1997年6月22日〜25日                                                                             

【キハダマグロ 52.5s 158p】

 今日も昨日と同じ、6号パヤオへ向かう、前日に40.5sを釣り上げているので今日は気分的に楽な気持ちで釣りが出来そうだ。

 ポイントに着きコマセのキビナゴを撒き、同時に仕掛けを流し、仕掛けが馴染むと直ぐに仲間にヒットするが仕掛けが細いので、ヒットしてはバラシの連続・・今日もキハダの群は大物揃いのようだ、私にも10:30頃当たりが有り、1時間30分位やり取りし、あと一息の所で道糸が切れてバラシ・・・船頭さんが、道糸のザラザラしているのを見て、道糸に引っ掛った、ゴミ(海藻・・等)にカマスバラクーダが・・食い付いたとの事です。キハダ釣りでは良く有る事だそうです。

 ガックリしたが、新しい仕掛けを作り又、仕掛けを流していると、PM1:00頃に当たりが有り、これも又、バラシたキハダと同じ強烈な引き、キハダが水面近くまで浮いて来るまでに2時間30分位掛かり、又、これからが大変で船の前をグルグル回りとても取り込める状態では無い。

 1時間位してやっと弱りかけてきたので、船頭さんがハリスを掴み「もり」(ギヤフでは手に負えない)を打ち込み、ロープでやり取り中にモリの打ち所が悪かったのか、モリが外れ再び道糸を50m位出され、再びモリを打ち船中に引きずり込むまでにヒットしてから4時間10分掛かりもうクタクタ、腰がヘロヘロ状態・・・

 船頭さんが仲間に携帯電話で話したらしく、兼城港にPM7:00頃付くと、他の船頭さん達が噂を聞いて港に集まっていた。

 船を降りると「おめでとう」缶ビールをご馳走してくれた。

この時のビールの味は忘れません。

  今回、行く前に船頭さんに電話して状況を確認したところ、キハダの群はまだ20s前後との事でしたので、柔らかめの竿をそれように新調し出掛けました。

竿が柔らかいので、キハダに主導権を完全に取られてのファイトでした。
 
又、キハダのパワーは40sと50sでは倍位の違いが有るのでは・・・とにかく凄かった。

翌年、同じ釣り仲間にキハダ釣りを誘ったら大きすぎるからヤダと断られました。