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注:文中の色つき文字はそれぞれ
赤字 秀王(このページの家主。プチゲーマー)
青字 購買部長(ゲーマー)
によるツッコミです。
To Heart(Win、Novel、Leaf、18禁)
Leaf Visual Novel Series の第3弾。一時期同人誌業界を席捲していたらしいが、まあ僕には関係
ない。もてもてな主人公が8人の女の子達のなかから1人をターゲッティングし、口説いてものにする
までの過程が描かれている。前2作と比べるとストーリーが弱く、女の子達の心理状態等の説得力に欠
ける部分が多数見受けられる。前2作と比較してきわめて日常的な出来事を描いているせいだろうか?
でも、単体としてみると別に出来が悪いわけではなく、むしろよく出来ているかなと思う。前作の出来
が良すぎるというだけで。
キャラ別の感想でも書いとこう。
あかり:メインヒロイン。お下げ。犬チック。熊好き。メインヒロインだけあってシナリオ展開は極め
てスムーズ。全キャラこのレベルのシナリオが書けてればねぇ。まあ、幼馴染みはシナリオも
作りやすいから当たり前といえば当たり前。シナリオの展開についておおざっぱに書くと、要
するに単なる幼馴染みの域を出ていなかった主人公のあかりに対する意識が、恋愛対象へと変
わって行く様が描かれている。髪型をかえた姿にドキっと来て、よその男が狙っていることを
知って動揺し、お見舞いのために久しぶりに入った彼女の部屋で初めてのキスをする。ベタベ
タな展開だけど、変に奇をてらうよりもいいよね。あっと驚かされるストーリーよりも、しつ
こいぐらいにベタベタなシーンを見せ付けるほうがギャルゲーの姿勢としては正しい気がする
し。で、ここまでの展開はいいんだけど、この後の展開って必要なのかが私的に疑問。まあ、
一旦落として持ち上げるというのもわからなくはないんだけど、グラフィックを水増ししただ
けのような気もするね。
志保:あかりと主人公共通の友達。中学からの付き合い。情報通、ただしガセ多し。正直言って初めて
この子のシナリオをやった時はなんだこりゃと思った。最後まで特に何が起こるわけでもなく、
やることやって、はいおしまいという展開。結局のところ、志保は主人公のことが好きなんだけ
ど、ずっと遊び友達として付き合ってきたこととあかりに気を使っているのとで言い出せず、1
回だけ火遊びをして終りにしたということらしい。まあ、やりたいことは分かるんだけどね。個
人的な意見を言えば、親友に気を使って身を引く系の話は悲劇のヒロインぶって自己陶酔に浸っ
ているだけの自己満足だと思うので嫌い。ただ、上級生(名前忘れた)との一件は、彼女の知った
かぶりで見栄っ張りな性格をよくあらわしているし、お互いを異性として意識させる効果もあり
良く考えて作ってあるなと思う。
委員長:三つ編み。メガネ。巨乳。彼女のファンの間では三種の神器と呼ばれるとか。この子のシナリ
オはまあまあ出来がいいかな。両親の離婚で関西から引っ越してきた彼女は関東に馴染めず、
また馴染もうと努力もしない。で、当然のようにいじめにあうが、気が強く友達もいない彼女
は助けを求めることが出来ない。いじめに気がついた主人公があれこれ世話を焼いて、いじめ
問題は無事解決し、最初は頑なな態度を取っていた彼女も徐々に打ち解けてくる。そんなある
日ちょっとした事件が起こり、あとはゴールまで一直線。これもある意味ベタベタだが、展開
はスムーズ。ただ、委員長自体が個人的に気に入らない。いじめられるまでに彼女がとった行
動といえば、たとえるならむしゃくしゃして石を蹴ったらたまたま誰かに当たったんだけど謝
らなかったといった感じなので、正直言ってどうかと思う。いじめを肯定する気はないけど、
彼女の場合半分喧嘩を売っているからね。僕が主人公の立場だったら、面倒なことに首を挟ま
ないという意味ではなく、どっちもどっちなので片方に肩入れする気が起きないという意味で
全く干渉しないだろう。そんなわけで、序盤の展開は嫌いだが、いじめが解決してからは背中
かゆくなるような見ているこっちが恥ずかしいシーンが山盛りなので結構好き。ちなみに彼女
の18禁CGの中に僕がこのゲームの中でも特にお気に入りの奴が一枚ある。
お嬢様:泣く子も黙る財閥令嬢。さらさらのロングヘアーが魅力的。無口。オカルト好き。彼女のシナ
リオはギャグが満載。感動させるのではなく、笑いを取りに来ている。幽霊部員とかセバスチ
ャン(愛のニックネーム)とか奥様は魔女だったのです!とかね。彼女が主人公に何故興味を持
ったのかについての描写が全くないのがちょっとね。まあ一応部活の勧誘なのかな。主人公以
外にも色々な人に声をかけていて、主人公だけが食いついてきたと考えれば、まあ辻褄はあう
よね。シナリオを大雑把に表現するとセバスチャンv.s.主人公ということだね。お嬢様にまと
わりつく悪い虫をセバスチャンが駆除しにかかるって感じ。で、最後もお嬢様特性の媚薬を飲
みすぎて動けなくなった主人公がお嬢様に助けを求めるという目茶苦茶な展開。まあ、笑って
許そう。もともとギャグシナリオなのだから。
レミィ:金髪碧眼。ポニーテール。巨乳。ハーフ。弓。実は幼馴染み。彼女のシナリオが一番よく出来
ていると思う。伏線とかがきちんと張ってあるし。少々中だるみするのが難点かな。迷子の男
の子を世話するところから始まって、レミィが主人公に興味を持ち始め、子供好きかとか好き
な女の子はいるのかとかレミィのことをどう思うかとか聞いてくる。で、主人公が迷子になっ
た時の話(初恋の話)が入る。このあとしばらくたいしたイベントがないんだよね。エンディン
グへの布石となるハンティングの話が少しと、レミィの転校を予感させる夢の話があるくらい
かな。で、今度は迷子の女の子の世話をしているレミィを主人公が見かけて、一緒に親を捜す
ことになる。その時の会話から、初恋の相手がレミィであることが分かる。あとはレミィの突
然の帰国が決まって、ゴールへと突っ走る。昔の思い出と今の気持、離れ離れになるという現
実。これだけ揃えば十分な説得力があるよね。でも、最後結局転校しなかったのは個人的には
いただけない。いい話に仕上がっているのだから最後あんなオチにする必要はなかろうに。
琴音:超能力。かわいい。とてもかわいい。兎に角かわいい。すごくかわいい。おびえた瞳がたまらな
い。シナリオはひどい。言いたいことは山ほどあるけどかわいいから全て許す。
マルチ:メイドロボ。耳飾り。モップ。なでなで&ふきふき。非常に狙って作られたキャラで、狙い通
りに転ばされてしまった人多数。メインヒロインを完全に食ってしまった。つっこみどころが
多すぎるので細かいところには触れない。以下に主人公のセリフ(うろ覚え)を引用する。
“こんなにこだわって作られているとは、触られることを想定して設計されているとしか思え
ん。”触られるの部分をもっと過激な言葉に書き換えたのがそのまんま僕の意見。あんなもの
公式に発売できるかっちゅーねん。まあゲームだし、目をつぶろう。全然ロボットらしくない
彼女、一方で厳然としてロボットであるという事実、そんななかで主人公の出した結論は“区
別する必要なんてあるのかな?”というセリフに端的に現れている。主人公にとってマルチは
マルチであり、人間だとかロボットだとかいうことには意味がないわけ。で、18禁シーンだけ
ど、ご主人様発言はやりすぎだろう。
葵:エクストリーム。バンドエイド。ハイキック。赤ブルマ。格闘技同好会を作ろうとして孤軍奮闘す
る。主人公は赤ブルマに目が眩んで思わず入部。そんなある日、空手部の先輩にいちゃもんをつけ
られて決闘をすることに。主人公も手伝いながら特訓が行われる。不安にかられる彼女を励ました
り、試合の直前に緊張をほぐしてあげたりする。で、見事勝利をおさめる。問題はここから。二人
で特訓をしているうちに恋が芽生えるのはまあいいとして、なんでいきなり最後まで行かにゃあな
らんのかということ。どう考えても事が一気に運びすぎ。18禁ゲームだからそういうシーンを付け
たというだけ。まあ仕方ないかな。
理緒:おまけ。新聞配達。転ぶ。おまけだからあんなものだろう。
シナリオの出来がいいのは上から順にレミィ、あかり、委員長の順かな。設定からして作りやすいから
ね。お気に入りは上から順に琴音、レミィ、お嬢様。このゲームは18禁である意味はほとんどないし、
PS版のミニゲームの出来がいいらしいので、これからやろうという人はPS版のがお勧め。
(・・・だから段落作れって。内容についてはほぼ完璧。いままで見てきたこのゲームの批評の中でも
群を抜いて的確であろう。お気に入りキャラの順番を除けば、だけど。ツッコミどころは山ほどあるが、
自爆的発言につながりかねないので割愛。そーさ俺はいくじなしさ。)
ワールドネバーランド2〜プルト共和国物語〜
(PS、SLG、リバーヒルソフト)
架空の人生を送るゲーム。人生シミュレーターといったところかな。主人公は架空の国プルト共和国
への移住者となって100人以上いるその国の国民として生活を送ることになる。まずは名前と性別を
入力して、その後いくつかの質問に答えることで人種・性格・顔などが決定される。性格は矯正できる
ので、重要なのは顔。なにしろ自分の分身だから愛着が持てる顔にしないとね。質問の答えを適当に変
えると顔も変わるので気に入ったものになるまでやり直せばいい。こだわる人は気に入った顔が出てく
るまでに数時間を費やすこともあるらしい。三国志の新君主でいいパラメータになるまでやり直すとか
ウィザードリーのキャラメイクでボーナスパラメータがたくさんもらえるまでやり直すのと似たような
ものだな。で、顔を決めたら最後に所属のウルグとショルグを決める。ウルグというのは仕事の組織で
リム・バハ・ガアチの三種類がある。リムウルグは海で魚釣りをする仕事、バハウルグは山菜のような
ものを採集する仕事、ガアチウルグは鉱物資源を彫る仕事である。ショルグというのは武術組織で、や
はり三種類ある。コークが剣術、ジマが体術、ミダが魔術である。ウルグは一度決めても転職すること
が出来るが、ショルグは一生変えることが出来ないので慎重に決める必要がある。で、全部決めるとめ
でたく入国手続きが完了し、共和国から家が支給されてそこで暮らすことになる。後は好きなように生
きれば良い。別に目的は存在しないから。仕事に燃えてもいいし、武術に励んでもいい。プルトの人た
ちは寝ず食わずで生きていくことが出来るので、本当に何にもしないで道行く人を観察していてもいい。
あと、プルトでは拾得物は拾った人のものであるという法律があるので、延々と落とし物を拾って生活
なんていうのもいいかもしれない。プレイヤーはいずれ死ぬわけだが(大体30前後)、子供を作ってお
くと、その子供が入学する時か成人する時にプレイヤー権の引き継ぎを行うことが出来る。そうやって
2代目、3代目と引き継いでいくことで永遠にプレイすることが出来る。ちなみに僕は現在3代目まで
進んでいて、この間初代の葬式に出席した(元プレイヤーキャラ達はNPCとなって生きていく)。子供
が現在4人いるが全員男の子。そろそろ女の子でプレイしてみたいのでもうしばらく子作りに励もうと
思う。今はやってないんだけど、なんか一つゲームをクリアするたびにしばらくプレイして、飽きたら
新しいゲーム買ってというのを繰り返している気がする。まあ単調なゲームなので結構飽きやすいけど
しばらくやらないと無性にやりたくなってくるから不思議だ。セーブで10ブロックも食うのがいたい
が、BEST化されているのでメモリーカードを一緒に買っても新品ソフト買うよりは安いから、まあ
気になる人は買って見てくれ。プレイヤーを選ぶゲームなのでお勧めはせんけどね。
(・・・すこしは段落わけしろよ(笑)。)
ドラゴンナイト4(PC98、S・RPG、エルフ、18禁)
エルフのドラゴンナイトシリーズの4作目。ドラゴンナイト5が出るという話は全く聞いたことがな
いのでまあこれがシリーズ最終作ということになるんだろう。過去3作品がRPGであるのに対してこ
のゲームはS・RPGであるし、主人公も1〜3までのタケルから、その息子のカケルに代わっている。
原画も竹井正樹が描いており、過去3作品と比べて相当異色なゲームであるといえる。
まあ、もともとドラゴンナイトシリーズは3で完結の予定だったんだと思う。3でタケルの冒険はき
ちんと決着がついているし、3のあと4が出るまでにかなり間が開いているし。
そんなわけで4は1〜3までの内容を全然知らなくてもたいした問題はない。ちなみに僕は1と2は
やったことがなく、3はやったことがある。3には1と2で登場したキャラ達がばんばん出てくるので
1と2をやってあればもっと楽しかっただろうと思う。クリアするのには何の問題もないけどね。
簡単にストーリーを説明しよう。かつて世界を救った勇者ヤマトタケルの子供として4の主人公ヤマ
トカケルが生まれる。ちなみに奥さんは1と3のヒロイン(名前は忘れた)。このカケルというのが父親
によく似て好色なガキで近所の女の子達のスカートをめくっては母親に叱られるという生活を送ってい
た。勿論父親は叱らない、むしろ誉める。
で、カケルが14歳くらいになった頃(正確には覚えてない)タケルのかつての戦友であるバーンから
タケルに助けを求める手紙が届く。タケルは息子もそろそろ旅をするべき歳だと思っていたため自分で
は行かずにカケルに行かせる。このペースで書くとすごく長くなるので端折るね。
東から謎の敵が攻め込んできているのでそれを防ぐためにカケルはバーンの息子セイルとともに東へ
向けて旅立つ。途中で正体不明の仮面の剣士エトやカケルを心配して追いかけてきた幼なじみの女の子
ナターシャ、エルフ族の美女マルレーネ等を仲間に加えて東へ東へと進軍する。一方西からは包まれる
と石化してしまう黒い霧が進んできており、それから逃げるためにも東へと進まねばならない。途中、
船の上で敵に襲われて難破し無人島に漂着するなど苦労しながらなんとか敵の本拠地まで攻め込むこと
が出来た。しかし敵の親玉は魔族で、その強大な魔力の前にカケル達はなすすべもなく敗れ、カケルは
捕らえられ他の仲間は殺される。ここまでで前半が終了。このゲームは是非いろんな人にやってもらい
たいので後半のストーリーには触れないでおく。続きが気になる人はやってくれ。
システムはADVパートとSLGパートが交互に並んでいるという非常にオーソドックスなタイプ。
ADVパートでは、町の中を移動して仲間達と話をしたり、ドーピングアイテムを手に入れたり新しい
仲間を増やしたり(大抵二者択一で男と女、勿論女を選んだ方が後々の楽しみが増える)することになる。
当然18禁なシーンも出てくる。
SLG部分は各ユニットを動かして攻撃するだけのシンプルなもので難易度も簡単すぎず難しすぎず
のほどよいバランスになっている。苦手な人には若干難しいかもしれないけど解けないほどではないと
思う。少なくとも途中で何の前触れもなく増援部隊が現れてシスターが殺されてリセットという某有名
S・RPGよりはずっと簡単である。僕に言わせれば上記の某有名S・RPGよりもこのゲームのほうが
遥かに面白い。
まあいいや、話を戻そう。SLGパートでやられたキャラは死亡し、復活させる手段はない。また、
カケル・エト・セイル・ナターシャ・マルレーネの5人は主要キャラであるためやられると強制的にゲ
ームオーバーとなる。マップ上にもドーピングアイテムが落ちているので場所を知っているとかなり楽
に進むことが出来る。特に町では手に入らない攻撃距離や移動力を伸ばすアイテムは重要。とはいって
もマップを虱潰しに探すほどでもない。ターン数に制限があるのでそこそこ急ぐ必要もあるし。
そんなところかな。
一応攻略の手引きのようなことも書いておこうかな。ストーリーは一本道なので特に注意しなくてよ
い。ただ、町の中はくまなく動き回った方がいろいろと楽しめる。ドーピングアイテムは全然使わなく
てもクリアするのはそう難しくはないが、ばんばん使ったほうが当然楽。たんすや本棚、あるいは町の
隅っこのほうによく落ちているので探したほうがいい。前述の通りなるべく女の子を仲間にしていった
ほうがお楽しみが増えるが、別に好きに決めて構わない。
で、仲間キャラをどう育てていくかだけど、全員を均等に育てる必要はない。手に入る経験値は限ら
れているので育てる人数を絞ったほうが楽。このゲームは戦士なので攻撃力が高いとか、魔法使いなの
で打たれ弱いとかいうことはない。なのでメインの5人のほかには基本的に遠距離攻撃の出来る弓使い
や魔法使い、大砲隊等を育てるとよい。後は機動力の高い騎士や忍者も一人二人は育てておくといいか
も。
敵のユニットは突進してくるタイプと敵の射程圏内に入るまで動かないタイプがいる。突進してくる
タイプはこっちの弓使い・魔法使いの攻撃範囲までやってきたら集中砲火を浴びせる。後者は機動力の
高いユニットを使っておびき寄せて同様に間接攻撃を浴びせる。マップ上にある回復の泉でしか回復は
出来ず、ダメージを受けると戦線を一時的に離脱する必要があるのでなるべくダメージを受けずに戦う
のがポイント。間接攻撃なら敵が間接攻撃できなければ反撃を受けないし、機動力が高いユニットは回
復の泉と戦線との往復が素早く行える。そんなわけで必然的に間接攻撃ユニットと機動力の高いユニッ
トが主力となる。ちなみに残りHPが高いほど攻撃力も高いので、ともかく敵より先に殴るのも大切。
反撃はこちらの攻撃が当たってHPが減った状態の攻撃力で行われるのでダメージが少なくて済む。ま
あ、典型的なS・RPGの攻略法が分かっていれば特に困ることはないはず。
せっかくだからキャラ紹介もしておく。覚えている範囲でね。
カケル・・・・主人公。移動力3攻撃範囲1の剣士タイプ。生意気で助平なガキだが結構いいやつでもある。
エトのことを尊敬する一方で嫉妬心も抱いている感じ。
エト・・・・仮面の剣士。移動力3攻撃範囲1。カケルと性格はよく似ているが、人生経験の差か何事にお
いても一枚上手。妙に物知り。
セイル・・・・バーンの息子。初期は移動力2攻撃範囲2。後にドラゴンナイトになると移動力が大幅に増
える。6か7だったと思う。女性の前では緊張して上手くしゃべれない気弱な少年。
ナターシャ・・・・カケルの幼馴染み。移動力2攻撃範囲3の魔法使い。カケルのことが心配で追いかけて
きたがそのことを素直にはしゃべれない。
マルレーネ・・・・エルフ族の生き残り。移動力3攻撃範囲2の弓使い。物語の鍵を握る重要人物だが後半
にならないとそのあたりのことは分かってこない。
上記5人がメインキャラ。死ぬとゲームオーバー。以下はサブキャラ。
ネレイド・・・・魔法使い。移動力2攻撃範囲3。縛られて町の隅に放置されていたところをカケルに助け
られる。
カロン・・・・騎士。移動力4攻撃範囲1。行き倒れになっていたナターシャをカケル達のところまでつれ
てきてくれる。カケルの後ろの穴を狙っている危険人物。
ネプチューン・・・・漁師の娘。移動力3攻撃範囲1。特に書くことないな。
クラリス・・・・エルフの双子姉。弓使い。移動力3攻撃範囲2。妹よりも気が強い。
メイフェア・・・・エルフの双子妹。同上。姉と違っておとなしいタイプ。ちなみにこの双子は二者択一で
どちらかしか連れて行けない。僕はいつもメイフェアを連れて行く。
パンドラ・・・・踊り子。移動力3攻撃範囲1。港町で海の男達を相手にして酒場で踊っている。カケルの
ことが気に入ってついてくる。
ビアンカ・・・・騎士。移動力4攻撃範囲1。某王国のお姫様。エトと勝負したがっている。理由は忘れた
けど。
ガリバン・・・・大砲隊。移動力2攻撃範囲4。息子を敵に殺されたのでこの戦いに参加だったような・・・。
ロザリンド・・・・大砲隊。移動力1攻撃範囲5。子供。セイルのことがお気に入り。
セイラ・・・・忍者。移動力5攻撃範囲1。すらりと伸びた足が自慢。小説家志望の青年と恋仲。
小説家・・・・名前を忘れてしまった。セーブするのに欠かせない人物。ずっと行動を共にするが戦闘に参
加するのは終盤になってから。セイラと恋仲。
ターニャン・・・・忍者。移動力5攻撃範囲1。猫のような外見をしている。結局最後まで正体不明。カケ
ルの財布を盗もうとしてつかまる。
少年・・・・ドラゴンに育てられた少年。どうしても名前が思い出せない。セイルがドラゴンナイトになる
時に一緒についてくる。移動力6か7攻撃範囲2。セイルとともに後半の主力といえる。
レア・・・・弓使い。移動力3攻撃範囲2。敵に連れ去られた妹を探している。彼女の国では一番の弓の名
手らしいが別に特別強くはない。
ヘレネ・・・・レアの妹。戦闘に参加することはない。
マリアン・・・・最初のほうにだけ出てくるシスター。子供たちに母の愛を振りまいている。戦闘には参加
しない。
ジーナ・・・・ホビット族の少女。工作隊。移動力3攻撃範囲2。爆弾を武器に戦う。個人的にはこの娘が
一押し。すごくかわいい。この娘とのHシーンがあるところのセーブデータを残してあり、
しょっちゅう鑑賞したものだ。竹井正樹が原画を担当したゲームはこれと同級生1・2をや
ってるけど全部ひっくるめてもこの娘が一番いいね。次点は同級生2の友美ちゃん。ついで
をいえば竹井正樹の絵はファンタジー向きだと思うんだよね。そういった点でドラゴンナイ
ト4が一番絵柄と作品の雰囲気がマッチしていると僕は思う。
他にも何人かいるけどよく覚えていないので割愛。
このゲームは個人的にはYU-NO、痕とならんでDOSゲーの最高傑作だと思っている。コンシューマにも
移植されているので興味を持った人はぜひやってみてほしい。僕の知っている限りではSFC、PS、PC-FX
に移植されているはず。Winにも移植されることを切に願う。
レインボーアイランド(FC、ACT、タイトー)
一応、バブルボブルの続編に当たるはず。バブルボブルの主人公ばびーとぼびーは苦労の末、無事
全100面をクリアして人間になったとかいう設定だったと思う。
人間に“なる”んだったか人間に“戻る”んだったかはよく覚えてないけど。
まあ、ボンバーマンが全50面をクリアしてロードランナーになったようなもんだな。
ボンバーマンは人間になったはずなのに今でもボンバーマン系のゲームが出てるのも変な話だよな。
まあ、ソフトが出た順番としてはロードランナーの方が先で、ロードランナーの続編は作られてない
から余りおかしな感じはしないけど。
レインボーアイランドはバブルボブルよりも後に発売されてて、怪獣だった主人公達が人間として
登場するんだけど、このシリーズも結局パズルボブルで主人公達は怪獣に戻っちゃっててあの苦労は
何だったのかと考えてしまうね。
バブルボブルも兄貴と協力して何とか100面クリアしたことがある。ただ、99面で出てくるア
イテムを取り損なったせいでいわゆるトゥルーエンドにはたどり着けなかったんだよね。要するに人
間にはなれなかった。あのゲームも序盤は簡単だけど途中からえらく難しくなるから。
レインボーアイランドについて説明する前にバブルボブルの説明もしておこうかな。
主人公の怪獣たちは口から泡(バブル)を吐くことが出来て、その泡で敵をくるんでやって体当たり
をして敵を倒す。敵を全部倒すとクリア。To Heart のミニゲーム Heart by Heart に雰囲気が似てい
ると個人的には思う。(ここを読んでいる人の何割がこのネタを理解できるのだろうか?一部では有名だが)
まあ、泡の使い方としては敵を倒す以外に上に乗ってジャンプするというのがある。泡は上に向かっ
てふわふわと飛んでいくので上手く使うと普通にジャンプしたのでは届かないような高いところにも
いくことが出来る。何面かに一度ボスが出てきたような気がするけど、はっきりとは覚えてないな。
100面にボスがいたことだけは間違いないけど。(100面!?この単調なゲームを・・・)
で、晴れて人間となった彼等の次なる冒険を描いたのがレインボーアイランドなわけ。ロードラン
ナーとボンバーマンが全然違うゲームであるようにバブルボブルとこれもはっきりいってかなり違う
ゲーム。ただ、操作感とか全体の雰囲気は共通するものが結構ある。敵をやっつけるとその敵がくる
くるとまわりながら飛んでいって落下地点でアイテムに変わるところなんてそのまんまだしね。
今回の冒険の目的は・・・なんだっけ?いや、ビッグダイヤを集めるのが目的なんだけど、集めるとど
うなるんだったか覚えてないや。何でも一つだけ願い事が叶うんだったかな?ドラゴンボールみたい
だな。まあいいか。
全部で七つ、虹の七色のビッグダイヤを集めるのが今回の目的。全部で多分7つのワールドで構成
されていて、各ワールドには4つのステージがあり、1−1みたいに表される。今回は敵を全滅させ
るのではなくて、上へ上へと登っていき、てっぺんまで登るとクリア。アイスクライマーみたいなも
ん。
で、各ワールドの最後にはボスがいて、そいつをやっつけるとビッグダイヤが手に入る。ちなみに
僕は6ワールドまでしかいったことがない。ダイヤが7つあるから7ワールドで終りだろうと思うけ
ど、ひょっとしたらもっとあるかも。
難しいんだよね、このゲーム。普段は大体4ワールドで撃沈する。一度だけ絶好調だった時に6ワ
ールド(奇々怪界ワールド)まで行けたんだけど、ボスのビッグ小夜ちゃんに惨敗した。ちなみに小夜
ちゃんはタイトーのアクションゲーム“奇々怪界”の主人公(巫女さん)。
まあ、僕の腕前はその程度。アクションがどんな感じかというと、怪獣時代は泡を吐いていた主人
公は人間になったら今度は虹を出せるようになってて、虹をぶつけて敵を倒すわけ。虹は直接ぶつけ
るだけではなく、虹に体当たりをして落下させたものをぶつけることでも敵を倒すことが出来る。ど
ちらかというと後者がメインの攻撃方法になる。というのは、各ワールドのボスのところにつくまで
に七色のミニダイヤを集めなくてはいけなくて、後者の倒し方じゃないと敵がダイヤになってくれな
いから。
敵を倒すとアイテムに変わるという話は前に書いたと思うけど、アイテムにはパワーアップアイテ
ムと得点アイテムとダイヤの3種類あって、それぞれ出方が決まってるわけ。3匹に1匹は必ずパワ
ーアップアイテムになり、それ以外は倒し方の違いでダイヤになるか得点アイテムになるかが決まっ
て、ダイヤの色は倒した敵の落下地点で決まる。具体的に言うと画面を縦に7分割して一番左が赤で
一番右が紫。まあ、適当にやってても結構集まるんだけど、最後のほうで揃ってなくて慌てて出そう
とすると結構しくじるので早めにそろえておくほうがいい。さっきもいったように敵を倒すことでは
なくて上に登ることが目的なので、まあ、適当に敵を倒してダイヤをそろえつつ上に登っていけばい
い。
虹の上は歩くことが出来るので、連続で虹を出せばどんどん上にいくことが出来る。武器兼足場と
いったところかな。音楽を含めて全体的に非常にほのぼのとした雰囲気なんだけど、針の山に落ちた
り、火の玉に焼かれたり、大砲の玉に撃たれたりと主人公の死に様は結構えぐいかも。まあ別に血が
出るわけじゃなし、どうということはないけどね。
そうそう、このゲーム2Pプレイがないんだよね。バブルボブルではばびーとぼびーの兄弟が活躍
したのに、このゲームではぼびー君はその他大勢にされてしまって、不憫だ。不憫といえば、スーパ
ーマリオ64ではなんとルイージの出番がないらしい。すごい粗末に扱われてるよなー弟って。(彼
は次男だが、とくに深い意味はないと思う)
実はこのゲームのリメイクがワンダースワンで出るらしくて、これは買いだなーとか思ったらなん
だか書きたくなったんで今回の記事を書いた。タイトーが発売するんじゃないらしいけどね。主人公
はばびー君ではなくて、ストーリーも全くのオリジナルらしい。最近全然動かしてなかったけど久し
ぶりに出番だね、ワンダースワン。
補足:パズルボブルの主人公はバブルンという名前らしく、バブルボブルの主人公とは別人らしい。
どういう関係なのかはよく知らない。息子だったりして……。