M君の過去部屋1

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注:文中の色つき文字はそれぞれ
 赤字 秀王(このページの家主。プチゲーマー)
 青字 購買部長(ゲーマー)
によるツッコミです。



マリオブラザーズ(FC、ACT、任天堂)

 例の世界的に有名なひげおやじのデビュー作は実はこのゲームではない。  何がデビュー作かは知らないが、少なくともドンキーコングのほうが古いからね。(多分あってる ぞ。なんかの本で読んだと思う。たぶんあのなつかしきファミマガ)  マリオといえば他にもテニスとかピンボールとかレッキングクルーとか任天堂初期のゲームには色 々と登場している。当時から任天堂の顔だったといえよう。ゴルフにもひげおやじが出てくるが、こ いつかどうかは定かではない。  まあいいや。本題に入ろうか。  このゲームは、土管から何故か沸いてくる亀や蟹や蚊を下から叩いて引っくり返し、蹴っ飛ばして 倒すというシンプルなゲーム。何故やつらは土管から出てくるのかとか、何故駆除しなければいけな いのかとか、何故正面からぶつかると負けるのかとか、何故突然火の玉が発生するのかとかは考えて はいけない。およそ昔のゲームには理屈などというものは存在しない。(まったくだ)  このゲームは普通にプレイをしてもそれなりに楽しいが、やはり昔のゲームは邪道プレイに限る。 いくつか後ろ向きなプレイの仕方を紹介しよう。(この辺にM君の性格が表れている気がしてならな い)(でも言っていることは正しいと思うぞ) @二人プレイで殺し合い。  ゲームの二人プレイというのは大きく3種類に分けられる。対戦型・協力プレイ型・交互にプレイ 型である。このゲームは協力プレイ型に属する。しかし人間協力よりも対戦のほうが好きなようで、 協力プレイ型のゲームでも往々にして対戦が行われる。  殺し合いの場合は基本的に相手より下のポジションを取ったほうが有利。よく使われる殺し方は、 相手が敵を倒そうとしている瞬間にPOWを使ってたたき起こすとか、下から連続でタイミングよく叩い て相手を身動きできなくしてファイアーボールにぶつけるとか。上から踏んづけることも出来るけど、 下から叩くのがやはり基本。(例が具体的だねえ。友情がコワれていく様が目に見えるかのよーだ) (POWは強すぎるから最初に壊しておくものだろうが) A敵を全部最高速にして逃げまくる。  20面くらいまでは普通にクリアする。このゲームでは敵を引っくり返したまま放置しておくと2 段階ほどスピードが上がるようになっているので、それを利用して出てきた敵を全て最高速にする。 後はひたすら逃げまくる。一番下や一番上のフロアでは避けるのが簡単なので長期滞在してはいけな い。ついでに言うと敵を引っくり返してもいけない。地面はフリーズで全部凍らせておくとより難し い。蟹は一回叩くと怒り2回目でひっくり返るんだけど、怒らせた状態のほうが動きが速いのでそう しておく。まあ大抵10分くらいで死ぬ。  他にも立ち止まってはいけないとか右にしか進んではいけないとか自分なりにルールを設定してプ レイすると面白い。  昔、兄貴と協力して100面まで行ったらどうなるかを試したことがあったが、1面に戻るだけだ った。すっかり脱力してそれまでのプレイが嘘のようにミスをしまくってあっさりゲームオーバーに なった。その後、ディスクシステムで永谷園のCM入りのマリオリメイクが出て、もう一度挑戦した んだけど下手になってて100面までは行けなかった。やはりスーパー以降のマリオに慣れてしまう と空中で方向転換が出来なかったりBダッシュがなかったりする元祖マリオの操作に翻弄されてうま く出来ないのだろう。(別に突っ込むわけじゃないが、スーパー以前のマリオって何があったっけ?)

Natural〜身も心も〜(Win、恋愛SLG?(マジ?)、            フェアリーテイル、18禁)

今回は秀王君からリクエストのようなものがあったのでこのゲームにする。 このゲームの主人公は臨時の美術教師として女子高に赴任してくる。そこで昔付き合っていた女性の 妹と再会する。名前は千歳(ちとせ)。ちなみに昔付き合っていた女性というのは、実はこの男が家庭 教師で受け持っていた教え子で、余計なことまで手取り足取り教えたということらしい。で、千歳は 実はその当時から主人公のことが好きだったという絵に描いたようなお話。  この子の特徴を簡単に説明しておこう。ポニーテールのよく似合う水泳少女で、小柄で胸も小さめ、 自分のことを“ボク”といい主人公のことを“お兄ちゃん”と呼ぶ。(補足:2人称は状況によって 変化します。学校では「先生」、調教時は「ご主人様」となります。)性格は・・・、“ボク”と“お兄 ちゃん”から連想される通りの性格と言えば大体想像で出来ると思う。ひとつ注意しておきたいがこ の手のゲームにおいては“僕”でも“ぼく”でもなく“ボク”でなくてはならない。M君のこだわり が感じられる一文。彼の心情は限られた人しか理解できないものと思われる。俺は理解できるが。) (・・・ノーコメントにさせてください)  あと、サブキャラとして3人の女性が登場する。一人は美人教師の愛樹(いつき)、後の二人は千歳 の同級生で、ちょっと不良っぽくて影のある穂鳥(ほとり)とロリでおバカな由羽(ゆわ、だと思う)。 で、ゲームの内容としてはADV形式で所々出てくる三択(二択のことも)を選びつつ話を進める。学 校や家で千歳とHをするように選択肢を選べばそういうシーンに行くことが出来、調教を楽しむこと が出来る。各キャラには信頼度とレベルというパラメーターがあって、基本的に信頼度の値によって エンディングが変わってくる。  まあADVと呼ぶべきかSLGと呼ぶべきか迷うところだが一応SLGと呼ぶのが妥当ではないか と思う。  感想。まあ、千歳が中心のゲームなので彼女が気に入らなかった人はプレイしてて苦痛だろうと思 う。個人的な意見を言わせてもらえば、ポニーテールは+、水泳少女も+、小さな胸も+、“ボク” は±0で“お兄ちゃん”は−といったところかな。総合してまあまあ好きなタイプのキャラだね。サ ブキャラ達は、由羽はちょっと駄目かな。あとの2人は結構いいと思う。特に愛樹さんはいいね、壊 れっぷりが。ゲーム内容だけど、この手のひたすらやることを目的としたおバカでおさるなゲームは 個人的に大好きなので、かなり楽しかった。(Naturalは純愛も浮気も調教もできるという様 々な人のニーズに答えた作品なのだ。M君のコメントはこのゲームの1つの要素にしか言及していな い。やり込みが足らんぞ貴様!)(いや、どうせメインはそれだし)まあ、繰り返しやってると飽き るけど。僕のプレイスタイルだと奴隷コース一直線なので、手加減しないといけなかったのが若干−。 もう少しパラメーター上げが難しいほうがよかったと思う。  このゲームをあゆみちゃん物語のようだといったら秀王君にエンドレスじゃないからだめだといわ れ、メイドinHEAVENというゲームを教えられた。やはり彼のほうが数段上だと感じた。(どっ ちもどっちだと思うな、君ら)(これはすなわち「君たちごときのプレイ数でこの手のゲームの類似 性を論評するなど片腹痛い」という意味であろう(曲解率推定70%)。上には上がいるのだ。理由 は後述)僕もまだ修行が足りないということか。別に修行する気はないけど。(この手のゲームでや ったことのあるタイトル数は多分M君の方が上。プレイ時間数は問題にならないくらいM君の方が上。 彼はDOSゲーをかなりの数こなしている。最近のタイトルはあまりやっていない、というだけだ) (ここで挙げられている3タイトルとも傾向が違うと思われる。しかしメイドinHEAVENとは・ ・・。秀王君らしさが存分に発揮されていますな)(おっと。俺より深い考察をしている御仁がおら れた。何せ俺とM君をあわせてもプレイタイトル数、プレイ時間とも彼の半分に達しないだろうから なあ。さすがに深い深い)

バルーンファイト(FC、ACT、任天堂)

 (そもそも15年前のゲームだぜ、これ。高校生以下の読者には分からないネタのような気がする んだが。)(それを言ったらこのコーナーが成立しないだろう)  友人からリクエストがあったので、今回はバルーンファイト。  何を隠そうこの僕はバルーンファイターを自称するほどの腕前の持ち主である。  昔はそれこそ点数をカウンターストップさせるのなんて朝飯前で、そろそろ疲れたから止めようと 思ってわざと死ななきゃいけない程だった。少し大袈裟かな?まあ、カウンターストップできたのは 本当。最近エミュでやったら凄くへたくそになっていてショックだった。歳は取りたくないものだ。 (何度か見たことがあるが・・・あれで衰えてるのか!?)  で、どんなゲームかというと、自分の体にくっついている風船を割られないようにしながら敵の風 船を割ればいいというとても単純なゲーム。要するに風船を使って空を飛んで、叩き落し合いをする わけ。風船を割られるとしたに落下して死亡。主人公は人間で、敵はなぜかオオカミ。敵を全滅させ れば一面クリア。  主人公は風船が2個ついていて1個割られても死なない。でも上昇加速度が遅くなるなど、結構芸 が細かい。敵は風船が1個しかついていない代わりにパラシュートを持っていて、風船を割っただけ では死なない。で、倒しそびれると再び風船を膨らまして復活する。その際パワーアップするので要 注意。まあ、3段階しかないけど。  そうそう、風船を割るための攻撃方法というのは体当たりで、敵より高い位置からぶつかると割る ことが出来る。慣れてくると画面の一番上のすれすれを常にキープできるようになるので敵との体当 たりに負けることはあまりなくなる。むしろ恐いのは雷。面が始まって一定時間が経つと、雲から雷 が発生してブロック崩しの玉のように画面内を飛び回る。敵の体は通過するくせに自分が食らうと即 死。避けようとして敵に叩き落とされることもしばしば。面が先に進むと雷が発生しやすくなって難 しくなる。ちなみに倒しそびれた敵の復活するまでの時間も短くなる。  あと面白いことと言えば敵を倒すと画面の下へ落下して消えるんだけど、その後そこからシャボン 玉があがってくるんだよね。僕は魂と呼んでいるけど。あー忘れるところだった、このゲームのボス、 人呼んで“湖の主”のことを。彼は画面の下側にある湖に住んでいて、近づくものは誰でも食うとい う旺盛な食欲の持ち主である。彼の勇姿を見るためにバルーンファイター達は敵がうまく湖に落ちそ うな位置で風船を割るのに腐心したものだ。僕も昔3ステージ連続で全ての敵を奴に食わせる事に成 功した。また、自分をおとりにして奴をおびき出し、奴に食われずに何回姿を拝めるかに挑戦した事 もある。かなり後ろ向きな楽しみ方だけど・・・・・・。(このあたりのマニアックなやりこみっぷりが彼 の真骨頂である)  このゲームは操作方法が特殊なので、ある程度慣れたらバルーントリップモードで腕を磨くのがお 勧め。あれですいすい進めるようになったらほぼ完全にキャラの動きを制御出来るようになったと言 える。(いまからこのゲームをやる人間が何人いることやら)(いや、それが結構このゲームの愛好 家がいるらしいんだ。なんとバルーンリンクなるリンク集が存在するのだ!リンク申し込まれたし)  バルーンリンクはこちら  なんかいつにも増して取り止めのない文章になったな。まあいいか。

ワルキューレの冒険(FC、A・RPG、ナムコ)

 凄く難易度の高いアクションRPG。別にアクションが難しいわけではなく謎解きが凶悪なだけな ので、知ってさえいれば解ける。自力で謎を解いた人も世の中にはいるらしいが、凄いのを通り越し て変態だと俺は思う。  何しろ文字がないゲームなので実質的にノーヒントで謎を解かなければならない。その謎というの が、クジラに回復魔法をかけてみたり一晩中じっとしてみたり、およそ気づきそうにないものばかり。 更に、ラスボスの所にたどり着いても必要なアイテムが揃ってなければクリアできなくて、そのアイ テムに関するヒントも当然ない。  ・・・ないこともないか。このゲームコンティニューするたびにアイテムがなくなってしまうので 一々取り直さなければいけないんだけど、クリアに必要なアイテムはコンティニューしてもなくなら なかったはず、一部を除いて。  アクションは難しくないと書いたが、特別難しい操作方法を必要としないと言う意味で、敵の飛び 道具をかわすのなんかは相当難しい。その辺は腕を磨くよりもむしろレベルを上げてHPを増やした ほうが手っ取り早い。 実はファミコン時代に何度も挑戦したが必ず途中で挫折し、一度もクリアは出来なかった。このゲー ムをクリアしたのはPSでナムコアンソロジー2を買ってからである。で、クリアした時はやはり感 慨深いものがあった。  10年来の悲願を達成した感動と言うか。まあ、エンディングは英語でなんかメッセージが出るだ けなんだけどね。ちなみにこのゲームを解いただけじゃシナリオなんてまるでわからないけど、ナム コアンソロジーに入ってるリメイク版をやるとストーリーが良くわかっていい感じ。ついでに言うと ワルキューレの伝説とサンドラの大冒険をやるともっと良くわかる。以上。

グランディア(PS、RPG、ゲームアーツ)

 もともとサターンで出たゲームのPSへの移植作。変更点とかについてはよく知らない。正統派の RPGだが、戦闘システムは少し変わっていて、コンボとかクリティカルとか回避とかキャンセルと か、まあいろいろあって慣れるのに少し時間がかかるかも。慣れれば戦術性の高い戦闘が楽しめるは ず。まあ敵がそんなに強くないので、あまり難しく考えずにやっても大丈夫だし。  クリアに50時間ぐらいかかるので、時間がたっぷりある人にはいいかも。  で、感想なんだけど、シナリオとか世界観が宮崎駿のアニメにそっくり。  僕と兄貴のオープニングを見ての感想が、“凄いぞ、ラピュタはあるんだ”だし。象徴的なのはや はりプロペラかな。プロペラ付きの飛行船みたいな乗り物がオープニングムービーに出てくるんだけ ど、それ見た時にもう宮崎駿臭を強烈に感じたね。まあ、人によって感じ方は色々だろうけど、飛行 石もどきとか巨神兵もどきとか出てくるし、大部分の人は僕と同じ印象を持つと思う。別につまらな いと言っているわけじゃあなくて、ただ似ているというだけのことなんだけどね。  Disk1の終り位までは、楽しく冒険していますと言う感じのかなり軽い乗りで、結構面白い。が、 終盤はだんだんスケールの大きな話になっていって、見ているこっちとしてはむしろしらけた。そう そう、このゲームにおいてプレイヤーは第三者として“見ている”という表現が妥当。主人公のジャ スティン君は彼なりの考えを持って行動しており、ストーリー的にも感情的にも介入の余地はない。 共感できるかどうかは勿論別問題だが。あと、個人的にはもう少しボスが強くても良かったかと思う。  ここから下はこのゲームしたことがない人には分からないかも。  エンディングについて。まず各キャラの後日談を入れるなどしてもう少しボリュームを上げたほう がいいと思う。次に、リーンを生き返らせたのはいくらなんでもやりすぎ。せいぜいリーンの魂がミ ューレンに別れを言いにくるぐらいにしておいて欲しい(本音を言うとそれでもくどいと思う)。  あと、最後に出てきた子供たちは五つ子なのか?そこのところをはっきりして欲しい。エンディン グについてはこんなもんか。  最後にこれだけは言っておきたい。  リヴァイアサンは海竜だ、イカじゃあない。以上。

加奈〜いもうと〜(Win、Novel形式、、ディーオー、18禁)

 さて、何から書こうか?とりあえずどういうゲームなのか書こうかな。  上記の通りWindowsのノベル形式の18禁ゲーム。主人公の妹の加奈ちゃんがヒロイン。この子は慢 性腎不全を患っているため非常に病弱で、病院に入院している期間のほうが長いくらいである。学校 も当然休み勝ちで友達もいない。  で、まあおおよその見当はつくだろうが(この手のゲームをやりこまない限り見当はつかない)( ・・・そうか?)極度のブラコンである。しかもこの兄妹は血がつながってないというのだから絵に 描いたような設定である。(いいや、分からないぞ。本当に近親相姦かもしれないじゃないか。近親 相姦は現在ではソフ倫規定にひっかかるので滅多にお目にかかれないが)(ソフ倫まで持ち出した割 には弱いツッコミだな)  ゲーム開始時点では血がつながっていないということはわかっていないんだけど、18禁ゲームでヒ ロインが妹だという段階ではっきりいってばればれ。  ストーリーはとても感動的に仕上がっていて、僕のようなひねくれ者でも素直にいいお話だったと 感心できた。心のきれいな人なら泣くことも可能だろう。  絵はあまり好みではないが、作風にはとてもマッチしていると思う。加奈が非常にはかなげに描け ているのが良い。音楽はセンスのない僕にはなんともいえないがまあまあいいんじゃないかと思う。  ここから下はこのゲームしたことのない人は読んでもわからないかも。  とりあえずこれだけは言わせてほしい。鹿島さん、鬱陶し過ぎる。しかもそこまで主人公にこだわ る理由がまるでわからない。当て馬として用意されたようにしか俺には見えない。しかも加奈の担当 医の娘だなんて都合良すぎ。彼女の性格も僕には好きになれないし、個人的にはかなり減点材料。  あと、ハッピーエンドはいらなかったと思う。展開が読めるから。話として一番きれいにまとまっ たなと思うのは2番のエンディング。物語の冒頭に出てきたペンダントを使ってのあの演出は実に見 事。5番と6番の日記の演出もなかなか。  だいたいこんなところかな。

ファイナルファンタジー(FC、RPG、スクウェア)

FFシリーズの記念すべき第一作目。潰れかけていたスクウェアが社運を賭けて発売したのでファイ ナルファンタジーというタイトルをつけたという噂があるが真偽の程は定かではない。  当時はRPGといえばドラクエシリーズであり、本作も当然似ているのだが一線を画そうという意 図があちこちに見受けられる。例えば戦闘シーン。自キャラが現れて武器を振り回したり戦闘に勝利 すると万歳したりいろいろと動くのは当時のRPGとしては珍しかった。呪文もファイアの魔法を唱 えると炎らしきものがちゃんと敵の足元に燃え上がるなどエフェクトも凝っていたし、ジョブシステ ムやMPにレベルの概念を持ち込む等、システムも一風変わっていた。  このゲームは今のFFシリーズと比べて信じられないほどゲームバランスがきつい。その最大の原 因は回復手段の乏しさにある。具体的に言うと、エリクサーがない、エーテルもない、フェニックス の尾もない、ハイポーションすらない、あるのはポーションだけというないない尽くしなのである。  勿論ケアル等の回復魔法はあるが、序盤ではせいぜい4、5回しか使えない程MPが少ないので殆 ど役には立たない。さらに凶悪なモンスターたちが難易度に拍車をかける。特にきついのが氷の洞窟。 何故ならウィンターウルフとマインドフレアがいるからである。ウィンターウルフは吹雪という全体 攻撃を多用してくる上、集団で現れることが多く9体組に先制されて全滅することもしばしば。マイ ンドフレアのほうはもっと凶悪で、やつに攻撃されると高確率で(10中8、9と思って間違いない) “いのちをうばわれた”の表示とともに戦闘不能になるのである。氷の洞窟をクリアすれば次のダン ジョン(試練の城)で癒しの杖というアイテム(ドラクエで言うところの賢者の石)が手に入り、ぐっと 楽になる。  書きたい事はまだたくさんあるが、とてもまとめきれないのでまた今度にしようと思う。何はとも あれ最近のぬるいRPGになれてしまった人たちにはぜひやって欲しいソフトである。ちなみに、個 人的にはFFシリーズで一番エンディングが感動的なのはこのゲームだと思っている。  私見では、ゲーム的な難度を求めるならばSLGをやればいいと思う。RPGの本質は「登場キャ ラになりきって物語を楽しむ」所にあるのであって、むやみに難しさを追求するのはおかど違いであ ろう)(M君もべつに難しければいいと言っているわけではないということは言っておかねばなるま い。あと、これは私見だがRPGも含めてゲームの本質はシステムにあると思う)