吐いた、吐けない、吐かなかった。


『 ヒ ロ イ ン ぶ っ て ん じ ゃ ね ェ よ 。 』

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不二はとってもスゴイ。本当にスゴイ。例えば英語の発音は誰にも負けないくらいカッコイイし、苦手科目の数学だって80点は普通にとる。頭脳明晰というヤツで、そいでもってテニスもすんごい上手い。いつだって冷静で大人で、頼りになって、賢くて、欠点なんかなんもない。そしてそして、見た目もとっても麗しい不二。不二ってそういうヤツ。オレはただ、不二を尊敬してる。自慢の親友。


「あ〜、もォ聞いてよ不二〜ッ!オレ本気でペア解消したいよッ!酷いんだよ大石がさァ!」

「どうしたの英二。」

「大石のヤツさァ――」

「――でもさ英二、大石本当はそんなこと言いたくないんだよ。でも英二のためを思って、そうゆうの言うんだよ。」

「ウン。」

「それを英二が分かってあげないと、大石が可哀想だよ。ね?もっかい大石のトコ行っておいで?」

「ン。ありがと不二。」


ノープログレム。手をひらひらんと振る不二は、にこり笑う。オレ、不二の笑顔がほんとに大好きだよ、見てて安心する。不二の笑顔に何度助けられたか知れない。オレはほんとに不二の中味も外見も、大好きで尊敬してる。

不二は完璧な人間。オレは疑問を持つこともなく、不二に憧れていた。

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n e x t








イイワケ
助けて下さい・・・(号泣)
「吐いた、吐かない、吐けなかった。」の1番最初のこのページ、コレを消してしまいました・・・!あーん、思い出せないよ〜〜!こんな感じだってですよね?うぅ、いかに自分が突発的に書いたかが覗えマス・・・。『こんなの書いてたよ〜』っていうのを覚えている素敵なお方がいらっしゃいましたら、どうかこの愚かな女に教えてあげて下さい・・・(切実)
02.01.08