3/10/02〜 3/20/02

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3/11 月曜日
  午前中、友人IKKN君と横浜駅で待ち合わせ。しばらく会っていない間に彼が蓄えたゲームを  10本ほどいただくためである。   彼と待ち合わせるときはいつも横浜ゲーセン巡りになるのであるが、今回もそうなった。   そしてふらっと始めた「対戦ホットギミック インテグラル」。脱衣麻雀のヒットシリーズであ  る。順調に勝ち進んで5人目くらいで面白い配牌が来た。アラビア数字はソウズ。    一112345678999   息を呑む俺とIKKN君。   第一ツモはピンズ。無駄ヅモ。   そして対戦相手の最初の捨て牌は1。一気に萎えかける俺。   我が第二ツモは3。テンパった。    1123345678999   待ちは124。   次順、まさか来るまいと思っていた1の最後の一枚をツモる。   生まれて初めての九蓮宝塔であった。   ところで世の中には九蓮宝塔という役満を認識できない麻雀ゲームがあるというのは本当なのだ  ろうか。もし上みたいな奇跡的ツモのあげく「ツモ・チンイツ」なんぞと数えられた日にはモニタ  ーを鉄塊で叩き割ったうえ製作会社に放火間違いなしである。   さて、ゲームをほどほどで切り上げて向かった桂花ラーメン。ここで今日の本題、ゲームの受け  渡しが行われた。IKKN君がカバンから取り出したソレは、25枚におよぶCDの束であった。   あまりの量に大爆笑。聞けば用意するのに6時間かかったという。当然ラーメンはおごった。   ありがとうIKKN君。   午後、大学に行く。   机の整理をしつつ、海外の論文雑誌に投稿した論文がアクセプトされたとの知らせを受けて喜ぶ。  メインオーサーではないが名前はしっかり載るし、かなり苦労したのでとても嬉しい。
3/12 火曜日
  トップページだけだがHPのレイアウトを変えてみた。少しは見やすくなっただろうか。   しかし、永続するかどうかは不明。我が性格からしてソースが複雑になるのが許せなくなって元  に戻す可能性は高い。まあたまには気分を変えるのも悪くなかろうと。   あまりにも増えすぎた同人誌を処分すべく、きよ君が我が家に来訪。彼はYahooオークションの  IDを持っていないので俺に依頼しに来たのである。   来訪直前、きよ君からメールが届いた。    >段ボールひと箱に本が納まりきらないという衝撃の事実。   一気に鬱々とした気分に叩きこまれる。   そして持ちこまれた同人誌は100冊、積み上げると50cmをはるかに超えていた。   しかしながら、これは彼の部屋で本棚から溢れ出している同人誌の山2つ(過去のタワゴト20、  7/16参照)のうち、1つ分にも相当しないという事実に背筋がツンドラ気候。   結局、この3月には合計200冊以上の同人誌を処分することとなった。   ンなヒマあるのか、俺。
3/13 水曜日
  …今日は比類なく花粉症がヒドイ。   くしゃみ鼻水鼻づまりに結膜炎、しまいには頭痛発熱までフルオーケストラで苦痛の一大協奏曲  を奏でている。これに四肢関節痛が出てきたら完全に風邪だ。   そのため家から出られなかった。許すまじイネ科植物。とくにカモガヤ。   出かける用事があったがキャンセル。   ごめんなさいごめんなさい。この埋め合わせは必ず。   仕方がないので花粉が入らないよう自室を閉め切ってパソコンゲームなどしていた。   夕方からは諸症状が落ちついてきたが、そのかわり長時間パソコンの前に座っていたため肩と腰  に来た。関節が痛い。ついでに目も痛い。…おお、風邪だ。   アホか自分。   ヒマにまかせてハンドルネーム占いというのをやってみた。    大凶     ガーンΣ(゚д゚; ご愁傷様です。     すぐ改名する事をオススメします。   なんと。このハンドルネームは大凶であったのか。   助けてプリーズ。    改名案(一部)     秀王閣下 → 大凶     聖者秀王 → 末吉     ワンダー秀王 → 中吉     秀王大特価中 →      秀王★さぶ → 小吉     秀王左右衛門 → 小吉   我が取る道はワンダー秀王しかないというのか。余りに無残。   こうなったらイタコに頼んで安倍晴明でも呼び出してもらうしか。
3/14 木曜日
  ホワイトデーである。バレンタインにチョコをくれた8歳の女の子にお返しをせねばならなかっ  たのであるが、金がねェ。情けねェ。   くそう、これも後日必ず。リベンジ。   今日はとりあえず花粉症の諸症状はユルめ。   Yahooオークションに出品の嵐。腰が痛ェ。   おお、今気がついたが火曜日以降外出してない。いかん。BUNCHがサンデーがマガジンがモーニ  ングがヤンサンがヤンジャンがチャンピオンがビッグコミックが近代麻雀が。   俺を待っている。明日は大学。立ち読みのと化す。   一昨日より何を血迷ったかパステル調となった我がHPに、各方面から反響が寄せられている。    きよ君「いいねぇ。あとは最終更新日をスクロールなしでわかるようにしたら?」   む、貴重なアドバイスである。感謝。そして採用。上のほうに更新日を載せた。    しお君「さすがにカラーという世の流れには逆らえませんでしたか?(笑)」   色文字ならば以前から使っておる。時代に流される俺ではない。   …昨年7月〜9月は読まないでください。←テキストサイト全盛時代の影響受けまくりの時期     Y嬢「…なんか爽やかでオタクっぽくなくなってガッカリ   …この発言から推測するに彼女がこのサイトに何を期待していたかというとぐはっ吐血。   くそう、今日からはサワヤカ街道を全力疾走してやる。   そして崖から落下。   大リスペクトな詞を書く人が電波受信所に到来。感無量。鴻さんありがとう。
3/15 金曜日
  若造が偉そうに個人的見解を述べてみる。   生きる目的や理由というものは見つけるものではない。   生きていくうちに「できる」ものだ。   ふとした瞬間に頭の上の不可思議な空間から降りてくる。厄介なことに、それに気付くのは至難  なのだが。   大切なのは、感受性と想像力だ。   自分がやった研究のことが今日付けの読売新聞夕刊に掲載された。これは先日「論文雑誌に載る  ことになった」と書いたのと同じ研究である。   このように注目される研究に関わることができて嬉しい…とは言っても、俺はただ単に運良くこ  れに関われただけのことであるが。それでもとにかく、この測定を一番最初にやったのは俺だし、  測定を行った実験装置は俺が設計・開発したものである。   学会発表にはぜひ行きたいものだ。   昨日の宣言どおり、今日は立ち読みの鬼と化した。ので漫画の話題。   二宮ひかるがアワーズに描いている。これはなんとしたことか。いやいいんだけど。内容は相変  わらず。ただ、今回はやや話が冗長か。   鈴木康人「僕」。ベルセルクですね、この漫画!しつこくてごめんなさい!   サンデーの読者投稿欄にこういうのを出すのはいかがなものか。
  それを掲載する編集者もいかがなものか。   それを見た瞬間、電車の中だというのに吹き出してしまい、まわりから白い目で見られた俺はい  かがなものか。   木多康昭「幕張3」……じゃなくて「代表人」(マガジン)。先週あれだけのことをしてお  いてこれというのはいかがなものか。
  そうか、木多先生、逃げゲフっ…(拉致)…(教育)…(洗脳)…病気なんだねっ(不自然に明  るく平板な声で)。病名、「大人の事情」!藤沢先生とか富樫先生と同じく!   木曜日発売の漫画雑誌ではやっぱりモーニングが一番面白いか。「バガボンド」「ジャパン」  がよく休載(特に前者)するのはいただけないが。   「クロ號」は久しぶりにアイロニックであった。やっぱ好きだ、この漫画。
3/16 土曜日
  我が携帯にはしょっちゅう間違い電話がかかってくる。ひどいときには1日に2回。平均すれば  1週間に1回の割合でかかってくるのだ。いくらなんでもこれは多すぎるだろうと思っていた。   そんなに間違いやすい番号だろうか?いやむしろ覚えやすいし間違いにくい番号だと思う。日本  人の識字率は98%を超えているはずだし、読み違いをする人がこれだけ沢山いるとも思えん。ひょ  っとしてこれは電話会社の陰謀か。   などと思いは千々に乱れる。安心して使うこともできん。原因がとにかく不明というのが、のど  に引っかかった小骨のように心に引っかかっていたのだが。   つい最近ようやく謎が解けた。   昨年末から、間違い電話をかけてくる相手がそろって「あれ?ホリウチさんですよね?」と言っ  てくることに気付いていたので、最近かかってきた間違い電話に     俺「ホリウチさんではないのですが」   と先手をうってみたところ、    先方「ああ、じゃあホリウチさん番号を変えたんだ…」   そこで自分の番号を伝えたところ、「間違いないです」という返事がきた。   つまり、この番号を前に使用していた人がいたわけだ。なるほど納得。出そうで出なかったくし  ゃみがやっと出たような爽快感。   先方に礼を言い、電話を切った。   というようなことを研究室のB君に話したところ、    B君「そんなんよくあるこっちゃ」   と一刀両断された。   電話の端末が増えすぎて電話会社が番号をどんどん使いまわしているからそれほど珍しいことで  はないのだそうだ……でもそんなによくあることでもないだろう。   今でもなんとなく貴重な体験をした気分。お手軽な俺。
3/17 日曜日
  普段から自分の正義を声高に叫んでいる人間は見苦しい。   いざというときに自分の正義を声高に叫べない人間は情けない。   まったく関係ないがトップページを変えたことによる反響。    かめ君「ますます某サイトに似てきたな」   大抵の有名サイトより先に開設しているのだが。   そういえば、最新の雑想をトップに置くようになってからカウンタの回転速度が約2倍になった。  やはり雑想に直リンクしていた客がいたのか。実はこの実数調査が目的の一つであったのだが、ま  さか倍もいたとは思わなんだ。
3/18 月曜日
  ヒカルの碁サブキャラシリーズ奈瀬編。何かに集中している女性は美しいと思う。   今日は学科の謝恩会である。   そのため、18日ぶりに我が研究室の修士2年の4人が顔をあわせた。   ドクターに進む人間はおらず、全員就職。そのため引越しに関する話題が出ていた。俺も就職で  引越しが必要だが、今回が初めての経験なので参考になることも多い。    O君「冷凍庫の中身を処分しようとしたらガリガリ君が出てきたんだが」    一同「ほうほう」    O君「寒いし食う気がしないからあっためて溶かしたんだ」    一同「へえへえ」    O君「それがあたりでやんの」   一同、爆笑。   さぞかし悔しかったことだろう。
3/19 火曜日
  先生、僕、サトラレなんです!   え?サトラレノイローゼ?絶対違います!   だって、僕の考えていることが周囲に筒抜けとしか思えないことが何度も何度もあるんですよ!?   それもずっと昔から!   中学のとき本屋の男性誌コーナーで勇気を振り絞ろうとした瞬間、店のあんちゃんに「坊主には  まだ早いからな」って生暖かく声をかけられたり!   高校のとき学校がえりにゲームセンターに寄ったら友人がニヤニヤしながら「脱衣麻雀は私服で  やれよ?」ってアドバイスしてきたり!   大学のとききよ君−あ、友人です−が持っていた同人誌に好みのがあったんで見てたら「師匠な  らそれに目をつけると思ってましたよ!」って以前から僕の好みを知っていたようなことを言っ  たり!   最近だってたくさんありますよ!   特に、友人が面白い話を聞かせてくれるたびに「HPのネタにするなよ」って釘をさしてくる  のはもう絶対僕がサトラレだからに決まってます!   どうです!?もう僕がサトラレだというのは決定的でしょう!?   先生、はっきり言ってくださいよ!僕はサトラレなんでしょお!?   ………   というネタを今日発売のイブニング読んで思いついたのだがすべてフィクションである  ということでヨロシクお願いしますよ皆様?
3/20 水曜日
  先週から行っているオークションが次々と終了している。   思わぬものがいい値段で売れたりするのは嬉しいのだが、家に帰ってメールを受信するのが怖く  て仕方がない。   お金が絡むことであるからもちろん1通1通に返事を書かなければならない。売り物の大きさ・  重量・形状にあわせて送料を算出するし、相手からの要望があればいちいちチェックして返信を返  す。代金の支払いを確認したら品物を梱包して宛名書き、届いたことを確認したら御礼のメールに  相手の評価もせねばならん。   そんなこんなで手のかかる返信メール。今日新着した37通のメールを目の前にして、雑想を書  くことに逃避してしまうのも無理はないことだと自己弁護の夜。   昨日、4月から入居することになる社員寮を下見してきた。   日暮里から常磐線に乗り、北千住を過ぎるとまもなく首都圏都市部の最外縁を通過する。程よく  ひなびた車窓。わずかに松戸近辺で都市っぽくなるがあとは畑が視界から消え去ることがない。こ  のときすでにイヤな予感はしていた。   千葉県柏市。通っていた大学が上野の近くで片道1時間半かかっていたから柏なら2時間ちょっ  とでつけるだろうと考えていたら2時間半もかかった。我が苗字の1字であるがゆえに幼少時から  なにかと気になっていた都市ではあったがまさかここに住むことになるとは思わなんだ。これも一  種の言霊であろうか。   社員寮は柏駅で東部線に乗り換えて隣の駅にある。駅前がまたほどよくひなびていた。てか、商  店街に該当するものがない。細い県道沿いに店がいくつか並んでいるだけ。それらの店の看板も年  季が入りまくっている。一言で言って古い。紙幣受け入れ口に「500円札・1000円札」とか書いて  ある自動販売機がゴロゴロありそうである。   小さいながら漫画類が充実した本屋があったのは嬉しいが…ラーメン屋が皆無というのは残念極  まりない。   寮までは駅から直線距離にして80mほどであるが、改札口が線路の反対側にあるため大回りして  踏み切りを渡らにゃならん。なんとなく理不尽を感じる。来年の春には寮側にも改札口ができるら  しいが。   ぐおあ。コレ書いてる間にまた新着メールが届いた。今夜眠れないんじゃないのか?   寮に到着。外観はかなり新しい。コレはある程度の設備を期待できるか?今月の6日に着任した  ばかりだという管理人さん一家が迎えてくださった。ご主人も奥さんも息子さん(俺より1歳上)  も気さくで話しやすく、気持ちよい人達である。   いくつかの連絡事項を済ませて早速部屋を見学。8畳弱か。けっこう広い。備え付けの机と椅子、  ミニクローゼットに本棚、そしてベッド。コンセントは8つ。テレビ用端子もある。電話のモジュ  ラージャックもついてる。吊り棚が天井からぶら下がっているし、収納には困らないですみそうだ。  共用設備として各階にキッチンと洗濯場とトイレ。キッチンには電子レンジも備え付けてある。1  階に風呂と食堂。風呂は形式的には利用時間が決められているが、24時間沸きっぱなしで実質いつ  でも自由に使っていいらしい、って管理人さんがそんなこと教えていいんですか?   結論として申し分なし。   設備を見ながら引越しの見積もりをしてみる。   家から運ぶ荷物は小さい本棚と洋服箪笥が一つずつ、パソコン、春夏用衣類をいくらか、寝具、  参考書、辞書、漫画……そんなものか?小物では鍋とかドライヤーとかありそうだけど、どうせ1  日で実家と行き来できる距離だし、4月に入ってから週末に運んでも問題あるまい。とすると問題  はどの漫画を持って行くか、であるな。本棚は余裕を持たせたいから……せいぜい100冊くらいに  おさめないと3ヶ月とたたずにあふれることに。   さて。   さきほど電車の窓から見える風景に「イヤな予感がする」と書いた。そのイヤな予感は見事に当  たっていた。寮の周り、空き地&畑がそこかしこに。   別に田舎なのは問題ではない。問題は空き地や畑に生えるイネ科植物。   そう、基本的に雑草であるイネ科植物は、地面さえ見えていればどこでも育つ。ましてやこのよ  うな広い空き地のある場所ではそこらじゅうに跳梁跋扈している。アレルギー戦線はいままで以上  の苦戦を強いられるだろう。気が重い。   親元を離れての一人暮しは、今回が初めてである。修士1年の夏にわずかに1ヶ月間の工場研修  を受けたが、毎週家に帰っていたし一人暮しという感じはしなかった。就職が内定してからずっと  抱きつづけていた一人暮しへの期待と不安が、改めて鮮明に感じられた1日であった。
 

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