---FireWall---

!ipfwのルール!
ipfwの書式は
ipfw add [<number>] <action> [log [<logamount>]] <proto> from <src> to <dst> [via <name>|<ipno>] [<options>]
と書きます。[ ]は省略可能です。

[<number>]:ルール番号
 1〜65534までが使用可能です。省略した場合には設定されている最も大きい数に+100されたものが自動的に割り当てられます。矛盾している設定を行った場合は番号の小さい方が優先されます。

<action>:アクション
 IPfirewallが起こす行動を記述、行動は↓です。
<action> 意味
allow  条件に合うパケットを許可する。他に、passpermitacceptと記述しても良い。
deny  条件に合うパケットを捨てる。dropと記述しても良い。
unreach code  条件に合うパケットを捨て、ICMPのunreachableメッセージを送り返す。
reset  条件に合うパケットを捨て、TCP reset(RST)を送り返す。TCPパケットにのみ有効。


[log [<logamount>]]:log数
 出力するlogの数を指定します。指定された以上のlogは出力されません。

<proto>:プロトコル
 プロトコルを記述します。指定できるものは↓です。
<proto> 意味
ip  全てのパケットのこと。allと記述しても良い。
tcp  TCPパケット
udp  UDPパケット
icmp  ICMPパケット


<src><dst>:IPアドレスとport番号
 <src>は始点のIPaddress/netmask portで<dst>は終点のIPaddress/netmask portです。また、全てを指す場合は、anyとします。

<name>:NICの名前
 NIC名を記述します。

<ipno>:IPaddress
 ***.***.***.***の形式でNICのIPaddressを記述します。

[<options>]:オプション
 オプションを記述します。利用できるものは↓です。
[<options>] 意味
frag  フラグメント化したパケット
in  入ってくるパケット
out  出ていくパケット
established  ACKビット、またはRSTビットがセットされているパケット。
setup  最初の接続を要求するパケット