クリスマス・イブに
クリスマス・イブの日に
amiは昇って行った
寒い冬の夜、
お空にお星様が輝いて
お星様に向かって昇って行った
キラキラと輝く毛をなびかせて
ニコニコとした笑顔のまま
ブンブンとしっぽを振りながら
いつものあの嬉しそうな足取りで
amiが上っていく
キーンとした冷たい空気の中
amiの姿を探した
白い息の向こうに
嬉しそうに神様のもとに走っていくamiが
私には見えた
君はとてもいい子だったから
きっと神様が天使にしてくださるね
君はとても愛されて子だから
迷子にならずに昇っていけるね
君の笑顔はいつまでも私の宝物だよ
君の温もりはいつまでも暖かいよ
君がくれた幸せはこれからも続くよ
君がくれた笑いは、これからも忘れない
いつまでもamiの姿を追った
冷たい空気の中
頬に伝わるものが流れた
足元にいた子犬が
その頬を舐めてくれた
思わず抱きしめて
また空を見上げた
笑顔になるね
君が残してくれた笑顔に負けないように
amiが残してくれたすべてのものに感謝して
ami・・・・メリー・クリスマス
2002・12.24
アミの49日によせて