規定。
- 顧客指向の業務のすすめ方。
- 顧客の要望を反映させる設計管理。
- 顧客の要望を満足させるための、購買、製造、サービス、検査方式など。
- 実施事項を確認するための測定・分析、内部監査。
- 不具合品の管理、是正処置、予防処置
2000年改正版で、体質改善に関する要求事項が更に明確化。
- 顧客指向と顧客満足度調査
- 測定、分析
- 監視及び測定
- 不適合品の管理
- データの分析
- 継続的改善、是正処置、予防処置
2000年改正版のISO9004では、更に高度な管理のあり方を示唆。
- 品質システムの構築と運営に関する基本的な対応。
- 品質目標、品質計画の立て方と管理者の対応。
- 人的資源、作業環境、情報、財務資源のあり方と方向付け。
- 製品を確実に実現するため、設計・購買・製造・保存の各段階への方向付け。
- 測定方法と顧客満足度調査のやり方。
- 財務的測定のあり方からプロセスの測定の方法・監視。
- データの分析方法、継続的改善のやり方
- 自己評価の指針と継続的改善のための指針を提示。
- パフォーマンスの成熟度
- 自己評価の質問項目
- 継続的改善のためのプロセス・・・改善活動、小集団活動、技量の育成
体質改善を推進するためのISO9000のすすめ方
- 5Sから始めるISO9000
- ISO9000認証取得の狙いは現場の効率向上
- ISO9000認証取得はTQMの基礎構築
- 中期目標に向けた方針管理
- ISO9000要求事項の本質追究には管理技術の基本が必要
5Sから始めるISO9000
- ISO9000は管理の基本レベルの指針。
- 効率運営の改善は、5Sから始める認証取得活動で実現。

ISO9000認証取得の狙いは現場の効率向上
- あるべき姿としてのISO9000の要求事項の理解と認証取得活動を推進。
-
実質的改善は、5S、TPM,品質管理等、管理技術の実践と職場内への浸透。

ISO9000認証取得はTQMの基礎構築
- 認証取得には、経営理念の実現に向け、TQMの到達過程として中期目標を設定。
- ISO9000の要求事項はTQMの基本としての第1ステップ。
- 中期目標をねらいとして、認証取得レベルを設定し、推進。

中期目標に向けた方針管理
- 中期目標を設定すれば、ISO9000は目的でなく達成手段として推進。
- 目標達成のためには現場の改善が必要となり、認証取得で改善効果が定着化。

ISO9000要求事項の本質追究には管理技術の基本が必要。
- ISO9000の真の狙いを達成するため、管理技術の基礎を習得。
- 方針管理
- 設計管理
- 購買・外注管理
- 品質管理、QC的問題解決法
- 設備管理、TPM
- 教育訓練、その他
- 管理技術の実践で、現場の管理レベルを大幅に向上。
- 短時間の要点講義で管理技術の本質と理解。
- 品質マニュアルや規定類は、管理技術の本質に基づき設定。
- 実質業務は、管理の基本を尊重し、独自システムを構築。
- 実質業務の効率化を狙い、実務とISO9000との密着化。