くらげと侘助椿 (1996)
 
まえ
うしろ
例のごとく中学校の課題で、テープカッターです。実用性は、テープの車輪をなくしてしまい、もはや置物と化している。しかし、昔にしては、木の色と水彩の色を同居させるだなんて思い切ったことをやったとおもう。くりぬいてしまったとかも。この曲線趣味は今も昔も私の好きな形です。侘助椿の白が大好きで、世田谷のボロ市という毎年師走と睦月に開催されるお祭りにて、一鉢入手してきたのだが、家は日当たりが悪いのと、土が浅いのとで、毎年一輪くらいだけ、必死に花をつけてくれます。私は花が落ちるまでは樹上で愛で、花が落ちてからは、皿に浮かべて愉しみます。
 
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