第九日目


2000年1月31日(月) 35.7k

 7時25分出発 〜 第二十四番 最御崎寺 〜 第二十四番 宿坊 16時55分到着


 今日は小春日和というより、五月晴れであった。7時25分に「谷口」を出発。お上さんは良い人であったが、ちょっときたなかったかな。この日も歩き続ける。だんだん家が少なくなり、何もない海岸沿いの道が続く。このため3時間半歩き続ける。ただし、海と朝焼けは大変綺麗であった。本当は海岸沿いにゆっくりしたかったが、時間との勝負のため泣く泣く歩き続けた。

 店も少なく、声もかけてくれる人は少ないが、おばさんからコーヒーの接待を頂いた。忘れ続けていたことだが、接待を頂いたら、お札をお返しに差し上げなければならないが、5人連続忘れてしまった。お札をザックにしまっているので出すのがめんどくさいので、これからだしやすいところにお札をしまおうと思う。多いに反省。

 最後の場面になると、右足が痛み出したが、登山道に着く。上り途中に、52歳のおじさんに出会う。バリバリの企業人らしく、一〜二十四まで歩いて,明日仕事の打合せで帰るそうである。いろいろ語っていたが、社会の荒波が待っていると、仕事中心の人らしい。

 確かお坊さんの家に生まれたが、兄に継いでもらっていると言っていた。昨晩歩き続けたらしい。この人の読みの読み方は迫力があった。この人は下って民宿に泊まるそうだ。宿はユースホテルと宿坊が一緒で,薬師会館よりホテル級だ。今日は久しぶりに洋室にしてもらった。

 ベットが3つもある。食事が18時半からと遅かった。他に2人いて、1人のおじいさんは絵を描きながら、バスや歩きで30日間で巡るそうである。広島のある大学の柔道の監督のようである。もう1人は、おばさんであり、犬と四国を単に旅(自動車)をしているようである。お風呂の後、そのおじいさんに足を診てもらった。まだ腫れていて、捻挫だろうと言われた。お上に氷とシップを頂いた。少しは良くなって欲しいな。

 ・ 四国の自販はほとんどがコカコーラである。他はキリンと大塚製薬が少々であった。
 ・ 犬が放されており,野犬と区別がつかない。
 ・ 写真一本撮り終える。
 ・ 宿坊でビールの接待を頂く。

  21時5分記


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