が ら く た 計 測 器




「ねえ、僕のこと1番好き?」


何を以って1番とするのか、俺には良く分からなくて、いつも適当に、


「ソウデス」


とか言って、この人の笑顔を貰う。だって1番だって言えばこの人は喜ぶから、いつだって肯定する。


何が1番?


そんなの分からない。分かりようがない。1番てゆうのは、他と比べて初めて1番という順位がつく。だけどこの人は他と比べようがないし、この人は他でもなくこの人だから、比べるとか、時限が違うような気がするし、1番好きって例えば何の中で?カテゴリーはどこまで有効?そこも分からない。だから1番なんて知らない。だけど俺は言ってあげる。


「先輩が1番好きデス」


順位をつけてあげると、この人は笑って喜ぶから、適当を言葉に乗せて言ってあげる。


「僕もだよ」


照れ臭そうに、でも何より嬉しそうなこの人を見ると、無価値なモノも、高価に見えてくるから不思議。


「ね、嬉しい?」


だけど狂った測定は判定を下し、順位をつける。その結果に、そうなのか、俺は曖昧に思った。















イイワケ
ほんっとにウチの文は「イイワケ」ちゃんと書かないと成り立ちませんナ!!(落涙)書きたくないけど書きます!だって意味プーだよー!(今に始まったこっちゃないデスがネ)
02.03.31

イイワケは反転して読んで下さい↓
順位がどうとかリョーマさんは分かってないけど、結局1番は先輩だよって無意識に思ってんですっつー話…イイワケないと分からんっつーの!!(涙)