「どくだみ」は、特有のにおいをもっているので、「毒が入っているのでは?」ということで「毒溜」の名から由来しています。
「どくだみ」は「ジュウヤク」とも言われています。
その由来は、「大和本草」(1708)の記述からきています。
そこに「我が国の馬医これを馬に用いると、十種の薬の効能があるので 十薬と言う」と記載されています。
東アジアに広く分布し、日本各地でも 湿った陰地に ごく普通に野生しています。
成分
全草の精油の主成分は、メチルノニルケトン。
その他の成分は、クエルチトリンやイソクエルチトリンなど。
採取時期
煎じて飲むためのものは、5〜6月の花の咲いている時期に、根も含めて 全草を採取する。
化膿性の腫れ物に使う時は、随時 新鮮な葉を使用する。
「どくだみ」の薬効および使用法
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