寅缶
(1997)
1998年用の年賀状として彫りました。缶詰から出てきたトラです。ええ、誰が何と言おうと、トラの缶詰なのです。このユーモア一体誰が理解してくれよう。評判は良くなかった。でも自分では好き勝手やったので気に入ってます。蛾が舞っているのは、そのころ
速水御舟の「炎舞」(1925年作品)に魅了されてたからです。自分を飲みこんでしまう危険な炎にひかれ、その身を投じる蛾の心境小説なんか書こうとしたほどだった。
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