僕らが子供の頃、スポーツ刈りと見せかけて後ろ髪だけ長い、っつートチ狂った髪型の奴らが、けっこう大量にいたんですわ。
アレは何つー髪型なんですかね?
床屋では一体、どうやって頼んでいるんですかね?
毎回毎回、「“スポーツ刈りと見せかけて後ろ髪だけ長いカット”でよろしく」とか、言っているんですかね?
つーか、何でこの髪型をしてる奴の家は、男兄弟はみんな同じ髪型で、親が元ヤンって事が多いんですかね?まあ、当時の僕らは、「ジャンボ尾崎カット」と勝手に命名して、大いにバカにしてたんですけど。
そんな少年時代に栄華を極めた「ジャンボ尾崎カット」も、21世紀という新時代を迎えた今ではすっかり影を潜め。
一部の韓国人サッカー選手を除いて、殆ど死滅してしまい、いまや絶滅危惧種ですよ。
※写真と本文とは一切関係有りません。
うちのオカンは、何でも冷蔵庫に入れちゃう人で。
ある日、冷蔵庫を開けたら、お皿が10枚ぐらい入ってた事がありました。
ビックリしてその事をオカンに伝えると、「あっ、間違えた!」とかいって慌てて冷えた皿を取り出して、食器棚に入れなおしてた。
どうやら、洗って拭き終った皿を、食器棚と間違えて冷蔵庫に仕舞っちゃったらしいです。「家じゅう探したけど、携帯が見つかんないなー」って時に、仕方なく家の電話から携帯にかけてみたら、冷蔵庫の中から「♪ピロピロ〜」って鳴り出したって事もありました。
後でオカンに聞いたら「あっ、ウッカリしてた!」
やっぱり犯人はお前か。 つーかどんなウッカリだよ。「家じゅう探したけど、財布が見つかんないなー」って時に、まさかと思って冷蔵庫開けたらシッカリ冷えてたって事もありました。
そんなことがあって、我が家には「とりあえず冷蔵庫も探しとけ」っつーローカルルールが出来たわけです。
先日、友達がウチに遊びに来たんですよ。
ひとしきり遊んで、そろそろ帰るわー、じゃあ駅まで送るわー、って時に車のキーが見当たらない事に気が付いて。
カバンの中とか、ジーパンのポケットとか、とりあえずキーの有りそうな所を探してみたんだけど、全然見つかりませんでした。はっ、まさか…!
急いで冷蔵庫を開ける僕。 しかし、そこにキーの姿は無かった。
小棚や野菜室、チルド室もチェックしたが、結局見当たらなかった。やっぱ、いくらオカンでも、さすがに車のキーまでは冷やさないよなぁ、と思いながら冷蔵庫の扉を締めた僕に、友達が背後から声をかけてきました。
「なぁ…。 お前んちって、車のキーを冷蔵庫で保管するか…?」
「…あ、いや、まて、違うんだ、これは、つまり、その…!」慌てて、我が家のローカルルールを説明する僕。
そして、そんな僕を哀れみのまなざしで見つめる友人。…冷え切ったキーが冷凍室から発見されたのは、それから1時間後の事であった。
「まもなく電車がまいります。白線の内側までお下がりください」
つーのは、日常生活でよく聞くフレーズだと思います。あのー、日頃から、疑問に思ってたんですけど。
このフレーズって、なんかこう、…アレじゃないですか?
いや、突然「アレじゃないですか?」っていわれても、アレだと思うんですけど。
つまり「白線の内側」っていうのは、一体どこなんですかって事ですよ?「なんだ、お前はこんな簡単な日本語も解らないのか!」とかいわれそうですけど。
いくらなんでも、このアナウンスが流れたら一歩下がって、白線の内側に立ちますよ。
僕だって轢かれるの嫌ですからね。でも、今僕が立っている所は、果たして「白線の内側」なんでしょうか?
だって、僕らから見た「白線の内側」の領域は、電車から見たら「白線の外側」なわけですよ。例えば、一番最初に書いたアナウンスを、
「電車がまいります。危険ですから“白線の内側”には入らないでください」
と言い換えたとしても僕らはきっと、何の違和感も無く一歩下がって、さっきまで“白線の内側”だと認識していた領域に立つわけじゃないですか。
外国に言って最初、「うわー!周り外人ばっかだよ!」と驚いてから、「あ、外人はオレの方か…」と気付くわけじゃないですか。
…そんなことを考えながら、今日も南北線のホームに立つ僕です。
メルマガ、遂に第1号を発送しました。
すっかりメルマガに感けたせいで、こっちのネタが薄くなるのならないのって!まあ頑張って月1回の発刊を目指しますわ。
で、なんか、今日とかも、メルマガ希望のメールがガンガン来てるんですね。
メールサーバーがやばいらしく、メールが届くのが遅れたりするんですわ。
だので、せっかくだから 、9/5日くらいまで締め切りを延ばして、その間に希望してくれた人にもメルマガ送っちゃおう、ということにしました。詳しくはこちらへどうぞ。
→ 2001/08