2000年1月24日(月) 20.8k
徳島 6時40分到着 〜 電車 〜 板東 8時52分到着 〜 第一番 霊山寺 〜 第二番 極楽寺 〜第三番 金泉寺 〜 第四番 大日寺 〜 第五番 地蔵寺 〜 第六番 安楽寺 〜 第七番 十楽寺 〜 第八番 熊谷寺 〜 たみや旅館 16時到着
一通り購入後の姿
早朝、徳島の一歩手前でお遍路さんと思われた人が降りたので、結局お遍路は僕1人のようである。(後にその人に会うことになるが)予定より早く徳島に到着する。7時15分発の板野行き(電車)に乗るが、ドアが手動で開閉していたのには驚いた。乗客はラッシュアワーなのに、全員が座れている。おにぎり二個とウーロン茶をほうばる。
7時38分に板東に着き,早速一番の霊山寺に行く。思ったより大きくなく、売店が二つあった。実は後に分かったが、本堂の隣にもあり、計3つの売店があった。入口右隣にある売店に入り,色々と見繕ってもらった。予算をかなりオーバーして、かなりあせるが仕方がない。なるべくお遍路さんになりきるために目をつぶろう。
購入後お参りするが、般若心経はかなり恥ずかしかった。それなりに人がいたので,少々緊張気味。ここでは購入時に納経しているので寄る必要はなかったが,本堂の隣で売店で「歩きお遍路ノート」に記入する。およそ1日に1人が出発しているような感じであった。そしてすぐに立ち去ったが,ここで初めての失敗を犯した。それは数珠を忘れてしまった。すぐに取りに行って事なきを得たが、恥をかいた。数珠は左手に持ち続けなければならないので,少し面倒な気分になる。
気を取り直して第二番極楽寺に向かい,お納経も無事すんだが,ここで二回目の失敗をする。それは掛軸に納経してもらった時にドライヤーで乾かすのを知らず、第三番金泉寺に行ってからこの失敗に気づく。第三番ではしっかり乾かしてから第四番大日寺に向かう。第四番は第三番から5kであったが、途中からダートになり、今朝降った雨のため、せっかくの白衣が汚れてしまう。そしてまた戻ると分かっている道を進むのには少し気がめいった。第四番についた頃から慣れてきて、お遍路になっていく雰囲気になっていく。第五番の地蔵寺でビスケット一袋食べ,サプリを飲む。
第六番安楽寺へ向かうが、この途中で人に(本日中に)第八番熊谷寺まで行けると教えてもらい俄然気合が入った。ただ、第七番十楽寺から第八番の途中で両足が痛み出し、登坂も辛くなった。豆の痛みではなく,まさに筋肉痛であった。特に右足のふくらはぎの痛みが酷かった。
第八番を無事終了し,ここから5分ぐらいの民宿「たみや」に泊まるが、一般家庭がお遍路さん用に場所を提供している感じで、庭先に別宅を作っていた。夕食を美味しく頂き、僕には珍しくご飯を2.5杯も頂いた。ただ夜に連れて筋肉痛が酷く,明日が心配であった。テレビがあり、21時から月9の「2000年の恋」を見ようと思うが、その前に寝てしまいそうである。 19時25分
書き忘れ ・子供に出会うと挨拶してくるが、いきなり「さようなら」には戸惑う。
・金剛杖は結構短くなると聞いたが、私の新品はちょうど乳首辺りである。
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