「絵手紙と詩手紙 行ったり来たり」 東京(大崎):2009.5.8(金)〜5.15(金)・大崎ウェストギャラリー
大阪(本町):2009.6.2(火)〜6.6(火)・大阪絵手紙ホール

私・鈴木信夫と絵手紙作家・浅田美知子さんの交流展が大崎ウェストギャラリー(東京)と大阪絵手紙ホール(大阪)で開かれました。この展覧会は、絵手紙と詩手紙の1年間の交流の記録です。予想以上に、たくさんの方々に来ていただき、素晴らしい展覧会となりました。

手紙の交流が始まったのは、2008年2月でした。
私の詩を手紙のようなイメージにすることで、メッセージがより伝われば…。
そう思い、浅田美知子さんとの手紙の交流をさせていただくことにしました。
浅田さんが送ってくださる絵手紙は、時に力づよく、時に優しく私に語りかけてくれます。
手紙のようにやりとりするのは、私にとって、まったく初めての経験でしたが、毎日、絵手紙が届くこと、それに応えて返信させていただくことは、今まで味わったことのない楽しみであり、喜びを与えてくれるものでした。
浅田さんから届く、たくさんの絵手紙を通じて「小さなこと一つ一つを見つめて、受け止めること」「誰かに心を伝えていくこと」の大切さにあらためて気づかされました。
そして、そこには絵手紙にしか表現できないものがあふれているのを感じました。
それは、私がこれまで書いてきた、たくさんの詩に込められた想い−いままで生きてきた中で出会った人への想い、悲しいこと苦しいことの奥に見えた想い、生かされてきたことへの感謝の想いと重なるものです。
その想いを忘れずに、”私たちの世界の小さな小さな歩みの中にある真実、事実、心”を自分なりに受け止めながら、手紙を書くように丁寧に書かせていただきました。一つ一つの詩のメッセージが、「詩手紙」に乗って優しく皆さんに届いていけば、しあわせに思います。


                             「月刊絵手紙・5月号」より

  【浅田美知子】  1948年生まれ。鶴見女子大学卒業。横浜市港北区在住。日本絵手紙協会会員、朝日カルチャースクール他絵手紙講師。
             2004年、鈴木信夫詩集より絵葉書集を描く。2006年、鈴木信夫詩集「生命いっぱい」の表紙絵、挿絵を描く。


展示の様子をご覧ください
<展示はこんな雰囲気。
<今回、作りました。ポストカードです。
※詳しくは、このページの最後です。
<野菜もみずみずしい!
<ビデオも流していただきました。
<カンナのオレンジが鮮やか。

5月12日には、ミニトークショーで会場に行って来ました。
講演は経験していますが、トークショーはちょっと違う経験でなかなか楽しいものでした。
JAYE公山さんの「お母さん」が流される中、始まりました。

いろんなことを話しました。
詩そのもの。詩に込めた想い。
父、母への想い。私が目指すもの。
絵手紙交流を続けていくこと。
短い時間でしたが、いい時間でした。

皆さん、私のつたないトークを聞いていただき、ありがとうございました!


ポストカードを作りました。購入をご希望の方は、連絡先を教えていただければ、お送りします。1部(12枚入り)・¥1,000です。

書籍もあります。書籍はこちらです。

出会えてよかった
信夫さんの心は、懐かしい宝箱のよう
忘れている大切な心がいっぱい詰まっている
それは苦しい心を感謝の心に変えて
出会う人を
あたたかく包み込んでくれるのです


信夫さんの言葉は、空にかかる虹のよう
人に生きる意味を教えてくれる
それは悲しい言葉を希望の言葉に変えて
出会う人に
明日を生きる力を与えてくれるのです

(浅田美知子)

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