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テキスト ボックス: 老鶯の声のしきりに森の朝
             鈴木國枝

蓮山は雲をかづきぬ桃に花
             鈴木久子

花桐を仰げば空に青きかな
             清 和江

はつなつや絹のやうなる嬰の寝息
             関和しづ 

軒低き漁師の町の夏つばめ
             野孝子
萌草集 8月号