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1998年2月17日
セント・アガサ・アンド・セント・ビンセン・デ・ポール教会のおかげで
労働許可を取得できました。
1997年11月5日
本日、オーストラリアへ出発しました。
1997年9月25日
オーストラリア大使館で一年間のMedical Visaの発給を受けました。古川洋・眞理も一緒に行きました。 スリランカではDDAVPが入手不可能であったため、停電や不測の事態を気がかりでしたがこれでとりあえず医療環境については心配が減少しました。オーストラリアには、10月の初めに出発する予定です。同時に移住申請もする予定で何とかこのVisaのステイタスのままでも就業ができるように今後各方面にお願いして行くつもりです。
Kevin君は本当に元気です。この間助けていただいたオーストラリアの人々に感謝しています。
1997年8月27日
1997年8月25日
古川がKevin君の家にいきました。Kevin君は最近朝になるとのどの渇きをうったえることがありますが、今日もでした。 日本脳炎の予防接種がホルモン剤の関係でできないのでご両親は心配しています。
1997年8月21日
大田区役所の土建公環部執行委員会から区役所の有志の多額のカンパがとどきました。ありがとうございました。
1997年8月19日
古川家がオーストラリアに行ったのでKevin君の薬(DDAVP)を買ってきました。メルボルンのロイヤル・チルドレンズ・ホスピタルでは、プライス医師とJ.ウィディスンさんにお会いできました。ケビン君のことはいつも気にかけている様子でできることがあれば何でも協力するといってくれました。プライス医師からスリランカのオーストラリア・ハイ・コミッショナー宛ての手紙をあずかりました。
1997年7月11日
Kevin君は今日もです。
1997年6月16日
今日、Kevin君とご両親がコロンボの古川宅を訪ねてきました。
今日、Kevin君とご両親がコロンボの古川宅を訪ねてきました。Kevin君は大変元気で3月の出国の直前には始終泣いていたのが嘘のようです。手術が成功して元気になったとたんに Naughty boyになったそうです。古川宅には14歳になるマルルチーズ犬がいますが、しきりにちょっかいを出して遊んでいました。
手術の直前には医師から「99%保証できない」といわれ暗澹たる気持ちで手術をむかえたということですが、手術後3日目にやっと担当の医師から生存を保証されて喜んだことを語ってくれました。また、あと4日遅れて病院に到着していたらKevin君は生きていなかったとも言われたそうです。 ご両親は、皆さんのご支援が大変助けになって、おかげさまでDDAVPというスリランカで入手不可能な薬を冷蔵にして持ってこられたということです。この薬は、あと8ヶ月分はあるそうです。また今後の定期検診はだいたい3ヶ月に一度程度で良いのですが、今、ガンパハにはホルモンの専門医がいないので若干不自由をしそうです。その他の日常的に摂取しなければならない薬については、成長ホルモンを除いてスリランカで手に入るということです。ただし、とりあえずのところはオーストラリアの子供病院から薬を購入してきているということでした。これらの薬の購入費用にも皆さんの寄付金が使われています。日本からの送金がなければ薬を買うことはできなかったと語っていました。ご両親がしきりに感謝のことばを述べていました。「みなさん、ありがとうございました!!」。
1997年6月9日
今、アヌダラプーラという日本でいえば京都のような、かつてのスリランカの首都に両親とともに滞在しています。彼の家は、コロンボの近くのガンパハという町にありますが父親の兄弟が住んでいてその子供が Chiken Poxにかかっているということで、あと一週間ほどはアヌダラプーラにいる予定です。ガンパハに帰ってきたらわれわれもKevin君に会えます。
1997年3月初旬 Kevin君のお父さんがコロンボの古川氏の事務所を訪ねてきて一歳七ヶ月のKevin君が頭蓋咽頭脳腫の手術のため国外に行くための費用の援助を求めた。
1997年3月5日 オーストラリアの子供病院より受け入れのFAX入電する。
1997年3月10日 日本の友人たちに協力をお願いすると同時に在スリランカの日本人女性たちにも声をかける。スリランカの人たちもローカル企業の友人たちに援助の依頼をする。
1997年3月13日 Kevin君のお父さんに旅費の一部約15万円を手交する。
1997年3月15日 オーストラリアに入国する。
1997年3月26日 メルポルンのRoyal Children's Hospitalで。
1997年4月下旬 日本からオーストラリアに約60万円を送金する。
1997年6月4日 スリランカに帰国。
* ただし、手術のさいに腫瘍のあった場所の一部を切除しなければならなかったために、成長ホルモンなどを作り出す機能がなくなり、今後も引き続き定期検査と毎日の投薬が必要となりました。
関連資料
手術をした病院:オーストラリア・メルボルン
ロイヤル・チルドレンズ・ホスピタル すばらしい病院です。
Royal Children's Hospital
Flemington Road, Parkville, Melbourne, Vic 3052,Australia
Tel: +61-3-9345-5454 Fax: +61-3-9345-5868
氏名: ヒサン・ケビン・デ・アルウィス・セネビラトナ
Hishan Kevin de Alwis Seneviratne
誕生日: 1995年6月13日
病名: 嚢腫様頭蓋咽頭腫 Cystic Cran Opharygni Oma
国籍: スリランカ
性別: 男
手術日: 1997年3月26日
B-class Brain Tumor Data Library - Bクラス脳腫瘍データライブラリー