瞑想


時折、私は虚しさの中へ
足を引きずりこまれる
何かはわからないが
目の前の現実から
逃げ出したくなる

そんな時、私はこの静かな
片田舎の真ん中にすわり
そっと目を閉じる
無数の不安という名の光が
夜空にかかる天の河のごとく流れ
やがて消えていき
再び希望に胸高鳴る