ハブ茶(決明子)
ハブ茶(決明子)についての解説

健康茶として多くの人に親しまれる「ハブ茶」は、「エビスグサ」という植物の種子「決明子」のことを言います。
「決明子」は、6面体の形をしているところから6角草ともいわれます。
決明子 ハブ茶は本来、ハブ草の実の「望江南」のことであったが、現在では一般的に「決明子」をさすようになりました。
どちらも同じ使い方をします。
「エビスグサ」は、北アメリカ原産といわれる1年草で、日本には江戸時代に熱帯アジアから中国南部をへて渡来しました。
異国から来たという意味で夷草(エビスグサ)と名づけられたと言われています。
「決明子」は、明を決する種子しいう意味ですが、直接目に効くというよりは、便通を良くすることによる2次的な効果によるものと考えられます。

成分
アントラキノン配合体のエモジン、オブツシフォリン、クリソファノールなど。

採取時期
10月頃、さやの果実が褐色になったら摘み取り、日干しにします。

「ハブ茶」の薬効および使用法


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