会話7:メイツ日常編



「不二、好きだよ」
「ふうん?」
「いや、だから好きなんだってば」
「うん、だから?」
「驚くとか何とかしようよ」
「わあビックリした」
「・・・ソッカ」
「なに、英二は僕に何を言わせたいの」
「・・・別にないけどさー・・・ブー」
「じゃあ訊くけどね?英二オムレツ好き?」
「へ?―――あ、ウン好き」
「歯磨き」
「好きだけど」
「えびフライ」
「ソースはこだわるよ、タルタルソースはオレに言わせればアレは外道ね、やっぱえびフライにはウスターソースだけで、でもちょこーっとだけカラシを」
「えびフライ、好きだよね?」
「ウン、好き」
「僕は?」
「え、だから好きだってば」
「僕ってえびフライと同レベルなんだ?」
「違うよ!何言ってんだよ!おんなじはずないだろー!!」
「でも今、えびフライも僕も好きって言ったよ?」
「そりゃどっちも好きだけど!」
「ほら」
「だけどえびちゃんと不二の好きはべっこの好きだって!」
「ふうん、じゃあどう違うの?」
「へぇ?―――え、だからえびフライの好きはだから食べたい好き・・・や、オレ不二も食べ・・・うわッ、何言ってんのオレーーッ!だから何て言うか、不二の好きは1番好き〜の好きでねっ」
「食べ物の中で1番好きな何?」
「えびフライ」
「1番好き?」
「ウン―――や、だから違うって!1番なのは不二だけど・・・・えーー!?何だよコレ分からーんー!!うひー!」
「リトライお待ちしておりまーす」





イイワケ
メイツ日常会話って、ほんと考えないでもポンポン進みます。自分がどんだけ無意識に妄想溜め込んでるかって証拠なのかしら(笑)黒菊も好きだけど、アホ菊ちゃんのが断然書きやす過ぎて最高でえす。
02.04.29