中国原産といわれ、アジア各地で栽培されています。
ハトが好んで食べることから、ハトムギの名がつきました。
明治以前はシコクムギ(四石麦)といわれ10アール当たり4石の収量があるからといわれています。
外見は、「ジュズダマ」によく似ていますが、簡単にわかる「ハトムギ」との相違点は・・・
- ジュズダマが多年草なのに対してハトムギは1年草
- ジュズダマの花序は上向きなのに対して、ハトムギはたれる。
- ジュズダマの果実はホーロウ質で硬い(指で押してもつぶれない)のに対し、
ハトムギは柔らかい(指でつぶれる)。
成分
種仁の成分は、でんぷん 52%、粗蛋白18%、粗脂肪7%、灰分3%
分解によるアミノ酸は、Leucine、Tyrosineに富んでいます。
ほかに、腫瘍抑制作用を有する「コイクセノライド」を含んでいます。
栽培法
4月下旬〜5月上旬に株間20〜30cmに2〜3粒ずつ点蒔する。
9月下旬、果実が成熟する頃に刈り取って乾燥させる。
「ハトムギ」の薬効および使用法
「ハトムギ」ティーパックの商品