フジカ シングル8 C100 2005/07/20
なぜか又フジカです
不良個所は、フイルム室蓋の爪破損とレンズ周り、ファインダー他の汚れです。
8mmカメラとしては小さいシンプルカメラです。
確か、グリップが折りたためる、もう少し薄いモデルのがあったと思いますが?
右の黒い+ビスの右に5ミリほど部品が有ったのですが、折れてます。
手持ちで2ミリの材料が無く、今回は17X8X1ミリのアルミにビスの穴をあけ、下のように仕上げます。
(アルミの薄板ならピンバイスで十分間に合います)
完成品はこんな格好になります。ビスの元に0.8ミリほどの薄い板(材質は何でも良い)で
四角く切りスペーサーを作ります。外側のスライド部品と止めて完成です。
※蓋のロックが甘い時は画像右の細い方をもう少し外側に曲げます。
次に光学関係の掃除です。
汚れは外側から拭いてもあまり取れず、内側かレンズに付いてます。
レンズ周りの飾板の下にアルコールを流しながら、カッターの刃を入れだましだまし、、、
あちこちから刃を差込み、飾板に折れ目が出ないようにがんばります。
レンズ上下のビス2本を取れば透明ガラス(フイルター?)が、枠ごと取れます。
これは保護ガラスでした、アルコールでは取れないので、プラスチッククリーナーを少々
使い拭きました。
レンズは幸いにも綺麗なので、今回の分解はここまでです。
カウンターは数字ではなく赤丸の動きで見ます。
露出計に多分H-D、駆動に単三が4本ですが、LR44でもインジケーターと絞り(連動なので同じ部品)も動きました。
LR44で1度撮影して、露出を確認して見ないといけません。
ポップなデザインが可愛く、手軽なコレクションの1台です。
ファインダーに望遠用のフレームがありますので、コンバージョンレンズがあったのでしょう。
これも1度撮影してみたいですね。