Poetry of This Month私のこころそのもの

詩人、ヘルマン・ヘッセは「詩は音楽にならなかった言葉。音楽は言葉にならなかった詩。」と云いましたが、詩は心の表現のひとつです。音楽がその瞬間、瞬間の心を音で表現したものだとしたら、詩はそれを言葉にかえて表現したものだと思います。苦しいときには苦しい詩、うれしいときはうれしい詩。あたりまえだけど、不思議です。これは、私の最近の作品です。1度、読んでみてください。
あなたになにか感じとってもらえたら…と思います。

★Gallery(「書」)は、こちらです。


人は愛するに値するものなのですね

誰も愛せない人がいます
人を愛せない人がいます
それはあなたがあまり愛されて来なかったから
人からあまり愛されて来なかったから
けれど、愛はあなたにもともとあるもの
けれど、愛を持たずに生まれる人はいないもの
だから、愛そうとすればいいのかもしれません
だから、大切にしようとすればいいのかもしれません

人は愛するに値するものなのですね

愛するとは関わりあうこと
愛するとは関わりをやめないこと
愛がなくなると人は関わりあわなくなる
愛がなくなると関わりをやめていく
忘れないでいましょう
人は愛するに値するものだということを
忘れなければ、あなたは大丈夫です
忘れなければ、あなたに愛が降りてきます

忘れないでいましょう
人は愛するに値するものだということを

わたしは忘れないでいたいです
人は生きるに値するものだということを


ここに掲載する詩は、すべて鈴木信夫のオリジナルです。
HPなどに掲載する際には、私の名前を明記してくださいね。
それだけ守っていただければ、ご自由に使っていただいて結構です。(レベルは低いですけど…)

その際は、メールなどでお知らせいただけるとうれしく思います。


Gallery−ギャラリー

書道家の牧 ひろみさんが私の詩に共感してくださって、「線路」という詩を「書」にしてくださいました。あたたかみがあって、力強くて、素晴らしいと思います。とても気に入っているので、掲載しました。


※この作品は、毎日書道展に出品されたものです。線路(2本のレール)のイメージなのだそうです。

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