今回の釣りはネットで調べ昨年から真生丸と連絡を取り計画した。
海の安定している。梅雨の明けるこの時期をと思い釣り仲間の鈴木さんと二人で、6月19日〜6月22日(3泊4日)で出掛け、20・21日で釣りを予定した。
カンパチの大物が釣りたくて真生丸の釣りコースから「熱中コース」を選んだ。
羽田発JAL 917便は定刻の15時に那覇空港に着き、上地さん(女性)に迎えに来ていただき、民宿に向かった。
途中、別のグループが三泊四日で、この熱中コース出掛け丁度ど船長が、港に居ると言う事で都屋漁港に寄って見た。
船のカメにはカンパチの30kg以上有りそうな大物が一匹と既にアイスボックスにはモロコの25kgが入っているとの事、この大物を見て明日からの釣りが楽しみだ。
船長と打ち合わせを済ませ、明日は波も穏やかで出掛けられるとの事なので港に5時30分に約束し船での二日間分のビール・飲料水・果物・食料を調達して上地さんに今回、お世話になる民宿(ゲストハウス桜)に連れて行っていただき釣りの仕度を済ませ、居酒屋に直行・後は一杯飲んで大漁の夢を見て寝る事にした。
5時30分の約束なので、港に行くと既に、真生丸はスタンバイしていた。
船にビール・飲料水・果物・食料を積み込み、6時出航した。
ポイントまでは4時間程走るとの事。
途中、波も多少有ったが比較的穏やかで、予定通りポイントには10時に着いた。回りを見ても島影も他の釣船も見えない・・粟国島に近い沖との事。
カンパチの釣れる時間帯は午後3〜7時なので、まずは、「泳がせ釣り」に使うムロアジを魚短で追い掛け仕掛けを下ろすが思うように釣れ無いので・カッオも餌になるのでトローリングで狙うが思う様に釣れ無い。
時間は4時を過ぎムロアジがイケスに2〜3尾しか入っていないが、カンパチも気になるのでムロアジの活餌で狙うがアタリが全く無い。
このポイントは水深160m位だが周りは800〜1000mと深く、山の様な根の頂上の限られたポイントの様だ。
ムロアジの餌も直ぐに無くなり、また魚短を見てアジの群れを探しては釣るが思う様に釣れない。今日はムロアジの様子が変だ・・・
明日の朝、使う事を考えると20尾以上釣りたいが、まだ5尾しか釣れていない。時間は6時を過ている。あと一時間が勝負なので餌が足りないがポイントを移動してカンパチを狙う事にした。
活きムロアジで水深は160m底まで落とし1m(ハリス60号/1m)程上げてロッドキーパーにセットした。
直ぐに竿先に反応が有る。船長曰くそばにカンパチがいてムロアジが逃げ回っているのだと言う絶対釣れるからと言われ、神経を集中して様子を見ていると間も無くアタリが出始めてきた。
アタリは一機こないで、ナメルる様なアタリ辛抱して絞り込むまで我慢・我慢そこで竿先が完全に絞り込まれた時、電動リールのスイッチONガンガン竿先を絞り込んだのでかなりの大物と期待したが水面に姿を見せたのは写真のカンパチ先ずは幸先の良い一尾。
鈴木君もアタリが有ったが食い込みが悪くバラシた様だ。
気を良くして2投目、時計は7時と後が無い。暫くしてアタリが出るが食い込みが悪いが・・前に釣ったカンパチと同じ様に完全に竿先を絞り込んだので、スイッチONしたが、巻くと言うよりリールがスリップして糸が出行く、今までに経験した事のない魚のパワーに圧倒される。
船長を呼びヘルプ・このポイントは根(穴)が無いので穴に入る事はない。
暫くヤリトリをしたが魚が動かなくなり、岩にヘバリ付いた様なので船を反対側に移動して対応するが、糸はジワジワ出て巻き取れない。
魚の締込みでロッドキーパーが壊れるボキッと言うイヤーナ音、船長と二人で竿とロットキーパを押さえ絶えたがハリス切れでバラシ・ハリスを見ると根ズレでザラザラしている逃がした魚は超大物!!
疲れがドット出て今日の釣りは終わり。
鈴木君もその後アタリが有ったが釣る事が出来なかった。
暗闇の中で一杯飲み明日の朝に期待して、ボンボンベットで横になるが夜中に風が吹き出し波も高くなり寝ていても背中がドカン・ドカンと落ち着かない。
夜中の3時に船長が起きてきて、波と風の様子を見て4時30分に釣りを断念する事にした。
帰りは波も有り5時間30分掛かり港に着・今回の釣りは終わった。
早朝の釣りが出来なくて残念。
船長曰くあのバラシた魚はカンナギの80kgクラス・あの根には化け物の様なモンスターが居ると言う。ポイントが分かっているので船長が後日、釣ると言う。
船長・・モンスターを釣り、
私の釣り鈎が付いていたら教えて頂戴。
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