| ビタミンE |
| 生理作用 | ||||
| 天然型は酢酸d-α-トコフェロールで、腸管で加水分解を受け、活性遊離型となる。 血液中での2/3がLDL(低比重リポ蛋白)に含まれて存在する。 生体膜中に存在し、リン脂質の多価不飽和脂肪酸の酸化を抑制し、過酸化脂質の増加を防止して、正常な細胞膜の機能を維持する。 また、腸管におけるビタミンAの酸化分解を防ぐ。その他、赤血球破壊(溶血)を防ぐ。 ラットでは、生殖に不可欠なビタミン。 |
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| 栄養面で不足ぎみな方 | ||||
| ○冷えすぎてクーラーが苦手な方 | ||||
| ○冷え性で、夏でも靴下をはいて眠る方 | ||||
| ○生理が不規則で、生理痛もつらいという方 | ||||
| ○更年期による肩こり、冷え、のぼせで悩んでいる方 | ||||
| ○ひび、あかぎれ、しもやけになりやすい方 | ||||
老化学説のひとつに、老化現象を起こす体内の変化をフリーラジカル(遊離基)による化学反応で説明しようとする”老化のフリーラジカル説”があります。 生物は糖質や脂質などを酸化して生命を維持するためのエネルギーを得ていますが、このさい、不対電子をもつ遊離基が生成されます。 これは活性度の高い酸素(活性酸素、第6章3節)であり、生体内に存在するリノール酸やリノレン酸などの多価不飽和脂肪酸と反応して過酸化脂質を生成します。 しかし、生体内には遊離基を消去する作用機構があり、グルタチオン過酸化物酸素、スーパーオキシドジスムターゼ、カタラーゼなどの酸素は、生体内の脂質に混じって存在しているビタミンEなどの遊離基消去剤を用いて、過酸化脂質ができるのを防いでいます。 上記のように、生体内代謝の化学反応によって遊離基が生じても、それを消去する機構が十分に働いている若いときには、過酸化脂質の蓄積は起こりませんが、高齢化とともに組織中の過酸化脂質は増加することが知られています。 このように遊離基が老化に関係が深いとすれば、生体内におけるもっとも重要な抗酸化剤であり、遊離基消去剤であるビタミンEが、老化や寿命に何らかの関与をしている可能性が考えられます。 |
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