何処まで怖くないのか
詰め寄る波に面白半分挑戦する
太ももや膝を打つ大波に
思わず小さな悲鳴を上げた
勝てない
いつまでも勝利感に浸って居たい
自分の小ささが
今日だけとても深く感じた
白いサンダル流れていった
大きな長い波にもまれて
サンダルは凄く小さかった
追いかけても追いかけても
波はサンダルを遠ざけているばかりで
まるで自分が遊ばれているよう
膝より波が上に来て
脚を取られたら終わりなんだと
君はそう 教えてくれた
なんて小さな存在
なんて儚い存在
太ももまで海につかれば
少しの波でも前に後ろに不安定
冷た過ぎる海水を脚にたっぷりつけて
もう 感覚は既に鈍っていた
戻。