-2001/03-


2001/03/27 ちょっと古い話
◆高校入試前

ちょっと古い話です。
中学3年の進路相談の頃の話。

当時の僕は、県立のS高って所を第一志望で受けようとしてたんですけど。
そしたら、担任が「ちょっと内申が足らんかもな」と事実上、もう1ランク下のS高を受けろよこの身の程知らず、って勧めてくれました。

(あ、バカだね、オレ、いま気付いた!
どっちの高校もイニシャルがSじゃん!これじゃ区別つかねー!
AとBとかにしとけばよかった。
あるいは甲と乙とか。
光とGENJIとかとか。
おすぎとピーコ・・・。 )

しかし、今よりさらにアホだった当時の僕は、どうしてもS高校に、(僕が志望した方のS高校ね、)そっちに行くと言って聞きませんでした。

あの、今の高校入試制度がどうなってるか良く知らないんですけど、僕らの時代は、内申点7割、入試3割って感じの配点で、内申さえ良ければ、入試本番は名前書くだけで受かるっていう時代でした。
逆に内申が足りなきゃ入試頑張っても十中八九落ちるってわけなんですけど。
つまり僕は落ちると。
そんな時代の荒波の中にあっても、僕は受けるって言い張った。
何でか?

答え 「家から近いから」

そう、僕がS高校に行きたい唯一の理由、それは「近いから」。
家からチャリで10分。
朝弱い僕は、一秒でも長く寝てたいじゃないですか。
ちょっとでも寝坊したいじゃないですか。
朝の惰眠を貪る幸せを絶対邪魔させない・・・。
そんな強い意志が僕をS高校に固執させた。

ちなみに先生の勧めたほうのS高校まではチャリで15分。
・・・あんま変わんねー。


2001/03/23 オカン
◆オカン携帯伝説

ある朝、母親にたたき起こされました。
「Masaton!起きなさい!」

一応、名誉のために言っておくと、いつも母親に起こされてる訳じゃないですよ。
さすがに普段は自分で起きてます。
それにMasatonとも呼ばれてないです。

なんで起こされたか。
別に「16歳の誕生日だからバラモスを倒しに行け」とかいう事じゃなくて。
姉ちゃんが駅から「携帯家に忘れちゃったから駅の方に持ってきてくれない?私も家の方に向かって歩いてくから」って電話をしてきたらしいです。
そんで僕が起こされた。

寝起きのだるい体にムチを打ち、顔洗って、服を着替え、姉の携帯を持ち、駅に向かう準備を整えました。
オカンはその間、僕の周りをウロチョロしながら「急がないとお姉ちゃん遅刻しちゃうわよ!」と急かし続けた。

(…お前が行け。)

で、いざ出発って時に、あることに気付きました。
あの、家から駅へ向かう道ってのが商店街経由と住宅地経由の2本あって、はたして姉ちゃんがそのどっちで帰ってきてるのかが分からないって事です。
もし、すれ違っちゃったら最悪じゃないですか。

僕は母親に、姉ちゃんがどっちの道で帰ってくるか聞いてるか?と訊ねました。
すると奴め、何をトチ狂ったのか突然こう言いやがりました。
「あ、それ聞くの忘れたわ。チョット待って、今お姉ちゃんに電話して聞いてみるから」

「ちょっと待っ…!」
母親の暴挙を止める間もなく、オレのポケットの中で高らかな電子音を上げる姉の携帯。

…もういい、お前が行け。


2001/03/19 個性
◆没個性

学校の教育方針に、「生徒個人の個性を生かす教育をモットーとし…」とかいう文句を掲げてる学校って良くありますよね。

ふと思うわけです。
どこもかしこも個性を重んじる教育をしててん。
この教育方針自体が個性がないと。
個性の氾濫。

この際、個性をつぶす教育を大々的に掲げた学校を作っては如何か。

全国偏差値50±0.5、通信簿オール3の人間しか入れないという狭き門。
年に3回の遅刻と1日の欠席が義務付けられていて、これが守れないと即退学。
ワイシャツは第二ボタンまで空けるのが正式で、夏休みの宿題として、“イメチェン”と称し“失敗パーマ”を当てて来なくてはいけない。
「東京モード学園」「カリスマ美容師」「音楽で生計を立てる」などの進路を志望すると、進路指導室に呼び出されてしまう。(ふつう)

嗚呼っ、恐ろしきかな、没個性の世界!


2001/03/16 リニューアル
◆ノンフレーム
フレーム表示を廃止してみました。
ただそれだけ。

2001/02


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