特徴: (0) .mpgファイルをデコードし、 動画(Video)ストリームをデコードし、X-window 上に(拡大)表示します。動作中に拡大率等変更できます。 多重化(Systems)ストリームは、音響(Audio)ストリームを、標準出力に分離し出力します。 (1) 多くの .mpg ファイルを同時に指定して順次デコードできます。 (2) mpg ファイルを含むディレクトリを指定して順次デコードできます。 (3) 操作性: デコード表示中に1,3又は2 (1: 左マウスボタン, 3: 右マウスボタン,2は、ウィールを押す。) で画像をクリックして操作グリッドを上書き表示させ、グリッド表示状態でボタン(1,2,3)を押して行なう (一般にボタン3はボタン1の逆操作)。10秒でグリッド表示が消えるが、ボタン2 でグリッド表示を消せる。 拡大率の変更(0,1,2,3,4) 1は拡大、3は縮小 (表示グリッドボタン以外の広い領域をクリックする) バー表示:ファイル内のどの部分を表示しているかを示すバー表示。バー内のクリックはファイル内を移動。 以前の.mpgファイル、静止(再生)、次の.mpgファイル、 (back, hold, next file) ファイル内ループ(on/off)、ファイル間ループ(on/off)、 (loop in a file, loop inter files) 前のディレクトリ、次のディレクトリ、 (previous dir, next dir) 垂直(水平)グリッド表示変更、 (vertical grid, horizontal grid) 終了(X) (exit) (4) 画面表示倍率変更: 1x1, 2x2, 3x3, 4x4, (ウィンドの端をつまんで拡大縮小したり、最大表示のとき)任意比率拡大します。dec 単体には Audio デコードを含みません。 付属の mp2 デコーダとパイプで繋ぐ、dec -a $* | mp2 のように書いた shell scriptを 使用して動画と音響がでます。 同期はいい加減で、音響がパイプ内に溜まり過ぎると、動画が引きつった動作をします。そのとき、 動画を一時静止して音響だけを出すと滑らかな動作に戻ります。今回 Vine Linux 6.3 でテスト済み(2016/3/26)。ダウンロード後に chmod でファイルのモードを実行可能に変更してください。パスの通った /usr/local/bin のようなディレクトリにコピーして使用します。
#chmod +x dec
#cp dec /usr/local/bin
多くのファイルを指定し結合してデコード表示できます。複数の mpg ファイルの入ったディレクトリを指定できます。
dec directory(s)
dec mpg_file(s)
"dec -h" を使って表示した使用法は、
Cat's MPEG-1 Video decoder (version 1.07) Graphics controlled with mouse button 1 to 3 in window. usage: dec [-l][-x] ... [mpg files or dirs] -p: precisonal IDCT, -a: audio stream to stdout -l: loop in file(s), -xN: enlarged display size by NxN -b[0-3]: background color (pseudo color) -c[0,1]: color trim (pseudo color) -eN: exact framerate (def 1) -wN: no setting of colormap, N: window id -gxN: geometry x, -gyN: geometry y
無料テスト版デコーダのダウンロード
Audio mp2 デコーダのダウンロード
Cats (dec -a $* | mp2 という Audio 再生用 shell script) のダウンロード
MPEG-1 (Video+System)デコーダソース
MPEG-1 (Audio MP2)デコーダソース