【古い書畫】
江戸が終わり、文明開化と共に日本古来の文化への人々の関心が薄れ、一時期は記憶か
らも忘れ去られてしまったかに見えた物達ですが、縁あってここに集まってきてくれました。
何れも気に入って集めた物なので、今後さらに時代背景なども作掘り下げたいと思います。
立証が難しい年代物ですので、途中真贋の論議がないとも限りませんが、それもまた楽し。

◆一般の書畫◆ 

江戸期より前の物

『月天図』


江戸の頃の物

『魚濫観音図』



◆浮世絵系◆ 

肉筆画

『青楼芸者撰』



【ちょっとだけ古い畫】
明治以降日本に急激に入って来た西洋画に対して、区別するために呼ばれた『日本画』
は技術的には伝統的な手法を引き継いで描かれたものが多く、江戸のものと決定的に
違った訳ではないのだけれど、徐々に材料や主題や画工の違いが画にも現れて来ます。

◆日本画◆ 

明治以降(近代)

『物の怪図』







【可憐な蘭花】
私の東洋蘭栽培は昭和の終盤からですが、その頃集めた株の多くは残念ながら消えてしまいました。
最近は価格が手頃になりましたが、昔から選び抜かれた名品の価値は時代が代わっても衰えません。
花の命は短いものですが、その貴重な開花の時季にはとても強烈な輝きを放って存在感を主張します。


◆東洋蘭◆ 

杭州寒蘭

『珠弥山』


中国春蘭

『宋梅』


邱北寒蘭(紫秀蘭)

『無銘』








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