「好きな人や物が多過ぎて、見放されてしまいそうだ」








価値観ト謂フモノ






















「オレのこと、マジで好き?」

「うん、好きだよ?」

「誰よりも?」

「うん」

「何よりも?」

「うん」

「じゃあ何で、」

「うん?」

「オレは1番じゃないの」

「1番だよ?」

「嘘吐け」

「嘘じゃないよ、本当に英二が好きだよ」

「1番?」

「うん、1番好き」

「じゃあ裕太は?」

「裕太も好き」

「どのくらい?」

「ん、大好き」

「何番目に好き?」

「1番」

「オレは?」

「1番」

「なんで1番が2人もいんだよ、2人いちゃいけないんだよ」

「でも1番好きだよ?」

「じゃあ手塚は」

「好きだよ、強いもん、敵わないし」

「何番目に?」

「1番」






「不二の中で1番て、どうゆー基準なの?」







「好きなものは全部好きだよ?」

「何でも?」

「好きなものは、だって全部好きでしょう?」

「そうだね」

「だから好きって言ってるだけだよ?」

「うん」

「英二も、裕太も、手塚も、姉さんも、母さんも、月に1度水をあげるサボテンも、林檎も、空も、太陽も、古典も、カメラも、」

「好き?」

「うん、大好き」

「1番?」

「うん、1番」

「自分は?」

「1番嫌い」

























「好きな人や物が多過ぎて、見放されてしまいそうだ」

見放さないよ、見放せないよ、同じ1番じゃなくたって、
オレの基準は君を1番と叫んでるから。

















 

 

イイワケ
困った不二ちゃんシリーズとでも言っておきましょうか(笑)「受動型嘘吐き」其のAみたいな。会話を続かせたら博愛不二さんになってしまったよ(笑)ほんとに菊ちゃん大変だあ。前回の「嘘吐き」で、同情の声多かったのにね(笑)某方のメールに触発されて書いたって言ったら、某方は自分だって気付くかしらん?

「好きな人や物が多過ぎて見放されてしまいそうだ」は、林檎さんのアルバムの一節です。「月に負け犬」。書き終えてから、何かパっと思い出して、歌詞が博愛的な意に聞こえてきちゃったので引用〜。最初で最後だと思います。

02.02.15