10月6日 Oct. 06
02:30 ウイーン出港 デュルンシュタインへ。
08:00 デュルンシュタイン入港 街を散策
10:30 デュルンシュタイン出港 メルクへ。
13:00 メルク入港 メルク修道院観光ツアーへ。
15:45 メルク出港 パッサウへ。
Vienna-Durunstein-Melk-Passau
ウイーンを遡上してまもなくのクレムス(深夜の航行で見れなかったが)からメルクまでのヴァッハウ渓谷は世界遺産に2000年に登録されました。ドイツを源とし、オーストリアを経て黒海へ注ぐ全長2860kmの大河ドナウの中で、この一帯は「銀色に輝く帯」と称えられてドナウ遊覧のハイライトとなっている。
また、ワインの知識が乏しくて知らなかったが傾斜の急な原生岩の段段畑の葡萄は主にグリューナー・フェルトリーナーとリースリングの白ワインを作り出すそうです。
その渓谷のなかほどに位置するデュルンシュタインは、ドナウ川流域で最も美しい村だそうです。岸辺に18世紀初めに建てられたバロック様式の青い聖堂参事会員修道院(と訳すそうだが)が目印になっています。
村には17世紀の館を改装した有名な五つ星のシュロスホテルもあります(写真の左端に半分見えてる建物)
また、村の傍の小高い丘の頂上にクエンリンガー城跡があります。イギリスのリチャード獅子心王が1192年第三次十字軍遠征からの帰途、戦いの最中の先陣争いで恨みを持っていたオーストリアのレオポルド五世に捕らえられ幽閉されていた城です。獅子心王の部下の吟遊詩人ブロンデルが王が良く知っている歌を吟じながら探して回っていたところ、王の歌が返ってきたので王を見出し助け出したとの物語が残ってますが、実際は身代金を支払って釈放されたそうです。
The small town of Durnstein is set among terraced vineyards, and is one of the most beautiful little towns along the Danube. It is landmarked by the Baroque Stiftskirche, which dates from the early 1700s.
On a top of a hill by the town, the ruined cstle (Kuenringerburg) is situated where Leopold V held Richard the Lion-Hearted of England after he was captured in 1192 on the way home from the Crusades. He was found in 1193 by his minstrel, Blondel, who had gone around singing a song familiar to the King, waiting for his master to complete a verse.吟遊詩人ブロンデルの名を冠したレストラン
Minstrel Blondel's restaurant
デュルンシュタインDurnstein
メルクMelk
10世紀、バーベンベルク家のレオポルト1世が建立したベネディクト派修道院で18世紀に大改装された。岩山から周囲を睥睨する様は圧巻。
修道院内の付属教会は目もくらむばかりのバロック装飾に彩られている。マリー・アントワネットもここに泊まったことがある。
Melk Abbey - World Heritage
内部と天井のフレスコ画