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2001.10.「食日記」 |
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10月31日(水)
ふと入ったアンティークショップのおじさんに人生相談のようなものを受ける。
彼がこの仕事を始めるに至るまでや、モノゴトは何が大切かなど。
植物に例えたり、漢字にたとえたり、コチコチボーンと古時計の音がする
中で1時間ちかくも話は続いた。
暮らしの手帳社がギャラリーとして開放されているらしいので、
是非そこに行ってみようと六本木5丁目をうろつくが、あいにく閉鎖されており
入れない。どうやら移転してしまったようだ・・・。残念。
夜は豆腐とえのきのタマゴとじを作る。
一番ダシをかなりいい加減にしてしまったために、味に深みがない・・・。
まあ、優しい味でまずくはなかったけれど改良の余地は充分にある。
他にはニッシンワールドデリカテッセンで購入したニュージーランドの牛肉を
使用した冷凍ハンバーグと新米を食す。
なによりかにより新米のおいしさに感動!!
こんなに違うの??
今までそれほどお米に興味がなかったために、新米にも特にそそられなかたっが、
つやっとしていて、粒のひとつひとつが感じられる新米は食感も味も完璧だった。
新米と佃煮とか、もうたまらないな!
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10月30日(火)
西友が¥100市をやっていたため、大好きなストリングチーズを
6本まとめ買いする。どの主婦も目の色変えてスーパー内を徘徊しているため、
少々怖くなって、今日は早めに退散。
かなり遅ればせながらだけれど、映画「テルミン」を観に行く。
映画館で偶然に友達に会い驚く!!
映画は、ドキュメンタリータッチでテルミン博士と独特の音色を奏でる
テルミンについて描かれている。
ホラー映画で多様されるようなミヨ〜ン!!!という奇妙なテルミンの音だけれど、
どことなく哀愁に満ちていて懐かしい感じもする。
劇中ではクラシックが演奏されていたりと、意外にも楽曲の幅がひろく奥深いのだなぁと
感心した。
また、テルミン博士がとってもいい。
演じている訳ではないのだけれど、彼が映るだけでなんだか人間の分厚さを感じる。
語らずして、多くを語りかけられているような錯覚に陥った。
なかなか良い映画だった。
映画後、近くにある「rue favart」へ行く。
このお店は3階建てで、とっても内装に凝っている。
壁一面に描かれた鮮やかな色使いの花や昆虫、壁に掛けられた立体的な絵。
なんとも不思議で素敵な空間のうえにけっこう落ちつける。
キャラメルラテと秋茄子と豆腐の四川風サラダとイカ墨と明太子のチャーハンを頼む。
とにかく、キャラメルラテがおいしいいい!!
ほのかに香るキャラメルに甘過ぎないラテ。おお、体があったまる。
そして、イカ墨と明太子のチャーハンもおいしかった。
真っ黒なイカ墨ごはんにはホタテやエビなどの魚介類と黒オリーブが潜んでいて、
上に明太子がどどんとのっている。それらを混ぜていただくと・・・。
はじける!はじける!口の中でぷちぷちと明太子の食感がたまらない。
なんだかとってもおつまみ色の濃いごはん。
やみつきごはんだ。
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10月29日(月)
晴れているのか曇っているのか、暖かいのか寒いのか
なんだかとっても不思議な天気だ。
犬の散歩に出掛けると、道にざくろが落ちていた!
ぱっくり割れたざくろからは真っ赤な実が顔をだしていて、
なかなか宝石っぽいので家に持ち帰った。
どうも、台風前の天気に似ている・・・。
今日こそはと、メルティーキッスのホワイトを購入。
以前、ダースのホワイトチョコを食べた時あまりにおいしくて感動したので、
今年は特にホワイトチョコに期待をかけていたのだが、そこまでおいしくない・・・。
やはり、メルティーキッスはミルクチョコをぎんぎんに冷やして口の中で溶かして
食べるにかぎる!!
夕飯は、ラクレットチーズにじゃがいもをつけて食べるのと、
ピータンとエンタイブのサラダとフォカッチャだった。
ラクレットチーズは、温めて溶けるところを食べるものらしく
チーズフォンデュと似たようなかんじのもの。
半月型の大きいラクレットを電熱のこぎりで削ぎ落とし、じゃがいもなどと
食べるのがメジャーらしいが、そんなに大きいのは買えないので
小さいものを電熱器の上にのせて徐々に溶かしながら食べた。
味はまあまあ。想像上でのおいしさが膨らみすぎていたために、あまり感動しなかった。
しかし、寒くなるにつれてアッツアッツモノはかかせなくなってくる。
食後は洋梨のタルトを食べた。
「ペパーミントムーン」のもので、あっさり・しっとりの生地がとても
美味しかった。タルトはやっぱり縁の部分のサクッサクがたまらないよな〜。
ウマイ!!!!!
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10月28日(日)
今日のお昼は、カレーライス。
ぱぱお手製のカレーは、業務用のペーストを大量に使いすぎてかなり濃厚・・・。
ナスとマッシュルームが入っているのだが、カレーの濃さにすっかり負けてしまっている。
考えあげた結果、ごはんとルーを均等に混ぜてドライカレー風にすることによって、
ちょうど良い濃さになることが判明。これならイケル。
さて、夜は友人の結婚パーチーへ。なんだかピンとこないなぁ
同い年の子が奥さんだなんてさ!でも、心からおめでとう!
立食パーティーだったので次々と運ばれてくる料理においていかれないように
目を光らせていた。貝とエビのカナッペ、ローストビーフ、鮭と栗のリゾット、
春巻き、などをいただいた。鮭と栗のクリームリゾットが個人的には好きだった。
ちょうどよくゴハンに芯が残っていたし、カリッと揚げられたナスが散らして
あったのもポイント高い。友達から一口もらったポテトもおいしかった。
香草の香りがちょっとして、甘辛くアジアンテイスト。
そしてそして、デザート!果物と生クリームのミルフィーユと抹茶のシュークリーム、
ブラウニーにチーズケーキ。特にミルフィーユ!!!
ああ、久しぶりに食べたけれど、このサックリパイ皮と生クリームのハーモニー
小さく刻まれたイチゴにリンゴ、おいしぃぃぃ。ミルフィーユブーム再びの手応え!
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10月27日(土)
横浜へ、「オイスター」という舞台を観に行く。
イスラエルの振り付け師が振り付けと衣装を担当したもので、
なんとも不思議な世界が広がっていた。黒い衣装に身をつつみ、手がなかったり、
イスが体にへばりついていたり、なんとなくオドロオドロしいような、
でもどことなく愛らしくて、ティム・バートンが描く世界に似ていると思った。
特に、舞台上に映し出されれる影が幻想的で踊っているダンサーの動きと
絶妙に絡みあっていて、ほれぼれした。
せっかく横浜にいるのだからと、中華街へ向かう。
肉まんやエビせんでも歩きながら食べようかと思っていたが、
ふと、どうしても食べたかったものを思い出した!!
そ・れ・は・・・「おかゆ」テレビなどでよくタレントが中国へ行き、
朝、屋台などを周りおかゆを食べては、「おいしぃぃぃぃぃ!やすいーいー!!」
と大感激しているのを見ては、常々食べたいと想い続けていた。
それもゼッタイ本格的なのを。
中華街に入るとさっそくオカユという文字が飛び込んできた店の名前は「謝甜記」。
そこには、美味しさを保証するようにちょっとした行列さえできている!
意を決して列に加わること数分、意外にあっけなく席につくこととなる。
10種類以上はあるオカユメニューからダシがじっくりしみでて
くれることを期待しながら、エビのおかゆを選択。
まずはオカユにのっている薬味に感動。お〜、イメージ通り!!
カリッと一口サイズのパンのようなものに、ネギに香草。
なんともこの見た目が食欲をそそる・・・。
そして、オカユちゃん本体。なんと驚いたことにゴハンが粒の原型を
とどめていないのだ!!おお。そういうものなのか!
さらりんと口の中に入ってくるし、もちろんダシもしっかり。
やはり、このダシぐあいは家庭じゃムリね・・・。おいち!
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10月26日(金)
飯田橋に行ったついでに、神楽坂にある「floor!」に行く。
吉祥寺にも系列のお店があり、行ってみたいなぁと思っていたところ。
お店は、神楽坂から一本道を入った裏のほうにあり、とても分かりにくい。
まわりの住居に溶け込むかのように、見るからに普通の一軒家だけれど、
その雰囲気がなんだか良い。
よいしょっと玄関を靴を脱いであがり、2階へ。まるで友達の家に招かれたような・・・。
うーん。まさにイマドキ和み系だ。でも、お昼ということもありお客さんも
ほとんどいなくし、お日様ぽかぽかとなかなか雰囲気は良かった。
中国茶がいくつかあったために、菊花茶を頼む。デザートに麩饅頭も頼んだ。
見た目がとっても愛らしい菊花茶だけれど、香りは結構臭い。
なんだかクスリのような。漢方のような・・・。ハテナ?なかほり。
でも、味はまあまあだ。笹の葉にくるまれた麩饅頭は、もっちりとしていて
なかなかおいしかった。
夜は、鱒寿司とお味噌汁と鰯の梅煮とゴーヤーチャンプル。
和食オンパレードでかなり満腹。
鰯の梅煮があっさりしていて、おいしかった。
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10月25日(木)
昼頃犬の散歩に出ると向かいの家に2人の若者がキョロキョロと
しながら、勝手に門を開けて入っていくところを目撃。
そういえば、先月も町内掲示板に「泥棒注意!」の貼り紙がされていたっけ・・・。
午後、渋谷のパルコでやっている「VERSUS」展を見に行った。
伊藤桂司と生意気をはじめ、6組12アーティストが参加していてバラエティーに
富んでいて楽しかった。特に福井利佐さんの切り絵の繊細には驚かされた。
夜は、豆乳豆腐と秋野菜のマリネとししゃも。
最近我が家で流行っている豆乳豆腐は、ほのかな甘みがクセになる。
秋野菜のマリネには、細かく刻まれたオイル漬けのドライトマトが
入っていて、それが特においしい。ほんのちょっとだというのに、
トマトのうま味がギューッとつまっている。
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10月24日(水)
ナチョスを食べる。
サルサソースとチーズとサワークリームたっぷり!!
ナチョスにサワークリームはハズせない。
特にサルサソースとの相性は完璧で、両方をたっぷりつけてナチョスを
いただくと、もう止まらない!
その真っ白ぐあいもかなり愛らしい。
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10月23日(火)
素晴らしい天気。文句ない秋晴れ。もう10月も終わりとなると
今日が最後の秋晴れかしらん?とちょっとしんみりする。
さて、お昼は40代の夫婦らしき人が営むカレー屋へ。
キノコと挽き肉のカレーと非常に迷ったけれど、しんなりとナスにカレーが染み込んだ
ぐあいを想像したら、どうしてもナスのほうが勝ったため、ナスと挽き肉のカレーを注文。
ひげをたくわえたオジサンが運んできたナスと挽き肉のカレーセットには
給食風のサラダと半分に切られたミカンも添えられていて、定食気分が盛り上がる。
スプーンでざっくりひとくち目。意外にあっさりでびっくり。
野菜の甘みがじんわり。ついでに水気もちょっぴり・・・。
結構どっしりあったけれど、もたれず食べれたのは野菜のおかげだろう。
さて、夜は久しぶりの友人と共に「くいものや茂兵衛」に。
いっぱい食べまいと決心したというのに、結局暴食・・・。
まぐろとアボカドの玉手箱、タコの唐揚げ、じゃがいもの明太バター焼き、
おこげ、あさりの白ワイン蒸し、ほうれん草とカリカリベーコンのサラダ、
にんにくほくほく焼き。欲望のままに頼み欲望のままに食べた。
特においしかったのが、タコの唐揚げとあさりの白ワイン蒸し。
カラッと揚がったタコにレモンをしゅーっ!!すかさず大根おろしダレをつけて
いただく。キュッキュッとタコちゃんの歯ごたえ。この弾力。ふぅ〜!
たまらない!!!!!そういえば最近密かにタコブームだ。
刺身で食べても焼いても揚げても醜い吸盤とは裏腹に感動を与えてくれる。
そういえば、タコのシーズンっていつなんだろう。最上の状態のタコが食べたい。
あさりの白ワイン蒸しの方は、なんと言ってもにんにくたっぷりが決めて。
味の染み込んだ貝とにんにくのかほり。お皿に残ったスープがこれまたウマイ!
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10月22日(月)
スフレ・フロマージュというチーズケーキのほわんほわんしたモノを
食べたのだが、おいしいのなんの!!!!!!!
なんておいしいんだろうーーー。
チーズケーキは特に好きだけど、「フロマージュ」という名がまた特においしそうな
言いまわしだ。
しっとりふんわりしていて、甘みも口当たりも実にいい。
おいしいよ。おいしいよ。おいしいよー。
夕飯は豆腐のおかか焼きと、お麩の田楽を作った。
他にもオクラとおかかの和え物、蓮の煮物、かぼちゃの煮物と
最強ヘルシーメニュー。
しかし、結構品目が多かったために満足した。
豆腐のおかか焼きとはおかかをまぶした豆腐をこんがり焼いたもので、
ちょっと豆腐のステーキ風。焼きめがとっても香ばしく、しょうがをつけて
食べると、薩摩揚げの脂分をすっかり除いたかんじの味でなかなか美味しい。
狂ったように食べたのは、オクラとおかかの和え物。
至ってシンプルメニューだけど、ネバネバ感とおかかの香りと醤油が
たまらない。オクラとおかかの組み合わせを考えた人をとっても尊敬する。
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10月21日(日)
今日はおばあちゃん達と第一回「ぺろりん会」で
青山の「Chez Pierre シェ・ピエール」へフランス料理を食べに出掛けた。
「ぺろりん会」とはおばあちゃん命名のおいしいものを「ぺろりんっ!」と
食べようという事らしい。
青山墓地の目の前にあるこのお店は、こじんまりとしていて家庭的な
雰囲気のただよう気軽なフランス料理屋だ。
キノウハイッテキタヨ!というオススメのムール貝とコースのランチを頼む。
前菜7種盛りと真鯛のポワレ、そしてデザート。
わたしは魚にしたけれど、メインは鹿肉やほろほろ鶏やラム肉などもあった。
まずはムール貝。白ワインとエシャロット、パセリ類で蒸されているあまり
ゴテゴテと味のついていないものだったが、身がとってもふくふくとしていて
おいしかった。特に貝のエキスがたっぷりつまっているソースが抜群のうま味を
かもしだしている。
そして、前菜7種盛り。うさぎのテリーヌ、豚のサラミ、真鯛のマリネ、
鴨肉、カニとタマゴの和えたもの、鮭とペンネ、きのこのソテー。以上の7種類の
前菜たちが野菜を中心に周りを取り囲むように盛りつけられている。
少量いろいろな種類を味わえる。これぞ究極わたし向きの食べ方だ。
だから、こういう「7種盛り」というフレーズと聞いただけでノックアウトされる。
飽きずに次から次ぎへと食べ進めることができる。
なんて幸せなんだろう!!特にうさぎのテリーヌとカニとタマゴの和え物がおいしかった。
うさぎのテリーヌなんて想像もつかなかったけれど、くさ味なんてまったくなく
結構しっかりと味つけされたものだった。
しばらくしてやってきたメインの真鯛のポワレ。
ぷりっとしていて程良い脂ののりぐあいに、濃厚なクリームソース。
やっぱ、ソースと合うなぁ。と思いつつもこのお皿でやられたのは、
マッシュポテト!!
なんて滑らかな!なんて深みがある!!なんておいしいのでしょう!!!
どうしてこんなにうま味が凝縮されているのだろうかと思うほどに
ついついどんどんと手が出てしまうマッシュポテト。
美味!
最後にデザート。自分の中で現在イチオシのプリンがでてきた。
プリンと木イチゴのアイス。
見た目はなんだか昔ながらのフルーツパーラーとかで出て来そうな
かんじ。それがまたワクワクさせられた。
しかし、プリンは想像していた味とまったく違い、「とろりん」というより
「もっちり」だった。ん?なんでこんなに固いのだろう?
全てが凝縮されきったプリンだった。濃厚だから、紅茶なんかとゆっくり食べたらいいと
思った。
ふう。お腹いっぱい。食欲の秋はこのままどこまで驀進すれば良いのだろう。
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10月20日(土)
引き続き気持ちの良い天気にウキウキ。
浜離宮に行くことにする。アンデルセンにて枝豆サラダと
クリームチーズとトマトとたまごとコショウビーフのサンドイッチを買って
ピクニック気分もたかめた。
銀座の近くにある浜離宮にはいくつかの大きな池があり、それらの水は海水という
日本でもかなりめずらしい庭園らしい。
太陽の光にあたってキラキラしている水面からはパチャンッパッチャンッと
魚が跳ねている。整備されきったフワフワの芝生と松の木という庭園ロケーションの
中に都会のビル群が見え、なんとも非現実的な不思議な気分にさせられる。
古典的な日本庭園から見える都会の風景。このなんともアンバランスな感じが
とっても好きだ。
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10月19日(金)
秋晴れこのうえない今日は、日暮里へ。
問屋街を散策。しかし、結局ほとんど何も買わずに
駄菓子屋問屋街へ。こちらでは大興奮したものの、それぞれが
大量にパックされた状態で売っているために買わない。
問屋街で買ったビーズ細工をしながらおしゃべりをして、
天然酵母のパン屋さん「パリットフワット」へパンを買いに行く。
麦芽ピタパンとバナナクルミパン。とっても素朴ででも素材の味が
ずっしりつまったおいしいパンたちだ。
パン屋さんからふと空を見上げるとそこには、月が!!!
それも今まで見たこともないほどの大きい三日月。
その大きさに圧倒されて、月だとしんじられないほど。
感動してなんども「すごい!」と叫ぶほどだった。
そのまま自転車で東大まで行き、イチョウの葉っぱを取ったり、
校内を散策して、階段をすべりおりたりした。
東大横にあるスターバックスでカプチーノとメキシカンラップサンドを
頼むが、メキシカンラップサンドがとっても不味くてげんなり。
なぜって、ピリッと辛いと書いてあるくせに甘いのなんの!
それもいまいましい果物の甘さだ。そう、パイナップルの仕業だった!
ひんやり冷たすぎるのもおいしくない原因。
そんなわけで落ち込んだけれどコップをいただいてにんまり。
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10月18日(木)
さむいー。さむい!
どんどん冬が近づいてきている。体の芯まで冷えるようになったらまさしく
ホンモノの冬到来だろう。
今夜はまつたけごはんのきのこグラタンと生ハムサラダと湯豆腐。
まつたけご飯の上にゴロゴロときのこを敷き詰め、ホワイトソースとチーズを
かけたグラタン。きのこづくしでとってもおいしい。
でも、目からウロコだったのが湯腐の豆腐。
今日はいつも買うのとは違う東北地方の豆腐。まっしろつやっつやで、
なんともクリィーミー!!とろける!とろける!秘められた甘みなどにも
感動しつつ、冬はやっぱり、湯豆腐だなと再確認。
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10月17日(水)
生卵と白いごはん、しじみの味噌汁、ソーセージにハム、民宿朝食メニューを食べて、
いざ谷へ!
トロッコに乗って、黒部峡谷を巡った。
むずむずするくらい深い谷底。岩肌が見えている山には霧がかかり
仙人が杖をもって出て来そう。
特にエメラルドグリーンをしたダムから木が生えている風景は、
あまりにキレイで持ち帰りたいと思った。
紅葉はまだそんなに始まっていないものの、十二分に楽しめた。
お昼は駅近くの食堂でカレーライスを食べる。
給食カレーの味がした。
どこかへ行こうにも雨と荷物にやる気は失われ、
真っ直ぐ帰ることに・・・。しかし、帰りの新幹線は席がいっぱいで
座れなかった!ほ〜。こんなこともあるのか。
他のサラリーマンのひとたちも座れずに連結部分に座れない組が集まって
しょんぼり帰った。トッポ片手にトーキョーウォーカーを見入っていた
サラリーマン。ちょいとはげてるサラリーマン。
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10月16日(火)
とっても早起きをして、向かった先は富山県黒部峡谷!
新幹線に乗って越後湯沢へ行き、ほくほく線で魚津へ。更に電車で宇奈月温泉駅到着!
駅からビューッと勢いよく湯が吹き上げ、ほくほく煙がのぼってる。
完璧な温泉街には民家などなく、みやげもの屋と民宿とホテルがひろがっている。
お昼は、山菜そばと富山名物、鱒寿司と黒部牛丼を食べた。
そばは苦手だけれど、独特のそばの臭いかんじがなくて案外食べられた。
黒部牛丼は、ソースがたっぷり染み込んで、白ゴマなんぞが降られている
ごはんがとてもおいしかった。もちろん、牛柔らかくて美味。
どんより曇っていて天気が怪しいので、トロッコは明日にしよう!
ということで、ビール工場に行ってまた食べた。フレンチフライと梨。
あまいあまいあまい梨。さすがに違うぞ!
工場から駅にむかう途中の道はしごく田舎で、畑におばあちゃんに、ヘル通に
無人の駅に。なんだかとってもゆったりした時間が流れていた。
ゲーコゲーコとカエルの鳴き声が聞こえると思っていたら、
駅の窓に小さな青ガエルがへばりついている!裏から見たカエルの図は
とてもステキだった。
電車に揺られ温泉街へ戻り、旅館へ。
修学旅行を思い出させる畳とふとんとちゃぶ台と、看板おかみは手作りアクセサリーに
夢中だし、お風呂の時間を知らせる大きな模造紙には、旅館の家の子供が
書いたと思われる子供のピースした絵などが。
うーむ、ガッコウっぽい。
お腹がいっぱいで望んだ夕飯だったけれど、その家庭的なおいしさにびっくり。
化粧塩のほどこされた天然鮎、じゃがいもとイカの煮物、お刺身、
ほうれん草のゴマ和え、鶏から揚げのみぞれ和え、味噌汁、白いごはん。
特に、鮎!香ばしいかおりに、キュッとしまったお肉に、絶妙な塩加減。
おいしぃぃぃぃぃぃ。
じゃがいもとイカの煮物も、ほのかに甘くて染み込むかんじで、とても
おいしい。
おいしい。
おいしい!
満腹のまま温泉につかり、早々に寝る。
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10月15日(月)
サンタンドレというチーズを食べる。
白カビタイプのなかなか食べやすいもの。
先日訪れたワールドデリカテッセンで安くなっているのを見つけ
買ったのだけれど、やーっぱりおいしい!
特にやや溶け始めた状態が絶品。
薄味ながらもチーズのコクがある。
西武の未完成百貨店にちょっと行ってくる。
厳選された少々高価な食材を多く扱っているせいか、
ほとんど人がいなくてしんみりしている。
レストランの従業員さんたちも暇そうだし・・・。大丈夫なのか?と
ちょっと心配になってしまう。
まあでも個人的には、ルノートル(パン屋)ができて嬉しい。
早速ゴルゴンゾーラのチーズ入りパンとアーモンドと砂糖のパリパリパンを買って帰る。
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10月14日(日)
おいしいうどんが送られてきた。
だから、夜はうどん。
しいたけとネギを入れたおつゆにうどん投入!
コシコシうどんは、さすがに手打ちの貫禄。
だがしかし、なんだか食べ過ぎた。
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10月13日(土)
麻布にあるニッシンワールドデリカテッセンに行く。
と、その前に腹ごしらえ。北京料理の「新北海園」へ。
海老餃子、ニラ餅饅頭、春巻き、大根餅、しょうろんぽう、イカのガーリック和え、
五目餃子、チャーハン、ココナッツミルクタピオカを食べる。
とにかくどれをとっても、ちょうどよくおいしい!
この「ちょうどよい」がいかに難しく大切なのか思い知らされた。
例えば大根餅。ほのかにもっちり。油っこすぎず、ほわんと感じる海老の風味。
大根餅自体にうま味がぎゅっと封じ込められている!おいしぃぃぃ。
思わずうま味をかみしめた。
豚肉が包まれたしょうろんぽうには、生姜が刻まれたお酢がついてくる。
このお酢おかげで、さっぱりあっさりと頂ける。
チャーハンも、濃すぎず薄すぎず、まさにちょうどいい味!
うま味が風味がコクがー。全部凝縮だ!
チャーハンはまず普通に食べて存分チャーハン自体の味を味わう。
それからお酢バージョンも必ず食べるのだ。サーッとチャーハン
全体に酢をまわし、ところどころ酸っぱいあのかんじ。う〜む!たまらない。
あああああ、デザートもおいしかったぁ。染み込んだ!
甘すぎず、薄すぎず、これまたちょうどいい甘み。ココナッツミルクだけ
飲みつづけても、ちっとも飽きることなんてない。
さて、お腹もいっぱいになりいざニッシンワールドデリカテッセンへ。
このお店、普通のスーパーでは取り扱っていないようなお肉が豊富にあるうえ、
大量にパックされた野菜や他種類のチーズ、水1ダースなど、いかにも外人うけするお店。
注目のハーブやタイ料理、メキシコ料理などの食材も数多い。
うさぎや鹿やほろほろ鶏やカエル、の肉がある中、カンガルーの肉と鴨の骨付き肉を購入。
冷凍のニュージャージービーフのハンバーグも買った。
狂牛病が危ぶまれる今、オーストラリアは大注目の国かもしれない!
そして、この店で売られているお肉たちは大量に買えば買うほどお得なかんじ。
育ちざかりの男の子のいる家なんざ、もってこいだと思う。
これからは、しばしば来よう。
家に帰る途中、NAOKIにてゆうたんのおやつ(プリン)とハニームースを買う。
とにかく、ここのプリンがおいしいのなんの!
このおいしさはまた次回書こう。
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10月12日(金)
魚のホイル焼きを食べる。
白身魚にしいたけやしめじを散らし、醤油などで味つけたものを
ホイルで包んでチンッ!レモンをちょっとかけて食べる。
夕方ニュースで新たに狂牛病の疑いのあるウシが発見されたとのこと。
結局違ったから良かったけれど、おちおちしてられない。
ウシに変わる肉をそろそろ本格的に捜さなくては。
もしくは、オージービーフ。これならいけるだろうか!?
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10月11日(木)
kapa cafeでシーザーサラダを食べた。
薄くスライスされたフランスパンが4つ、ボイルされたタマゴ、
粉チーズ。ややすっぱめのドレッシングだったが、あっさりと食べれておいしかった。
そして、嬉しい出来事が!
家に帰ると沢山のオーバカナルのパン達が!
ハムとたまねぎのキッシュ、ベーコンとほうれん草のパイ、クリームチーズと
ハムのクロワッサン、チェリーペストリー、ピザ。
パンを見た途端、頭の中のどこかのネジがとれてしまたようだ。
狂ったように片っ端からパンをむしゃむしゃ、本能のおもむくままに
かじりついた。「ひとくち、ひとくち」なんていいながら、結局
ほぼ全部食べてしまった。
中でも特においしかったのが、クリームチーズとハムのクロワッサン。
たいてい、クロワッサンとハムとくると粒マスタードやチェダーチーズだが、
意外にこの真っ白いクリームチーズってないものだ。
パンを割って真っ白なチーズがひょっこり見えた時、かなりの興奮をおぼえた。
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10月10日(水)
昨日の晩の残りのカレーを昼に食べる。
ラム肉入りのカレー。我が家のカレーはなんだかシチューっぽい。
私が夢見る王道のカレー。それは、小学校の給食で出た、ルーがとっても
どろりとしているモノ。時間がたつとルーには膜がはってしまうが、
それをスプーンで持ち上げるのも快感だった。
甘すぎず、辛すぎず、にんじん、じゃがいも、お肉、たまねぎの
ごくごくシンプルなカレー。
是非もう一度食べたいものだ。
で、今日のラムカレーはあまりにサラサラしているので、上に生卵を
割ってみた。たまごのまろやかさがたまらないカレーとなり、
この選択は大正解!
しかし、更に上手が・・・。
夜、母が更にこのカレープラス生卵を応用して、チーズまでプラスして
弟に食べさせていた。そのチーズの引きようと言ったら!!!
見ているだけで、ワナワナするくらにおいしそうな光景。
いくら分けてと頼んでも分けてくれない弟。たまらず、部屋を出た。
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10月9日(火)
なんだか、眠い一日だ。
昼は、カレーを食べようと近所のカレー屋さんに向かう。
しかし!なんと改装中で入れない。
カレー気分でいっぱいのお腹と頭をなんとか切り替えて、
側にあるバワリーキッチンに変更。
グリルチキンのゴルゾンゾーラソースと5種のきのこのピラフを食べる。
とにかっく、グリルチキンのゴルゴンゾーラがおいしい!
久しぶりに食べたけれど、このゴルゴンゾーラの味といったら!
深くコクがあり、なんとも濃厚。それが鶏にとっても合っている。
とっても満足だけど、ゼッタイ近いうちにカレーリベンジをするぞ。
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10月8日(月)
早起きをして、パンを作りに行く。
体験入学と称して、無料でライ麦クルミパンを作った。
ローストしたクルミをごろごろとパンの中に入れ、
こねたり、のばしたり、丸めたり。
一次発酵と二次発酵を経て、サトウショーゾーと名前をつけた
ライ麦クルミパンは、男らしくしっかりとモッチリとしたやつに成長した。
焼き立てのパンのおいしさと言ったら、まったく期待を裏切らない出来だった。
アッツアツのパンを、焼きいもを割るみたいに丁寧に割ると、中から
ごろんとクルミが。そのまわりにはライ麦のぷつぷつが混ざった白いパン。
焼き立てだから、もっちりとコシのある感じ。そしてパンの微妙な
塩加減まで味わえてしまう!もちろん、香りもなんとも言えない香ばしさ。
作るパンと買うパンとでは、格段に愛情度合いが違う。
ちょっとこれからパン作りにでも燃えてみよう〜。
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10月7日(日)
カリカリチキンとほうれん草、エンタイブとクレソンのゴルゴンゾーラソース掛けサラダ、
きのこのパスタを食べる。
昨日よりもゴルゴンゾーラソースがよりクリーミーにおいしく出来て、満足。
食後は駒沢公園に行き、友達の犬と遊ぶ。
あこがれの「膝にぴょんと飛び乗る」
などができ、ホクホクした。
夜はまたまた栗ご飯。そしてしじみの味噌汁と、とろり豆腐、刺身
栗の甘みと餅米のもっちり感にやられた。
最近お気に入りなのが、とろり豆腐。ピーコックに売っているのだけれど、
本当にとろり!
豆腐を口に入れると、滑らかにとろり〜んと広がる。
かつお節を振ったり、みょうがを掛けたり、なかなか豆腐には飽きない。
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10月6日(土)
自由が丘の「古桑庵」へ行った。
ここは、昔ながらの日本家屋を利用したカフェ兼ギャラリー
メニューはとてもシンプルで、抹茶オレやカプチーノ、バナナミルク、
などのドリンク数種類と、甘味で構成されている。
靴を脱いで座敷にあがると、大きなガラス張りの戸からお庭が良く見える。
ひとつひとつのテーブルには、和紙が貼られたティッシュボックス。
こじんまりとしていて、とっても落ちつく。
抹茶オレを注文すると、小さなトレイに
カップとちょっとしたお菓子が乗って運ばれてきた。
甘すぎず苦すぎず、抹茶の色味と香りがとってもおいしいオレ。
ついつい、お茶でも習っているかのようにしずしずと飲みたくなってしまう。
目からウロコだったのは、お菓子。カステラが薄〜く切られたような
断面は、白い部分と餡と茶色の部分の三層に別れてる。
ふんわり柔らかいのかと思って口に運ぶと、ややっ!なんだ!この
もっちり感。ふんわりの中にうまい具合にコシがあるかんじで、
とにかくその食感が素晴らしい。共にその上品な甘さ!
ほんの数センチ×数センチの世界だというのに、白い部分と茶色い部分の味の
違いがしっかりとある。改めて、和菓子の奥深さに感服。
夕飯は、タコのバター炒めの大葉添えとエンタイブサラダのゴルゴンゾーラーチーズソース。
タコは水気を良くきって小麦粉をつけなかったために、少々べしゃりとなってしまう。
でも、しその葉とバターと醤油で炒められた香ばしいタコとは
とっても合っていた。また作ろう。
ちょっと苦めのエンタイブとクレソンとマッシュルームをベースにしたサラダに、
濃厚なゴルゴンゾーラチーズのソースは非常に合う。
上にくるみを降ったのでこちらの食感も心地よい。
やはり、サラダの上にはクルトンやクルミやカリカリジャコなど、
ホリホリカリカリと歯ごたえの良いトッピングを掛けると、
おいしさが数段違う。
来るぞ。トッピングブーム。
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10月5日(金)
どんより冴えない天気。でも、暑すぎず寒すぎずで
犬の散歩には最適だった。
事件は夜起きた。
昨日作った栗ご飯。昼を食べ過ぎたために明日食べようと
ほとんど口をつけずに残しておいた。
モツ煮込みとひじきを用意して、栗ご飯を盛りつけチンッ!と
レンジで温めて・・・。
さあ、食べよう!と栗ご飯をお箸で持ち上げた瞬間。
ねばぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
どう考えても糸を引いているではないの!まさか?と思って
もう一度ご飯を掬う。しかし何度やっても結果は同じ。
納豆ばりのかなりの粘りけと糸引き具合・・・。
なんてことだろう!
悔しかったのは母も同様。「大丈夫。腐っているけどお腹壊さない程度よ。」
などと意味不明な言葉をなげかけ食べようとした。
でも、やっぱりあまりにどの部分も大量の糸を引いているので結局諦めた。
教訓。「秋といえども腐敗はするの。こまめに冷蔵、これ常識!」
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10月4日(木)
今日は、祖母と共に青山にある「梅の花」に豆腐料理を食べに行った。
文字どおり、コース全てが豆腐もの!
昼どき・豆腐料理ということもあり、店内はおばちゃんの宝庫!
いったいどこからこんなにおばちゃんが?
思い思いのおしゃれをして、それぞれ自分の話に大熱中。不思議な活気がむんむんだ。
さて、注目の豆腐料理・・・。
まずはピーナッツ豆腐、丁字麩と胡瓜の土佐酢和え、続いて
豆腐しゅうまい、湯豆腐、ぎんなん、いくらと大根おろしの和え物、くるみの鰹節和え、
鮪と長芋の湯葉巻き、生麩田楽、蓮根饅頭の菊花蒸し、湯葉揚げ、生湯葉とエリンギの吸物、
うす揚げ旨煮おこわ。そしてデザートは豆乳アイス芋羊羹添えとマンゴーソースのタルト。
たかが豆腐されど豆腐、そうは言ってもこれだけ豆腐があつまるとかなりの満足感だ。
これだけあるメニューの中でも特に私の心を捕らえた3品は、
生麩田楽と蓮根饅頭菊花蒸しと湯葉揚げだ。(もちろんデザートは別カウント)
特に生麩。柚みそが塗られてこんがりと焼かれているお麩をひとくちかじると、
まずそのもっちり感にやられる。続いてふわ〜んと口いっぱいに広がる柚のかほり!
これがもう、なんとも懐かしいような清いものに自分がなってしまうかのような至福感。
やっぱり、柚っていいわ〜。と思いつつ、もうひとつの草色をしたお麩をぱくり。
今度は、よもぎの香りがぷわ〜ん。味噌のほど良い甘さとよもぎの渋いかんじが、これまた
たまりません。食感、香り、共に大満足。
蓮根饅頭菊花蒸しも一筆しとかねば。だってこれはゼッタイに家では作れないだろうから。
黄色が鮮やかな菊の花が散りばめられた「おつゆ」中に、
蓮根が丹念にすりつぶされ蒸されたものがたたずんでいる。
注目すべきはその食感!蓮=しゃきしゃきと思っていたら大間違い!
これまた、もっちりなのだ!それもただのもっちりじゃぁない。
もっちりの中に微かに蓮特有のしゃっきり感が潜んでいる。
品のある優しいおつゆと、もっちりしゃっきり饅頭を同時に口に入れると、
「おいしゅうございますわね〜」などと言いたくなってしまう。
豆腐料理と言ったら、上質の湯葉や湯豆腐を食べるのが今までの楽しみだったけれど、
お麩や揚げや豆腐を利用した饅頭やシュウマイは、かなり新たな発見だった。
そうそう、デザート。今話題の豆乳デザートは、牛乳を元に作られたアイスよりも
あっさりと頂けた。特にきなこと黒蜜がかかっているということもあって、わらび餅気分だった。
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10月3日(水)
天気がいいので原美術館へ行く。
ちょっぴりお屋敷風の建物の窓から射し込む光や
中高時代の校舎を思いおこさせる大きな扉や、なだらかなカーブを描く
階段はとても雰囲気が良い。
併設されているカフェダールでランチを食べた。
ハーブとホタテのリゾットとフランボワーズドレッシングのサラダ。
リゾット、期待していたほどおいしくなくて残念だった。
ハーブの香りは良いのだけれど、味にイマイチ深みがない。
でも、青々とした芝生を眺めながらのご飯は解放感いっぱいで気持ちがいい。
帰りに品川の駅でサーターアンダギーを3コ買って帰る。
ゴマとミルクと黒糖。家に帰って食べた結果、
1位 黒糖、2位 ミルク、3位 ゴマ
となった。ああ、でも揚げたてホリホリホックホックが一番に決まってる!
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10月2日(火)
今日はいつになく行動的に過ごす事に決めた。
まずは、近所のスーパーに買い物。続いて病院、そして
公営プールでひと泳ぎ。お昼はツナとタマゴのサンドイッチを
食べて、ケーキ屋でチーズケーキとシュークリームを
買って帰る。家についたら即シャワーを浴びて、カフェニコへ。
公園に面したそのカフェで友に会い、秋の金木犀の風を感じる。
再び家に戻ると、明日の夕食予定のモツ煮込み制作。
犬に餌をやりながら満月鑑賞。続いて「ロシュフォールの恋人」も鑑賞。
芸術の秋、食欲の秋、秋晴れ、中秋の名月、秋。秋。秋を満喫。
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10月1日(月)
1日、月曜、中秋の名月。
なんともラッキーデイっぽい!
だかしかし、雨じゃーじゃー。
しかたないので、家でストレッチ運動に励む。
かちんこちんに固い私も特訓の成果か、
二つ折れになって爪先をつまむことができるようになってきた。
夜は、鶏レバーとほうれん草のサラダとピータンとアボカドの和え物を作る。
近ごろはだいぶレバーを食べれるようになってきた。
赤ワインとマスタードでつくったソースをかけていただくと、
酸味がレバーのくさ味を消してくれてなかなか食べやすい。
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